iOS 11 VoiceOver ジェスチャー解説 前半(まえがきからチャプター22まで)

見えなくても使えるiPhone -- VoiceOverでの操作解説(iOS 11編) 前半

後半部分は、
iOS 11 VoiceOver ジェスチャー解説 後半(チャプター23からあとがきまで): Voice Of i -- 見えなくても使えるiPhone(資料集)
http://voicei-gestures.seesaa.net/article/462041427.html?1538816766
を閲覧してください。


執筆者:
品川 博之
Email:
voice-of-i@outlook.jp
Twitter:
@voice_of_i https://twitter.com/voice_of_i

製作完了日
2018年10月1日



項目の先頭にはそれぞれ以下の記号を付記しています。
文字検索などを利用しながら閲覧ください。

■■ 大見出し
■ 小見出し
● ジェスチャー

目次の始まりには「はじまり」を、目次の終わりには「おわり」と記しています。
目次を読むのが面倒な人は、「目次 おわり」にジャンプして読み進めてください。







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■■まえがき


ここではiPhone 7を用いてVoiceOver(ボイスオーバー)をオンにした状態での操作説明をします。使用しているiOSのバージョンは11.4.1で、2018年9月現在で最新となります。

他のiOSデバイスであるiPadやiPod touchでもほとんど同じ操作で使用できます。製品の種類やモデルの違いによって仕様が異なるので、ここに挙げた操作や機能が利用できない場合もあります。

また、あくまでもVoiceOverのジェスチャーの使い方や利用シーンをテーマに説明していますので、iPhoneの設定方法や機能についてはユーザーガイドなどを参照してください。

iPhone ユーザガイド(HTML版)
http://help.apple.com/iphone/11/

iPad ユーザガイド
http://help.apple.com/ipad/11/

アップル - サポート - マニュアル
https://support.apple.com/ja_JP/manuals/iphone


この説明書のテキストデータはダウンロードできるようになっています。

情報機器関連資料 - 日本ライトハウス情報文化センター
http://www.lighthouse.or.jp/iccb/publications/index_publications/jyohokiki/


また、ブログでも公開しています。
Voice Of i -- 見えなくても使えるiPhone(資料集)
http://voicei-gestures.seesaa.net/

VoiceOverで操作できるアプリや関連情報についてもブログで発信しています。
Voice of i -- 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/



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■■この説明書を気に入って下さった方へ


この説明書は視覚障害を持つ筆者がまとめたものですが、VoiceOver環境のiPhoneを使い始めた当時、具体的で頭に入りやすいマニュアルを見つけることができなかったので、自分の備忘録のためにも書き上げたものです。

簡潔にまとめたかったのですが、気が付くと自分でも読むのがたいへんな文字数になってしまいました。
どうぞ文字検索や見出しジャンプをして、効率よく読んでいってください。
チャプター1からチャプター10までの内容を読み終えれば、とりあえずの操作はできるようになると思います。


この説明書が視覚障害ユーザーはもちろんのこと、VoiceOverを使ってみたいという人たちにとって参考になればうれしく思います。

家族や友人に視覚障害を持つ人がいて、もしその人がiPhoneやiPadなんて使えないものだと思い込んでいたら、こんな方法で使えるみたいだよと、ぜひお伝えしてみてください。

また、携帯電話ショップや量販店の販売員の方にはVoiceOverについての問い合わせがあった時に対応できるよう役立てていただけると幸いです。


ところで、筆者は視覚障害者や読書み困難のある人向けのインターネット図書館サービスである『サピエ』を応援しています。
朗読図書や点字図書の製作、それら書籍の貸し出しが行われています。
その運営費は寄付金や関連団体からの資金でまかなわれています。
しかし、必死のパッチで運営されている状況のようです。

この説明書が役に立ったと感じて下さって、もし貴方が経済的に余裕があれば、応援していただけるとありがたいです。

サピエとは
https://www.sapie.or.jp/sapie.shtml



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■■iPhoneで何ができるのか


まずiPhone 7をVoiceOverで操作すると具体的にどんなことができるのか、簡単に列挙してみます。


  • 1. 音声ガイドにおいて
    ・読み上げ速度の調整
    ・読み上げ言語の切り替え
    ・操作のヒントを読み上げ
    ・効果音で操作をアシスト
    ・文字や単語単位での読み上げ
    ・文字の説明読み、フォネティック読み
    ・単語の読み方の登録


  • 2. 電話において
    ・電話の発信は番号入力、あるいは連絡先からの選択
    ・着信時には相手の電話番号、もしくは連絡先に登録している名前を読み上げ
    ・発着信履歴の確認
    (SkypeやLINE通話の発着信履歴を含む)


  • 3. メールにおいて
    ・携帯電話会社のメールだけでなくパソコンで使用しているアカウントも利用可能
    ・返信、転送、削除の操作。
    ・本文の全文読み、途中からの連続読み
    ・リンク先のURLをウェブブラウザで閲覧
    ・本文内の電話番号に発信
    ・本文内の文字検索


  • 4. ウェブ閲覧において
    ・リンクや見出し単位での移動
    ・PC用のサイトも閲覧可能
    ・パソコンで利用しているブックマークを使用可能
    ・ページ内検索


  • 5. カメラにおいて
    ・写真とビデオの撮影
    ・顔認識により人数や顔の位置の読み上げ
    ・撮影した写真の画像認識・人物の顔認識


  • 6. コンパス・マップにおいて
    ・東西南北を360度の数値付きで読み上げ
    ・現在地情報の確認
    ・徒歩ナビやカーナビの実行


  • 7. 音楽再生において
    ・パソコンから転送した音楽の再生
    ・アーティスト、アルバム、ジャンル別に再生可能
    ・ギャップレス再生(曲間を開けずに再生可能)


  • 8. 時計において
    ・アラーム、タイマー、ストップウォッチの利用
    ・世界時計


  • 9. アプリの管理
    ・App Storeから好きなアプリをダウンロードして追加
    ・削除
    ・画面の好きな場所に配置変更


  • 10. bluetoothキーボードによる操作
    ・文字入力の他に、VoiceOverのジェスチャー操作を実行


  • 11. 点字ディスプレイとの連携
    ・音声読み上げの情報を点字ディスプレイに出力
    (日本語では満足いくレベルで使用できません)




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■■チャプター1 ジェスチャーについて


指で操作する方法をジェスチャーと呼びます。VoiceOverでは1本から4本の指を利用し、画面に触れたり、たたいたり、滑らせたりして目的の操作を実行します。コツとしては爪の先を使うのではなく指先の皮膚や指の腹を当てるようにすること。また、複数の指を使う時は指と指の間に少し隙間を作ることです。そうすることで指の動作を認識してくれやすくなります。力加減は極弱い力で認識してくれます。

ジェスチャーを覚える上でのキーワードを上げておきます。
  • ・タッチ: 画面に触れること。

  • ・タップ: 画面をたたくこと。1回だけたたくことをシングルタップ。素早く2回たたくことをダブルタップ、素早く3回たたくことをトリプルタップ、素早く4回たたくことをクアドラブルタップと呼びます。

  • ・スワイプ: 画面につけた指を指定の方向に少しスーッと滑らせてから指を離します。ほうきでホコリを祓うようなしぐさです。

  • ・フリック: スワイプと似たような動きですが、指定の方向に勢いよく指を動かすような、ひっかくような動きです。ホコリをはじき飛ばすようなしぐさです。

  • ・ホールド: 画面にタッチしたらその場所で指を置いたままにしておきます。

  • ・スライド: 画面に触れたままにしている指を滑らせること。

  • ・ドラッグ: 項目を移動させる時などに利用します。まず項目を指で押さえて、そのまま移動したい場所に指を滑らせてから離します。

  • ・ローター操作: 2本の指でダイヤルを回すしぐさ。

  • ・スクラブ: 2本の指で画面をシュシュシュとこするしぐさ。

  • ・3D Touch: 指を画面にタッチして、そのまま指を押し込むしぐさです。
    (3D Touchが利用できる端末はiPhone 6sシリーズ、iPhone 7シリーズ、iPhone 8シリーズ、iPhone Xです)


鍼灸師の人はこんな風にイメージしてみてください。
タップとは鍼治療で切皮をするようなしぐさ、タッチやスライドはツボを探す時のような力加減です。自分の掌をタッチパネルだと思い、気持よい程度の力で練習してみてください。
 また、iPhoneにはVoiceOverを練習するメニューが用意されています。
後述の
『■■チャプター9 VoiceOverのジェスチャーの操作練習』
で紹介しています。


(注意)
スワイプとフリックのジェスチャーについて、
VoiceOverのジェスチャーの中でも多用される指の動きです。
似たような指の動きになりますが、実行できる内容は同じです。

スワイプはほうきで掃くようなやや大きめの指の動きになり、フリックは勢いよくはじくような小さな指の動きになります。

これまでこのジェスチャー解説のテキストやブログでは「フリック」という表現を使ってきましたが、これからは「スワイプ」という表現に統一することにします。

iPhoneのユーザガイドではスワイプという表現が採用されています。
また、アップルストアのスタッフに尋ねてみたところ、フリックというジェスチャー表現はオンスクリーン・ソフトウェア・キーボードの文字入力時にのみ使われているそうです。

フリック操作に慣れ親しんでいる人は、言葉を置き換えて読み進めてください。

ただし、VoiceOverのジェスチャー練習モードではフリックという表現が使われています。

これはアップルストアのスタッフ曰く、「昔に使われていた表現が名残として残っているのでしょう」ということです。



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■■チャプター2 iPhoneのボタンの位置と持ち方


iPhoneは2007年に登場して以来、その機能はもちろんのこと、画面サイズの異なるモデルが発売されるようになっています。

ホームボタンのあるモデルと無しのモデルの二つに大別できますが、それによって操作性が異なります。



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■2-1 iPhone SE


画面サイズは4インチなので、手のひらで握りやすい小型のモデルです。
3D Touchには対応していません。

本体には五つのボタンが付いています。

  • 「表側」
    画面上には丸くて少しくぼんだ部分があります。
    これがホームボタンとなります。
    ホームボタンはTouch ID、指紋センサーの役割を果たしています。

    画面の上側には受話口があり、横長の溝を確認できます。

    ホームボタンが下側に来るように縦に持ちます。



  • 「左側の側面」
    三つのボタンがあり、上からサイレントスイッチ、音量アップ、音量ダウンです。
    サイレントスイッチはレバー式になっていて、主で側から裏側にスライドするとサイレントモード、マナーモードになります。



  • 「上側の側面」
    右端にスリープボタンがあり、電源のオン・オフ、スリープモードの切り替えの時に使用します。
    また、iPhone 4Sまでは左端にイヤホンマイクのジャックがありました。



  • 「下側の側面」
    中央にある切れ込みはLightening(ライトニング)コネクタで、ここにはパソコンとの接続や充電するためのケーブルを差し込めます。

    iPhone 4S以前のモデルではライトニングコネクタは形状が異なり、Dock(ドック)コネクタと呼ばれていました。

    Lighteningコネクタの右にはスピーカー、左端にはイヤホンマイクのジャックがあり形状は3.5mmの4極ステレオミニプラグです。



  • 「右側の側面」
    SIMカードを装着するためのスロットが配置されています。
    スロットの脇には小さな穴があり、トレイを取り出すには付属のピンやペーパークリップ、ゼムクリップのような先端の細いものを差し込みます。



  • 「カメラの位置」
    背面と表面に一つずつあります。
    背面カメラはiSight(アイサイト)カメラと呼ばれ、前面カメラはFaceTime(フェィスタイム)カメラと呼ばれています。
    背面にはLEDライトも配置されています。
    後ろ側のカメラは手触りでその場所を確認できます。

    前側のカメラは受話口の近くです。



  • 通常の持ち方はディスプレイを正面に向けてホームボタンが下にくるように縦に持ちます。
    iPhoneでは画面を縦向きと横向きのどちらでも表示させることができます。アプリによっては縦向きか横向きに固定される場合もありますが、多くのアプリでは本体を横向きにすれば自動的に横表示に切り替わります。最初のうちは縦にして使い慣れるとよいでしょう。


  • 本体の表側がディスプレイになっています。上端から下端までのすべてがタッチパネルになっているわけではありません。表面の上部には受話口の切れ込みがありますが、その下から始まりホームボタンの上までが縦画面の幅となります。




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■2-2 iPhone 7と7 Plus


画面サイズはiPhone 7が4.7インチ、iPhone 7 Plusが5.5インチです。
サイズは違いますが、ボタンの配置は同じです。
このモデルからはステレオスピーカーになり、FeliCaによるおサイフケータイ機能、iP67相当の耐水性能という特徴が加わりました。

本体には五つのボタンが付いています。

  • 「表側」
    画面上には丸くて少しくぼんだ部分があります。
    これがホームボタンとなります。
    ホームボタンはTouch ID、指紋センサーの役割を果たしています。
    iPhone 7が登場するまではこの場所はカチリと押し込める物理式のボタンでしたが、iPhone 7からは押し込めない感圧式ボタンに変わりました。
    電源が入っていない時にはこの窪みを押し込んでも何も反応しませんが、電源が入っているとこのボタンをクリックした時にトンという短い振動のフィードバックがあるので、ボタンを押したことを確認できるようになっています。

    画面の上側には受話口があり、横長の溝を確認できます。
    iPhone 7シリーズではこの受話口がスピーカーの役割も果たしています。

    ホームボタンが下側に来るように縦に持ちます。



  • 「左側の側面」
    三つのボタンがあり、上からサイレントスイッチ、音量アップ、音量ダウンです。
    サイレントスイッチはレバー式になっていて、主で側から裏側にスライドするとサイレントモード、マナーモードになります。



  • 「下側の側面」
    中央にある切れ込みはLightening(ライトニング)コネクタで、ここにはパソコンとの接続や充電するためのケーブルを差し込めます。
    iPhone 7シリーズではイヤホンマイクジャックが廃止されたので、このコネクタはLighteningイヤホンをつなぐ場所にもなっています。

    Lighteningコネクタの右にはスピーカー、左には気圧調整口が搭載されています。



  • 「右側の側面」
    スリープボタンがあり、電源のオン・オフ、スリープモードの切り替えの時に使用します。

    スリープボタンから下に向けて指を滑らせると、SIMカードを装着するためのスロットが配置されています。
    スロットの脇には小さな穴があり、トレイを取り出すには付属のピンやペーパークリップ、ゼムクリップのような先端の細いものを差し込みます。



  • 「カメラの位置」
    背面と表面に一つずつあります。
    iPhone 7 Plusでは背面カメラは二つです。
    背面カメラはiSight(アイサイト)カメラと呼ばれ、前面カメラはFaceTime(フェィスタイム)カメラと呼ばれています。
    背面にはLEDライトも配置されています。
    後ろ側のカメラは手触りでその場所を確認できます。

    前側のカメラは受話口の近くです。



  • 通常の持ち方はディスプレイを正面に向けてホームボタンが下にくるように縦に持ちます。
    iPhoneでは画面を縦向きと横向きのどちらでも表示させることができます。アプリによっては縦向きか横向きに固定される場合もありますが、多くのアプリでは本体を横向きにすれば自動的に横表示に切り替わります。最初のうちは縦にして使い慣れるとよいでしょう。



  • 本体の表側がディスプレイになっています。上端から下端までのすべてがタッチパネルになっているわけではありません。表面の上部には受話口の切れ込みがありますが、その下から始まりホームボタンの上までが縦画面の幅となります。




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■2-3 iPhone X


画面サイズは5.8インチです。
初めて発売されたホームボタンのないモデルです。

本体には四つのボタンが付いています。

  • 「表側」
    すべてがディスプレイになっています。

    アプリを開くと、画面の下端にはホームインジケーターという横線が表示されます。



  • 「左側の側面」
    三つのボタンがあり、上からサイレントスイッチ、音量アップ、音量ダウンです。
    サイレントスイッチはレバー式になっていて、主で側から裏側にスライドするとサイレントモード、マナーモードになります。



  • 「下側の側面」
    中央にある切れ込みはLightening(ライトニング)コネクタで、ここにはパソコンとの接続や充電するためのケーブルを差し込めます。



  • 「右側面」
    サイドボタンがあり、スリープモード、画面ロックする時に利用します。
    クリックの回数、長押し、音量ボタンとの組み合わせで、他の機能が実行できるようになっています。
    他のモデルのiPhoneではスリーブボタンと呼ばれていましたが、ボタンの役割がiPhone Xでは増えていいるので名将が変更されました。



  • 「カメラの位置」
    背面に二つ、表面に一つあります。
    背面カメラはiSight(アイサイト)カメラと呼ばれ、前面カメラはFaceTime(フェィスタイム)カメラと呼ばれています。
    背面にはLEDライトも配置されています。
    後ろ側のカメラは手触りでその場所を確認できます。

    前側のカメラは受話口の近くです。



  • 通常の持ち方はディスプレイを正面に向けて、サイドボタンが右側にくるように縦に持ちます。
    iPhoneでは画面を縦向きと横向きのどちらでも表示させることができます。アプリによっては縦向きか横向きに固定される場合もありますが、多くのアプリでは本体を横向きにすれば自動的に横表示に切り替わります。最初のうちは縦にして使い慣れるとよいでしょう。




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■■チャプター3 VoiceOverをオンにしてみましょう


音声読み上げを開始するにはいくつかの方法が用意されています。

  • 1. ●ホームボタンのトリプルクリック
    ホームボタンのあるiPhoneの場合、
    新品の端末を開封して電源を入れた直後、この時点でホームボタンをトリプルクリック、素早く3回押すとVoiceOverがオンになります。
    電源を入れるにはスリープボタンを2秒ほど長押し、数十秒待ちます。つづいてホームボタンのトリプルクリックを実行します。
    これはiPhoneを初期化した直後にも有効です。



  • 2. ●サイドボタンのトリプルクリック
    ホームボタンのないiPhoneの場合、
    ホームボタンの変わりにサイドボタンを利用します。
    新品の端末を開封して電源を入れた直後、この時点でサイドボタンをトリプルクリック、素早く3回押すとVoiceOverがオンになります。
    電源を入れるにはサイドボタンを2秒ほど長押し、数十秒待ちます。つづいてサイドボタンのトリプルクリックを実行します。
    これはiPhoneを初期化した直後にも有効です。



  • 3. 設定アプリを開いてオンにする
    もしホームボタンまたはサイドボタンのトリプルクリックでVoiceOverがオンにならなかった場合、見えている人に操作してもらう必要があります。購入時にお店のスタッフに頼めば設定してもらえるでしょう。
    ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「一般」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」と進んで行きます。選択肢の中から「VoiceOver」を選びます。
    設定した直後からホームボタンまたはサイドボタンをトリプルクリックする度に、VoiceOverのオン・オフの切り替えができるようになります。



  • 4. SiriによるVoiceOverのオンとオフ
    Siriの機能がオンになっていれば「ボイスオーバー オン」と声で指令を出すことで、たちまちVoiceOverがオンになり、読み上げ画始まります。
    Siriの機能がオンになっていて、インターネットにつながっている必要があります。



  • 5. iPhoneをパソコンとUSBケーブルで接続する
    パソコン上でiTunesというアップルが提供している無料ソフトを起動します。
    iPhoneやiPadを接続すると、それを認識してそのデバイス名が表示されます。
    スクリーンリーダーでその箇所を確認するには、タブキーで項目を移動させます。
    目的のデバイス名を確認したら、スペースキーかエンターを入力します。
    こうすることでiPhoneの管理や転送したい内容の項目が表示されます。
    タブキーで移動して、「アクセシビリティを設定」の箇所でスペースキーかエンターを入力します。
    上下カーソルで「VoiceOver」を選択し、「OK」でスペースキーを入力。メッセージが現れるので、「つづける」でスペースキーを入力します。
    この直後にVoiceOverがオンになり、デバイスが読みあげを開始します。


iTunesのソフトウェアは以下のサイトから入手できます。

アップル - iTunes - iTunesを今すぐダウンロード
http://www.apple.com/jp/itunes/download/



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■■チャプター4 スクリーンカーテンについて


VoiceOverをオンにした状態ではスクリーンカーテンという機能が利用できます。スクリーンカーテンがオンになると画面には何も映らなくなります。その名の通りスクリーンにカーテンを閉めて表示内容を隠してしまうわけです。
他人から画面をのぞき見されないために利用できますが、バッテリーを長持ちさせる意味でも活用できます。

VoiceOverをオンにする方法を先に紹介しましたが、その手順によってはVoiceOverをオンにすると同時にスクリーンカーテンもオンになってしまい画面表示されなくなることがあります。

これでは画面を見ながら操作しているユーザーにとって何の操作もできない状態になってしまいます。ジェスチャーに慣れていない視覚障害ユーザーが見えている人に画面操作を頼む時に困ってしまうことになりかねません。

そこでスクリーンカーテンをオフにする方法はまず初めに覚えた方がよいでしょう。

  • 1. ●「3本指のトリプルタップ」
    3本の指で素早く画面をトン・トン・トンと3回たたきます。
    この操作を繰り返すとスクリーンカーテンのオンとオフを切り替えできます。
    「スクリーンカーテン オフ」、「スクリーンカーテン オン」
    というガイド音声が聞こえます。

    (注意)
    この時、3本指のトリプルタップではなく間違えて3本指のダブルタップをしてしまうと、VoiceOverの音声が消音、ミュートされてしまうので気をつけてください。「読み上げオフ」とガイドがあればダブルタップしたことになります。もう一度3本指のダブルタップをすることで「読み上げオン」になります。

    ●「3本指のダブルタップ」
    3本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
    読み上げ音声のオンとオフが切り替わります。
    音楽やラジオを聞いている時にVoiceOverの声が邪魔に感じることがあります。そんな時にこの機能を活用します。



  • 2. ●「ホームボタンまたはサイドボタンのトリプルクリック」
    VoiceOverをオフにすると同時にスクリーンカーテンもオフになり、画面が表示されます。音声読み上げはなくなり、標準のジェスチャーが使用できます。

    ホームボタンまたはサイドボタンをトリプルクリックしても何も変化がない場合、アクセシビリティのショートカット機能に何も割り当てられていないことが考えられます。
    ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「一般」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」と進んで行きます。選択肢の中から「VoiceOver」を選んでおいてください。




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■■チャプター5 電源のオンとオフ、スクリーンロックについて


では、実際にiPhoneをVoiceOverで操作していきましょう。
すでにVoiceOverがオンになっていて、端末の初期設定が終了しているという前提で説明を進めていきます。



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■5-1 電源を入れる


スリープボタンまたはサイドボタンを2秒ほど長押しします。
電源がオンになり、数十秒待っているとロック状態の画面が現れます。



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■5-2 画面ロックを解除してホーム画面を表示する


iPhoneを使用するには画面のろろロックを解除して、ホーム画面を表示させる必要があります。

  • 1. ホームボタンのシングルクリック
    ホームボタンのあるiPhoneの場合、
    ホームボタンを1回カチッと押します。
    iOS 10からはシンプルな操作で画面ロックを解除できるようになりました。



  • 2. ●「1本指のダブルタップ」
    ホームボタンのあるiPhoneの場合、
    1本指でタッチしてそのまま指を滑らせていき、画面の下部中央にあるロック解除ボタンを探します。
    「ホームボタンを押してロック解除」という読み上げが確認されたら指を離します。
    1本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
    このジェスチャーを1本指のダブルタップと表現します。
    このジェスチャーでボタンを押す、実行することができるわけです。

    タップする時に気をつけることは、指が画面に接している時間が長くなってしまわないことです。画面をたたいたらすぐに指を画面から離します。

    VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、1本指のシングルタップです。

    (注意)
    ロック解除ボタンが表示されている状態は長くは続きません。
    もしロック解除ボタンが消えてしまった場合は、スリープボタンかホームボタンを1回クリックすることで再び表示されます。



  • 3. ●「画面の下端から1本指で上スワイプ」
    ホームボタンのないiPhoneの場合、
    1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
    箒で掃くようなしぐさです。
    画面の下端にタッチしたときにはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音が聞こえます。

    VoiceOverがオフの環境でも同じ操作法となります。

    (ヒント)
    ホーム画面がうまく開かない場合、最初に画面の下端に指をタッチして効果音が聞こ
    えることを確認してから、すぐに上スワイプするとよいでしょう。画面の下端に指をタッチしている時間が長いと振動を確認できますが、その時点から上スワイプするとうまくいきません。

    また、画面の下端の部分にうまくタッチできない場合、まず画面の下側面に指を当てて、そのまま指を回すようにして上スワイプしてみてください。




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■5-3 スクリーンロックとロック解除の操作


iPhoneの操作をしない時は、画面にタッチしても何の反応も起こさせないようにスクリーンロック(画面ロック)をかけておくことができます。
スクリーンロックがかかっている状態をスリープと言います。

スリープボタンまたはサイドボタンを1回クリックすればこのモードに入ります。バッテリーを長持ちさせることにつながります。
また、ポケットの中のiPhoneの誤動作を防げます。

スリープモードになっていても電話の着信やメールの受信時には通知してくれます。

スリープモードを解除するには、


  • 1. ホームボタン、スリープボタン、サイドボタンのいずれかを1回クリックします。



  • 2. 画面を1本指でシングルタップ
    ホームボタンのないiPhoneの場合、
    画面のどこでもよいので1本指で1回タップします。



  • 3. 本体を手前に傾けます。
    画面を上にして置かれている状態から、本体の上部を持ち上げて傾斜させます。
    ロック解除の画面が現れます。
    電源オフからの復帰と同じ方法でロック解除ボタンを操作できます。
    (この昨日はオフにすることもできます)



初期状態のiPhoneは1分間なにも操作をしないと自動的にスリープ状態に入ります。
この時間を長くしたりスリープ状態に自動的に入らないように設定変更することは可能です。
セキュリティのために画面ロックを解除する場面で暗証番号を入力したり、指紋認証をするようにも設定できます。



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■5-4 電源をオフにするには


ホームボタンのあるiPhoneの場合、
スリープボタンを2秒以上長押しします。
すると画面の上部に「スライドで電源オフ」のボタンが、下部に「キャンセルボタン」が表示されます。

ホームボタンのないiPhoneの場合、
サイドボタンと音量ボタンを同時に2秒以上長押しします。
音量ボタンはアップでもダウンでも、どちらでもかまいません。
すると画面の上部に「スライドで電源オフ」のボタンが、下部に「キャンセルボタン」が表示されます。

目的の項目を1本指でダブルタップすれば電源がオフになります。



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■■チャプター6 ホーム画面


iPhoneを操作する起点となる画面をホーム画面と言います。アプリの一覧が表示されています。
iPhone 7では横に4列、縦に7行のレイアウトになっています。
行数についてはiPhoneの画面サイズや設定した文字サイズにより異なります。

画面ロックの解除後にこの画面が表示されなかったり、アプリを操作していて元の画面に戻りたい時、ホームボタンのあるiPhoneであれば、ホームボタンを1回クリックすることでいつでもホーム画面を表示させることができます。

ホームボタンのないiPhoneでは、ジェスチャーを利用します。



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■6-1 画面にタッチ


では、実際に画面をタッチしてみてどんなアプリが並んでいるのかを読み上げさせてみましょう。

●「1本指のタッチ」
とりあえず一本の指を画面の真ん中に当ててみてください。爪の先を充てるのではなく、指先の皮膚か指の腹を軽くタッチさせます。すると、指が当たっている部分に項目があればその名前が読み上げられます。指を画面につけたまま縦横無尽に画面の隅々まで滑らせていって確認してみましょう。

読み上げられている部分はカーソルが表示されるので、視覚的に確認することができます。このカーソルをVoiceOverカーソルと呼びます。



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■6-2 項目を一つずつ順番に移動していくジェスチャー


画面をタッチしたまま指をスライドしていく操作だけでは目的の項目を見つけるのに手間がかかります。そこで項目を一つずつ移動するジェスチャーは便利です。

●「1本指の右スワイプと左スワイプ」
1本の指を画面につけてスーット滑らせてから指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
右スワイプは画面の左から右に向かって指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。

右スワイプすると、現在位置の右隣、もしくは次に配置されている項目名が読み上げられます。

VoiceOverカーソルが移動する方向は左から右に向かって、右端までくると次の行の左端に移ります。そうして下に向かって移動していきます。
下端までくると右スワイプをしても先には進まないので、画面の中でそこが最後の項目だと知ることができます。

逆方向に移動したいときは左方向に指を動かします。
これを左スワイプと呼びます。



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■6-3 画面上の内容をすべて連続読みさせるジェスチャー


画面に表示されている項目をすべて読み上げさせることができます。

●「2本指の上スワイプ」
これは2本の指をそろえて画面の下から上に向かって滑らせるしぐさです。
画面のどこで実行してもかまいません。
すると、画面の左上端にあるアイテムから右下端までを連続読みしてくれます。
まず1行目の左端から右端に読み進み、次に2行目の左端から右端に…という具合に読み上げが続いていきます。

この操作は現在表示されているアイテムを読み上げさせる時だけでなく、メール本文やウェフページの読み上げにも活用できます。



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■6-4 連続読みを一時停止するジェスチャー


●「2本指のシングルタップ」
2本の指で画面を1回トンとたたきます。
画面のどこで実行してもかまいません。
すると、連続読み上げが一時停止の状態になります。
再びその場所から連続読みをさせたい時には同じジェスチャーを行います。



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■6-5 現在の場所から先を連続読みさせるジェスチャー


●「2本指の下スワイプ」
これは2本の指をそろえて、画面の上から下に向かって滑らせるしぐさです。
画面のどこで実行してもかまいません。
すると、VoiceOverカーソルのある現在位置から先の部分を連続読みしてくれます。

この操作は、メール本文やウェフページの読み上げにも活用できます。



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■6-6 アプリやボタンなどの項目を実行するジェスチャー


試しに設定アプリを実行してみましょう。
まず画面をタッチしてスライド、指を滑らせていくか、1本指の右スワイプか左スワイプのジェスチャーを使って「設定」と読み上げられる所を見つけます。見つかったら画面から指を離してみましょう。VoiceOverカーソルは設定アプリの場所で停止しています。これで設定アプリが選択状態になっています。つまりVoiceOverカーソルは「設定」のアイコンをフォーカスしています。

●「1本指のダブルタップ」
次に1本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
画面のどこで実行してもかまいません。
このジェスチャーでボタンを押す、実行することができるわけです。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、1本指のシングルタップです。

設定アプリの画面が表示されたら成功です。

(ヒント)
たたくタイミングが遅いとうまく反応してくれません。
また、画面に接触している時間が長いとタップではなくタッチだと勘違いされてしまいます。

無事に設定アプリを開くことができれば、ホーム画面を開く操作をして元の画面に戻しておきましょう。



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■6-7 読み上げの単位や機能を変更する「ローター」のジェスチャー


VoiceOverが読み上げできるのはアイコンや画面全体といった大きな単位だけではありません。
文字単位、単語単位、行単位でも読み上げさせることができます。
1本指の下スワイプと上スワイプのジェスチャーを利用しますが、これらのジェスチャーは他の用途でも活用できます。
たとえば読み上げ速度の調整、読み上げ言語の切り替え、テキスト選択、ウェブページでのリンクや見出しジャンプなどです。

それらの状態を変更するにはローターというジェスチャーを利用します。
目的のカテゴリーに合わせてから1本指の下スワイプか上スワイプを行うことで、それぞれの働きをしてくれるわけです。

●「ローター」
2本指を同時に画面にタッチして、そのまま時計回りに指をクルリと回します。ジジッという効果音につづいて、ローターのカテゴリーの名前が読み上げられます。
1本指の上スワイプと下スワイプでVoiceOverカーソルを移動させたり、機能のオンとオフの切り替え、メニューの表示などができます。

ただし、「点字」や「手書き」のカテゴリーに合わせるとそれらの入力モードになってしまうので、その他のジェスチャーを受け付けなくなってしまいます。その状態から抜け出すには、ローター操作で他のカテゴリーに変更するか、後述のスクラブのジェスチャーを利用する必要があります。

(ヒント)
ローターのジェスチャーは難しいと思われがちです。
画面上にダイヤルのつまみをイメージしてください。電子レンジの時間合わせやミニコンポのボリュームコントローラーみたいなものです。そのつまみを2本の指で回していくように動かします。つまみが回るとジジッ、ジジッという効果音が聞こえてきて、いろんなモードを選択できるようになります。目的のカテゴリーの名前が読み上げられたら画面から指を離します。

つまみは大きくグルーリと指で回転させるのではなく、素早くクルックルッと小さな動きを繰り返し行うと目的のカテゴリーに合わせやすいかもしれません。
たとえば時計の9時と3時に置いた指を10時と4時に時計回りに回転させる、小さく回転して次のカテゴリーが読み上げられたら画面から指を離す、また画面にタッチして小さく回転してカテゴリーが切り替わったら指を離す。それを繰り返すわけです。

大きくつまみを回してしまうと、一度に二つや三つもカテゴリーが切り替わってしまいます。小さい動きであれば、一つ一つのカテゴリーの名前を確認しながら確実に切り替え操作ができます。

鍼灸師の人であれば鍼治療の時の撚鍼の操作だとイメージするとよいかもしれません。
使用する2本の指は人差し指と中指の組み合わせでもよいですし、親指と人差し指でもよいでしょう。
自分の使いやすい方法を見つけて下さい。


では、文字単位で読み上げできる状態にしてみましょう。
ローター操作をして「文字」というカテゴリーが読み上げられるまでつづけてください。
見つかればローター操作を停止します。

もしもローターを回し過ぎて「文字」というカテゴリー名の読み上げを通り越してしまったならば、今度は反時計回りに指を回してください。カテゴリー名が逆方向に読み上げられていきます。



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■6-8 文字を一つずつ読み上げさせるジェスチャー


ローターが「文字」のカテゴリーになっているとします。
この状態では表示されている内容を1文字ずつ確認することができます。これにより、ひらがなかカタカナ、漢字の詳細情報を知ることができるわけです。

●「1本指の下スワイプと上スワイプ」
1本の指で画面の上から下、あるいは下から上に向かって滑らせるしぐさです。
画面のどこで実行してもかまいません。

下スワイプでは、現在位置の次の文字が読み上げられます。
逆方向に移動したいときは上方向に指を動かします。

もし1本指の下スワイプと上スワイプで1文字ずつ読み上げない場合は、ローターのジェスチャーを利用して「文字」というカテゴリーに合わせる必要があります。



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■■チャプター7 ホーム画面の特徴


最初の画面であるホーム画面を表示させてみましょう。
実はホーム画面は複数のページから構成されています。インストールされたアプリの数によってページ数は増えていきます。
最初のホーム画面は2ページ目になっています。



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■7-1 現在位置を確認するジェスチャー


●「3本指のシングルタップ」
3本指でトンと画面を1回たたきます。すると何ページ中の何ページ目か、VoiceOverカーソルの場所が画面のどの辺りなのかを教えてくれます。
ウェブサイトや長文メールなどで場所を確認したい時に便利です。

このジェスチャーはイメージなど、項目の概要を読み上げる目的で使われます。



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■7-2 ステータスバーとドック


ホーム画面の一番上と下の行には特徴があります。

「ステータスバー」
一番上の行には通信状況を示すアンテナ、時計、バッテリー残量などが表示されています。


「ドック」
一番下の行はドックと呼ばれる部分で、ホーム画面のページを切り替えても常に同じ項目を表示させておくことができます。よく利用するアプリを配置しておけばどのページを表示させていてもすぐに起動できます。

ドックの上にはページ番号と現在のページ数を確認できる箇所があります。
この箇所にタッチしてから指を画面から離し、1本指で植えスワイプすると次のページへ、1本指で下スワイプすると前のページへ移動することができます。
また、1本指でダブルタップすると次のページに移動します。



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■7-3 画面を横スクロールする、ページ移動のジェスチャー


●「3本指の左スワイプと右スワイプ」
3本の指を同時に画面につけてスーッと滑らせてから指を離します。
右スワイプは画面の左から右に向かって指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。

指の置き方ですが、縦にそろうように3本並べてもよいし、斜めになっていても横でも大丈夫です。
大切なのは3本の指が同時に画面にタッチしていることと、指を滑らせる方向です。
3本指の左スワイプで次のページへ、右スワイプで前のページに移動します。

(ヒント)
ページ移動の時には横に長く伸びた紙をイメージしてください。本体の右側に長く伸びている紙、ネームテープでもよいでしょう。
一つの画面の枠の中には入りきらないので、その紙を左に向けて引っ張っていきます。そうすることで続きのページ、つまり2ページ目や3ページ目が表示できるわけです。そのための操作が3本指の左スワイプです。

逆に3本指の右スワイプにより紙を左から右に引っ張っていく、そうすることで前のページを表示させます。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、1本指の左スワイプと右スワイプです。



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■7-4 Siriの検索候補を含むスポットライト検索の画面


ホーム画面が2ページ目にある状態で、3本指の右スワイプをすると、Siriの検索広報を含むスポットライト検索の画面が表示されます。
ドックの上に表示されているページ番号が2ページの時、その箇所にVoiceOverカーソルが置かれていれば1本指で下スワイプすると同じ画面が表示されます。

「スポットライト検索」については
『■20-7 スポットライト検索画面の表示』
を参照してください。

スポットライト検索画面を終了するには、ホーム画面を表示するか、後述のスクラブのジェスチャーを利用します。



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■7-5 ホーム画面を開く操作で表示される画面の特徴


ホーム画面を表示させるにはホームボタンのシングルクリック、あるいはホームボタンのないiPhoneであれば画面の下端から1本指で上スワイプのジェスチャーを利用します。

少しややこしいのですが、ホーム画面を開く操作をすると常に2ページ目のホーム画面が表示されるわけではありません。実はアプリを起動した直前のホーム画面を表示するのです。たとえば9ページ目にあるアプリを起動した状態でホームボタンをクリックすると9ページ目の画面が表示されるということです。

そして、9ページ目が表示されている状態でホーム画面を開く操作をすると、2ページ目に一気に戻ることができます。



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■■チャプター8 設定アプリの中を覗いてみましょう


ホーム画面から設定アプリを開いてみましょう。
ここにはiPhone本体やインストールしたアプリの機能を設定できる項目が並んでいます。
一つの画面には入りきらない数の項目が一覧表示されています。
1本指の右スワイプを続けていくと、画面スクロールを意識することなく最後の項目にたどり着くことができますが、時間を短縮するためにも画面をスクロールさせるジェスチャーは役に立ちます。

ホーム画面では複数のページが横に並んだ状態なので、画面の横スクロールをするジェスチャーを使いました。設定アプリでは画面の縦スクロールをするジェスチャーを利用します。

一つの画面に収まらない縦長の表示情報を閲覧する時には、画面をスクロールしてページを切り替えていくと効率よく情報を閲覧することができます。
メールの一覧画面や本文、ウェブページの画面などで活用できます。

(注意)
iPadでは設定アプリのレイアウトはiPhoneとは異なります。
画面の左半分に項目名が表示され、画面の右半分には選択状態にある項目の内容が表示されます。
大きな画面サイズのiPhoneを横向き表示させた時も同じです。
項目名の部分をスクロールさせるには、まず画面の左半分に表示されている項目名の箇所をどこでもよいのでタッチします。
VoiceOverカーソルは画面の左側、つまり項目名が表示されている部分に位置するので、スクロールや項目移動は画面の左側だけで行われることになります。


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■8-1 画面を縦スクロールする、ページ移動のジェスチャー


●「3本指の上スワイプと下スワイプ」
3本の指を同時に画面につけてスーッと滑らせてから指を離します。
上スワイプは画面の下から上に向かって指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。

上スワイプをすると、次のページが表示されます。
下スワイプをすると、前のページが表示されます。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、1本指の上スワイプとしたスワイプです。

(ヒント)
画面をスクロールする操作の時には、縦に長い紙をイメージしてください。iPhone本体から下に垂れさがった紙があります。一つの画面の枠の中には入りきらないので、その紙を下から上に引っ張り上げる。そうすることで続きのページ、つまり2ページ目や3ページ目が表示できるわけです。
そのための操作が3本指の上スワイプです。
逆に3本指の下スワイプにより紙を上から下に下げていく、そうすることで前のページを表示させます。


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■8-2 縦長画面の先頭ページを表示させるには


設定アプリの中にはどのような項目があるのか、最後まで読み上げさせて確認してみてください。
1本指の右スワイプで一つずつ項目を移動していってもよいですし、あるいは2本指の下スワイプで連続読みさせてもよいでしょう。
ここでは、一番最後のページから先頭ページにジャンプする方法について紹介します。

たとえば10ページにもまたがるページを閲覧していて、最後のページから先頭を表示させるのに3本指の下スワイプを何度も繰り返しているのは面倒です。

●「ステータスバーのダブルタップ」
画面の一番上に常に表示されているステータスバーを1本指でダブルタップします。
これでページの先頭が表示されます。


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■8-3 項目の最後に移動する


画面の中でもっとも最後の項目にいきなり移動することができます。
たくさんのページにまたがっている縦長の画面で最後の項目に移動しようとすると、何度も3本指の上スワイプを繰り返して、さらに1本指の右スワイプを行うことになります。
このジェスチャーでは、いきなりページを飛ばして最後の項目にワープすることができるわけです。
1ページしか存在しない画面でも利用できます。画面の右下が最後の項目になっていることが多いです。

●「4本指で画面の下半分をシングルタップ」
4本の指でトンと画面を1回たたきます。
画面の下半分の場所で実行します。
これでその画面で表示されている内容の最後の項目に移動することができます。
4本の指は横に揃えていても斜めになっていてもかまいません。
大切なのは4本の指で同時に画面をタップすることです。


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■8-4 項目の先頭に移動する


●「4本指で画面の上半分をシングルタップ」
4本の指でトンと画面を1回たたきます。
画面の上半分の場所で実行します。
これでその画面で表示されている内容の先頭の項目に移動することができます。
4本の指は横に揃えていても斜めになっていてもかまいません。
先ほどの逆の結果となります。

アプリによっては前の画面に「戻るボタン」が画面の左上に配置されていることが多いのですが、そんなときにこの操作は活用できます。
1ページしかない画面でも、縦長の複数ページにまたがっている画面でも利用できます。


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■8-5 一つ前の画面に戻るためには「スクラブ」


設定アプリの中野「一般」という項目の中に入ってみましょう。
1本指のダブルタップでその内容が表示されます。
VoiceOver関連の機能を設定するのは「アクセシビリティ」の項目の中です。

このように設定アプリはツリー構造になっているので、一つの項目に入るとさらに複数の項目に枝分かれしています。
一つ前の画面に戻るためには、「戻る」ボタンが用意されています。たいていは画面の左上端に配置されています。
その箇所を1本指のダブルタップで実行すると、一つ前の画面が表示されます。
いちいちそのボタンを探して実行しなくてもよいように、ジェスチャーが用意されています。

●「スクラブ」
2本指で画面を3回こする。シュッシュッシュッとアルファベットのZを描くようなしぐさだとイメージすれば分かりやすいかもしれません。
画面のどこで実行してもかまいません。
「もどる」ボタンを実行する代わりに活用できます。

また、その他の目的でも活用できます。
・開いているテキストフィールドを閉じる
・Safariでは直前のウェブページに戻る
・キャンセルの操作
・アプリによってはメニュー画面を終了する

ただし、アプリや場面によってはスクラブが反応しないこともあるので、その時は「戻る」や「キャンセル」ボタンを実行する必要があります。

(ヒント)
2本指でアルファベットのZの文字を書くようにと表現されていることが多いですが、1本の線の上を1.5往復するとイメージしてもよいでしょう。
線は縦でも横でも斜めでもかまいません。
指を動かす幅は長くても短くても関係なさそうです。
とにかく、2本の指先を画面にタッチして、そのまま、A地点からB地点へ、次にB地点からA地点へ、最後にA地点からB地点へ指を滑らせて、そして指を画面から離します。

プールの25メートルコースでターンしながら75メートル泳ぐ、そんな風にもイメージできます。
ゆっくりの速さでも反応しますが、できれば素早く動かした方が認識してくれやすいで
す。



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■■チャプター9 VoiceOverのジェスチャーの操作練習


ジェスチャー操作に不安があれば、いつでも練習できるモードが用意されています。
このモードにはいると、タッチジェスチャーをした後に、そのジェスチャーの名前と説明を読み上げてくれます。
練習モードに入るには二通りの方法が用意されています。


  • 1. ●「4本指のダブルタップ」
    4本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
    練習モードから抜け出すには再び4本指のダブルタップをします。
    このジェスチャーは、ロック解除の画面でも、ホーム画面でも、アプリが起動している画面でも利用できます。



  • 2. ホーム画面の設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「VoiceOverの操作練習」へとダブルタップして進んでいってください。
    また、この練習モードから抜け出すには、完了ボタンを1本指でダブルタップする必要があります。画面の右上に表示されていますが、右スワイプや左スワイプではそこに移動することができません。指を滑らせながら見つけてください。




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■■チャプター10 Siri、音声アシスタントの利用について


iPhone 4SからSiriと呼ばれる音声アシスタントの機能が利用できるようになりました。電話の発信、メールの送信、ウェブ検索、アプリの起動などを声で指示して実行させることができます。

Siriは設定アプリの中でオンとオフの切り替え、認識言語の切り替えなどができます。
初期値では女性の声で案内してくれるようになっていますが、声の性別を男性に切り替えることもできます。
設定アプリを開いて、「一般」→「Siri」と進んでいきます。

Siriはインターネットにアクセスしている状態でないと利用できません。

Siriを起動して「ヘルプ」と指示すると、簡単な使い方を教えてくれます。



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■10-1 Siriを呼び出す


●「ホームボタンまたはサイドボタンの長押し」
ホームボタンまたはサイドボタンを押し続けると、Siriが起動します。
ポポンという低めの効果音の後に、声で操作したい内容や質問を伝えます。
発声が終わったら自動的にピピンという高めの効果音が流れて、音声の認識処理を始めます。

指を離すタイミングですが、最初の効果音が鳴った直後でもよいですし、あるいは声による指示が終わってからでもかまいません。
数秒するとその答えを教えてくれたり、指示した機能を実行してくれます。

認識された内容やそれに対する結果は、画面に文字として表示されているので、VoiceOverで読み上げ確認させることができます。

Siriの画面を閉じるには、ホーム画面を表示させます。



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■10-2 続けてSiriに指示する


Siriが起動している状態で、続けて声による指示を行う場合には、次の三通りの操作が実行できます。

  • 1. 2本指のダブルタップ


  • 2. ホームボタンまたはサイドボタンの長押し


  • 3. 再生ボタンの実行。
    再生ボタンの位置は画面下部です。




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■10-3 デバイス本体に触らずにSiriに指示する機能「Hey Siri」


iOS 8から「Hey Siri」という機能が加わりました。
iPhone本体に触らなくても「Hey Siri」と声で合図すると、Siriが自動的に起動してくれるのです。

iPhone 6以前の場合、デバイスは電源につながっている必要があります。
iPhone 6sシリーズ以降であれば電源につながっていなくても利用できます。

設定アプリを開いて、「一般」→「Siriと検索」→「Hey Siriを聞き取る」ボタンをオンにします。

「Hey Siri」と声で合図すると、聞き慣れた効果音が聞こえます。



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■10-4 文字入力してリクエストを伝える


iOS 11からは声で伝える代わりに文字入力してリクエストを送信することができるようになりました。

ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「一般」→「アクセシビリティ」→「Siri」と進んで行きます。
「Siriにタイプ入力」のボタンをオンにします。

この状態では、ホームボタンまたはサイドボタンの長押でSiriを呼び出すと、テキストフィールドが表示されて文字入力できる画面が表示されます。

答えを音声で返してほしくない場合は、音声フィードバックを
「着信スイッチで制御」の状態にしておきます。
サイレンとモードにしておけば、音声フィードバックはありません。



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■■チャプター11 読み上げ操作をしていく上でのヒント


VoiceOverにはたくさんのジェスチャーが用意されています。
それらのジェスチャーはどの場面で使えばよいのか、こんな時には何が実行できるのか、すぐに頭には浮かんでこないものです。

そんな時にはVoiceOverの読み上げを最後まで聴いてみてください。
ボタンやテキストの内容を読み上げた後に、この状態ではどんなジェスチャーが実行できるかなどをヒントとして案内してくれます。

ヒント読みはオフにすることもできますが、慣れないうちはヒント読みをオンにして、読み上げ音声を最後まで聞くことをお勧めします。

ウェブページの中では項目名の後に「訪問済みリンク」や「ボタン」など、どんな操作が実行できるのかを推測できるような案内もあります。


効果音も工夫されています。
右スワイプで項目を移動するとき、ページを移動するとき、そのほかにも項目を一つのフォルダにまとめたり削除したりするときなど、それぞれに効果音が割り当てられています。文字入力の場面で文字が確定されたかどうかも、効果音を聞き分けることで確認できます。


また、ある程度使い続けていくと、アプリのレイアウトが予想できるようになります。
そして、普段よく使うアプリのレイアウトを覚えておけば、目的のボタンを読み上げさせてから実行するまでの時間を短縮することができます。


ジェスチャー操作がうまくいかない原因として、自分では1本指で操作しているつもりなのに、無意識に他の指や手のひらなど、他の部分が画面に当たって2本指や3本指のジェスチャーとして誤認識されてしまうこともあります。
操作しない指や手のひらは画面からしっかり離しておくことが必要です。


ダブルタップがうまく認識されない原因として、
タップする早さが遅すぎる、
画面に接触している時間が長すぎる、
などが考えられます。

操作がうまくいかない時は、自分の手のひらをiPhoneの画面に見立てて、もう片方の手の指でジェスチャー練習してみるのはよい方法かもしれません。


アプリによってはVoiceOver操作で使えないものもあります。そのような場合は一度ホームボタンのトリプルクリックでVoiceOverをオフにしてから画面に1本指でタッチしてみます。つづいてVoiceOverをオンにすると画面の内容が変化して操作可能になっていることがたまにあります。


ジェスチャーのダブルタップを認識する時間を調整することができます。
もし素早くダブルタップすることが苦手な人は変更してみるとよいでしょう。
設定アプリを開いて「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「ダブルタップのタイムアウト」の中に入ります。
「増やす」ボタンと「減らす」ボタンを実行することで調整できます。


ホームボタンのクリック感覚を調整することができます。
ホームボタンのダブルクリックやトリプルクリックがうまくいかない場合に試してみるとよいでしょう。
設定アプリを開いて「一般」→「アクセシビリティ」→「ホームボタン」の中に入ります。
「デフォルト」、「遅く」、「最も遅く」の3段階の中から指定できます。



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■■チャプター12 電話アプリの操作


ホーム画面から電話のアプリを開いてみましょう。
一番下の行に注目してください。五つの項目(タブ)が並んでいますが、目的のものを1本指でダブルタップすればそれぞれの画面が表示されます。

  • 「よく使う項目」
    連絡先にたくさんの人の情報を登録していると、その中から電話したい人を探すのはたいへんです。頻繁に電話する相手や緊急の連絡先は「よく使う項目」に登録しておくと、すぐに見つけることができます。


  • 「履歴」
    発着信の履歴を確認できます。


  • 「連絡先」
    アドレス帳です。
    登録済みの名前の閲覧や、追加、編集、削除の操作ができます。


  • 「キーパッド」
    電話番号を入力して発信することができます。
    プッシュホンスタイルの数字キーが表示されます。


  • 「留守番電話」
    留守番電話センターに自動的に電話をかけます。
    携帯電話会社や契約しているオプションプランによって操作できる内容は変わるかもしれません。




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■12-1 電話番号を入力する


ここでは電話番号の入力の練習を目的に「キーパッド」の画面を開いてみてください。1本指のダブルタップで実行です。

よく見慣れたテンキーが確認できます。番号を入力すると、入力した数字は画面の上部に表示されます。ちょうどテンキーの1から3の上の箇所になります。
もし間違えて数字を入力した場合、それを削除することができます。
入力した数字が表示されている行の右端に「削除」ボタンが現れるので、それを実行すれば直前に入力した数字を消すことができます。

電話を発信するには、テンキー0のボタンの下にある「発信」ボタンを実行します。

では、実際に12345と番号を入力してみましょう。いろんな入力スタイルが選べます。

1. 画面に指をタッチして、画面につけたままの指を滑らせて数字を見つけます。
指を画面から離した後、1本指のダブルタップを行います。


2. 1本指の右スワイプや左スワイプで移動して、数字を見つけます。
目的の数字で1本指のダブルタップをします。


3. 「スプリットタップ」を利用する。
1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の数字の場所でその指を止めておきます。もう1本の指で画面をタップします。タップする場所は画面のどこでもかまいません。


4. 入力モードを切り替える
ローターのジェスチャーを利用することで、その他の入力モードを利用することができます。
3種類の方法が用意されています。

ローター操作で「入力モード」と読み上げられたら、画面から指を離します。
次に1本指の上スワイプか下スワイプにより、目的の入力方法の名前が読み上げられたら、画面から指を離します。

「標準入力」モード
先に紹介した1.と2.の方法が標準入力モードです。

「タッチ入力」モード
画面に1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の数字の場所で、指を画面から離します。これで数字が入力できます。
数字の位置がわかっていれば、直接その箇所をタッチして指を離せばより早く入力できます。

「ダイレクトタッチ入力」モード
フィーチャーフォンの数字ボタンを直接押すように、入力したいキーを1回タップします。これで数字が入力できます。
それぞれのキーの配置がわかっていれば、すばやく入力できる方法です。
ただし、画面に指が接している時間が長いと、数字は入力できません。
また、目的のキーをタップしたつもりでも、指を画面から離す時に横にずれてしまうと、入力はできません。

いずれの入力モードでも、スプリットタップによる数字入力は実行できます。



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■12-2 電話がかかってきた時のジェスチャー


電話がかかってきたことは、どのアプリを使用している時でも、スリープモードに入っていても、着信音かバイブレーションで確認できます。画面には相手の電話番号、連絡先に登録している名前、非通知、公衆電話からという情報が表示されます。応答」ボタンが表示されているので、それを1本指でダブルタップすると通話ができます。しかし、いちいち応答ボタンを実行するのは手間なので、簡単なジェスチャーが用意されています。

●「2本指のダブルタップ」
2本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
これで応答できます。


さて、電話がかかってきても応答したくない時の操作を紹介します。

着信音が鳴っている状態でスリープボタンを1回クリックすると着信音は消音となります。
これは音量ボタンを1回押しても同じです。

スリープボタンを2回すばやくクリックすると留守番電話サービスに転送されます。
これは画面上の「拒否」ボタンを押した時の状態と同じになります。
もし留守番電話サービスを利用していなければ、相手には「電話には応答できません」という内容のメッセージが伝えられます。



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■12-3 通話を終了する時のジェスチャー


受話口を耳に当てている時には、スリープボタンまたはサイドボタンを1回クリックすることで通話は終了となります。

スピーカーフォンの状態では2本指のダブルタップで終了できます。



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■12-4 スピーカーフォンの切り替え


iPhoneには近接センサーが搭載されているので、本体を耳に近付けると通話の音声は受話口から聞こえます。また、本体を耳から離すと自動的にスピーカーから音声が出力されます。

気をつけないといけないのは、近接センサーは手が近づいても反応するということです。スピーカーフォンの状態で通話している途中に受話口に物が近づくと自動的に音声は受話口から聞こえるようになってしまいます。

通話の練習として、受話口に手のひらを近づけたり離したりして、音声がどちらから聞こえるか、どのタイミングで切り替わるかを確かめておくとよいでしょう。


もし自動的にスピーカーフォンに切り替えさせたくない場合は、設定アプリの中で変更することができます。

ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「詳細度」と進んで行きます。
「通話でスピーカーを自動選択」の切り替えボタンをオフにしておきます。



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■12-5 通話中の操作


通話中の画面には通話の経過時間と、キーパッドが表示されています。
テレホンバンキングなど、通話中にプッシュボタンの数字を押す必要のある場面で利用することができます。
ただし、iPhoneを耳に近づけている時にはキーパッドの数字を確認することができないので、耳から離す必要があります。
スピーカーフォンになっているか、イヤホンマイクを利用している状況で利用できます。

キーパッドの表示されている画面の右下には『非表示」ボタンがあります。
これを実行すると、自分の声を相手に聞かせたくない時に使える消音ボタンや、スピーカーフォンの切り替えボタン、通話の追加ボタン、キーパッドの表示ボタンなどが表示されます。



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■12-6 間違えて電話を発信してしまわないために覚えておくこと


「履歴」や「連絡先」に電話番号や個人名が表示されている場合、その人の情報を表示させることができます。
たとえば先ほどの操作で「12345」という電話番号に発信した場合、「履歴」画面でその発信履歴を確認することができます。
1本指の右スワイプで画面の表示内容を読み上げさせていくと、電話番号の次に「詳細情報」と読み上げられる箇所があります。
ここを1本指のダブルタップで開けば、その番号にカンする情報が表示されるのです。

しかし、「詳細情報」ではなく電話番号の箇所を1本指でダブルタップしてしまうと、直接その番号に発信してしまうことになります。
お気を付け下さい。



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■■チャプター13 文字入力


iPhoneには多言語に対応したオンスクリーン・ソフトウェア・キーボードが用意されています。
好みのものを追加したり、表示しないように設定できます。
日本語環境では、次の四つのキーボードを切り替えて使えるようにしておくと便利でしょう。
半角英字(English Japan)
日本語ローマ字
テンキースタイルの日本語かな
絵文字キーボードです。

iPhoneの初期設定をする時にキーボードの種類を選べます。
また、設定アプリを開いて、「一般」→「キーボード」の中で追加したり削除したりすることができます。


メモアプリを起動して、文字入力の練習をしてみましょう。

ホーム画面の2ページ目に「メモ」という名前のアプリを見つけることができます。
1本指のダブルタップで、これを実行してください。
次の画面で「新規」ボタンを実行します。
新しいメモを作成する画面に変わるので、この画面の中の「テキストフィールド」を実行します。
これで文字を入力する状態になりました。

文字を入力する場所はテキストフィールドや検索フィールドと読み上げされますが、ここに文字を入力するためには、1本指のダブルタップでその場所を開く必要があります。

文字入力できる状態になっていると、画面の下半分にキーボードが現れます。キーボードの種類を変更するには左下端、もしくは左下端から一つ右の箇所に切り替えボタンが表示されています。音声では「次のキーボード」と読み上げられます。
地球儀のアイコンです。



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■13-1 半角英字のキーボード


まずは半角英字のキーボードにしてみましょう。もし今表示されているキーボードが別であれば、左下端辺りで「次のキーボード」と読み上げられるボタンを1本指でダブルタップします。ボタンを実行する度にキーボードの種類が変更されて、「日本語ローマ字」、「絵文字」、「日本語かな」、「English Japan」という読み上げが確認できます。
「English Japan」と読み上げられるボタンを実行すると、半角英字を入力するためのキーボードが表示されます。

では適当な文字を入力してみてください。電話番号を入力したのと同じ操作が利用できます。

1. 画面に指をタッチして、画面につけたままの指を滑らせて文字を見つけます。
指を画面から離した後、1本指のダブルタップを行います。


2. 1本指の右スワイプや左スワイプで移動して、文字を見つけます。
目的の文字で1本指のダブルタップをします。


3. 「スプリットタップ」を利用する。
1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の文字の場所で、その指を止めておきます。もう1本の指で画面をタップします。タップする場所は画面のどこでもかまいません。


4. 入力モードを切り替える
ローターのジェスチャーを利用することで、その他の入力モードを利用することができます。
3種類の方法が用意されています。

ローター操作で「入力モード」と読み上げられたら、画面から指を離します。
次に1本指の上スワイプか下スワイプにより、目的の入力方法の名前が読み上げられたら、画面から指を離します。

「標準入力」モード
先に紹介した1.と2.の方法が標準入力モードです。

「タッチ入力」モード
画面に1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の文字の場所で、指を画面から離します。これで文字が入力できます。
文字の位置がわかっていれば、直接その箇所をタッチして指を離せばより早く入力できます

「ダイレクトタッチ入力」モード
パソコンのキーボードでタイプするように、入力したい文字をダイレクトに1回タップします。これで文字が入力できます。
それぞれのキーの配置がわかっていれば、すばやく入力できる方法です。
ただし、画面に指が接している時間が長いと文字は入力できません。
また、目的のキーをタップしたつもりでも、指を画面から離す時に横にずれてしまうと、入力はできません。

いずれの入力モードでも、スプリットタップによる文字入力は実行できます。



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■13-2 数字を入力するには


画面の左下端に数字切り替えボタンが表示されているので、これを1本指でダブルタップします。「more numbers」と読み上げられるボタンです。
するとアルファベットで表示されていたキーボードは数字と記号に切り替えられます。
ここに見つからない記号を入力したければ「more symbols」ボタンを実行します。

最初のアルファベット文字のキーボードを表示させたいときには「more letters」ボタンを実行します。


タッチ入力モードになっていると数字や記号ボタンはダブルタップする必要はありません。

(注意)
VoiceOverの読み上げ設定で句読点読みの調整が行えます。
もしも句読点を読まない設定にしていると、キーボード上の記号を読み上げないことがあるので気をつけてください。

句読点読みを変更するにはローター操作で「句読点」のカテゴリーに合わせます。
1本指の上スワイプか下スワイプを繰り返すと
「すべての句読点」、「一部の句読点」、「句読点なし」が選択できます。



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■13-3 大文字を入力するには


まずShift(シフト)キーを実行します。
Shiftは選択状態になり、音声読み上げで確認できます。
次に入力される文字は大文字となります。


連続して大文字を入力したい場合は、パソコンと同様にCaps Lockをオンにしておきます。
手順は、Shiftの箇所を1本指でトリプルタップ、素早く3回タップします。
あるいはShiftの箇所で1本指の下スワイプをして「Caps Lock」の状態にします。
これでShiftは選択状態に鳴り、つづけてアルファベットの大文字を入力できるようになります。

Caps Lockをオフにしたい時はShiftの箇所をを実行します。
また、Caps Lockがオンの状態でもスペースやピリオドが入力されたり、数字などその他のキーボードに変更されると、Caps Lockは自動的にオフになります。

もし上記の手順でCaps Lockがオンにならない場合は、
設定アプリを開いて、「一般」→「キーボード」と進んで、
「Caps Lockを使用する」がオンになっていることを確認してください。



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■13-4 日本語ローマ字キーボード


次は日本語ローマ字キーボードで漢字を入力してみましょう。
画面の左下端辺りにある「次のキーボード」のボタンを1本指でダブルタップします。
「日本語ローマ字」と読み上げられるボタンを実行すれば、日本語の漢字仮名交じり文を入力できるキーボードが表示されます。

「asa」とでも入力してみてください。
そして、1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、変換候補の文字や単語を読み上げます。漢字などは説明読みしてくれます。
目的の候補を1本指でダブルタップすることで文字が確定されます。
すべてをひらがなで入力したい時には、右下端の確定ボタンをダブルタップします。

もしも1本指の下スワイプで候補文字が読み上げられない場合は、画面上に表示されている候補文字をタッチしながらの変換を試みてください。
ローターのカテゴリーが「自動テキスト読み上げ」に切り替わっていないことが考えられます。

候補文字が表示されている場所は、画面の真ん中、ちょうどキーボードのqwertyの文字の上の部分です。
この場所にタッチした後で、1本指の上スワイプや下スワイプをすることで、候補文字が切り替わって表示されます。右スワイプでも候補の変更ができます。

(注意)
キーボード右下端のボタンについて、アプリによっては同じキーボードを表示していてもボタンの役割が変わり、「確定」、「改行」、「検索」と読み上げられることがあります。

検索フィールドに文字を入力している場面では、文字が確定されると、右下端のボタンは「確定ボタン」から「検索ボタン」に読み上げが変わり、検索実行のボタンとして働きます。



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■13-5 日本語かなキーボード


次に日本語かな入力のキーボードを表示させてみましょう。
「次のキーボード 日本語かな」ボタンを実行します。

携帯電話でおなじみのテンキースタイルの入力ができるようになります。
ここではいくつかの方法で入力できるのですが、よく使うと思われるものを説明してみます。ローター操作で「入力モード」を標準入力に合わせておく必要があります。

1. 一般的なテンキー入力
「う」を入力する時、1本指を「あ」の上に置いたままでもう1本の指を3回タップする。


2. フリック入力
●「1本指のダブルタップ&ホールド」
「う」を入力する時、「あ」をダブルタップするのですが、指はタッチしたままにしておきます。すると効果音とともに「あ」の周りを囲むように「いうえお」が表示されます。
9時の方向に「い」、12時の方向に「う」、3時の方向に「え」、6時の方向に「お」です。
タッチしたままの指を「う」の場所にスライドさせてから指を離します。
スライドでなくても、フリックのジェスチャーでその文字を選択できます。

●「1本指の上・下・左・右フリック」
1本指で画面についたホコリを勢いよく跳ね飛ばすようなしぐさです。
上下左右、目的の方向にピッと指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。
スワイプよりも指が画面に接している時間は短いジェスチャーとなります。

フリック入力は、ローター・カテゴリーの「入力モード」がタッチ入力になっていても行えます。
その場合は1本指のダブルタップ&ホールドではなく、1本指をタッチしたままにしておくと、候補文字が表示されます。


3. ローター操作で入力モードを「ダイレクトタッチ」に切り替えると、フィーチャーフォンのボタンを押すような感覚で文字入力ができます。


濁点や半濁点を入力するキーは、「ま」のすぐ下にあります。
また、文字の種類を英語や数字に変更するには、左端の列の下から2番目のボタンを実行します。
「その他文字」、「その他数字」、「その他かな」と順に切り替わります。

削除ボタンは「さ」の右横、
「スペース」は「は」の右横の「空白」と読み上げられるボタンですが、文字の変換中には「次候補」という読み上げに鳴り、候補文字を次々に表示させるための役割を果たします。
「改行」ボタンは「ら」の右横です。



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■13-6 絵文字キーボード


絵文字の入力とその名前を読み上げることができます。
「次のキーボード 絵文字」ボタンを実行します。

画面の最下行にカテゴリーボタンが配置されているので、目的のジャンルを選ぶことができます。
あるいは、3本指の左スワイプか右スワイプでページを切り替えることにより、絵文字の種類を閲覧して選ぶことができます。

標準入力モードにしておいた方が絵文字を選びやすいです。



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■13-7 音声認識を使っての文字入力


iPhone 4Sから後に発売された製品には、標準で音声入力機能が搭載されています。
半角英字(English Japan)、のキーボードを表示させている時には英語を認識します。
日本語ローマ字、日本語かなのキーボードを表示させている時には日本語を認識します。

1. マイクのアイコンを実行する。
スペースキーの一つ左側の箇所にマイクのアイコン、音声入力ボタンが表示されています。日本語のキーボードでは「音声入力」という読み上げ画、English Japanのキーボードでは「Dictate」という読み上げを確認できます。
音声入力ボタンを1本指でダブルタップすると、「ポン」という合図の音がしますが、その合図の後に話しかけます。入力が終わったら2本指のダブルタップで音声入力モードを終了させます。合図の音とともに音声入力モードが停止して、文字認識の作業に移ります。
しばらくするとテキストフィールドに音声認識された文字が表示されます。


2. 2本指のダブルタップ
文字入力できる状態で2本指のダブルタップをすると、音声入力モードに入ります。
「ポン」という合図の跡に話しかけることができます。入力が終わったら、2本指のダブルタップで音声入力モードを終了させます。
この方法だと、マイクのアイコンを探す手間が省略できます。


気をつけないといけないのは、この音声入力機能が利用できるのはインターネットにつながっているときのみです。携帯電話の通信網かWi-Fi環境で接続しているときに利用できるわけです。もしもインターネットにつながっていなければ、このマイクのアイコン、音声入力ボタンはキーボード上に表示されません。
また、設定アプリを開いて、「一般」→「キーボード」→「音声入力」がオンになっている必要があります。



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■13-8 キーボードの種類を変更する方法


これまでは「次のキーボード」ボタンを実行することでキーボードの種類を変更してきました。
この方法では順番にキーボードを切り替えて表示することができます。
しかし、複数のキーボードを登録していると、目的のものを表示させるまでに時間がかかることがあります。
そんな時は登録しているキーボードの種類をすべて一覧表示させて、その中から選ぶ方法が便利です。

「次のキーボード」の箇所を1本指でダブルタップ&ホールドします。
画面上に登録されているキーボードの全種類が表示されるので、指を画面にタッチしたままドラッグして、目的のキーボードのところで指を離します。そうすることで、キーボードの種類を変更できます。

あるいは、「次のキーボード」の箇所を1本指でダブルタップ&ホールドして画面から指を離します。画面上に登録されているキーボードの全種類が表示されるので、目的のキーボードのところを1本指でダブルタップします。



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■■チャプター14 文字の削除、テキスト編集


テキストフィールドの中では、挿入ポイント(カーソル)を動かすことで目的の文字を削除したり、範囲選択をしてコピー、ペースト、カットなどの操作ができます。

また、テキストが編集状態でなくても、たとえばメールアプリで表示している本文の内容をコピーすることもできます。

Windowsのソフトで文字を入力していると、「文字をタイプしたい場所にカーソルを動かして」とか、「削除したい文字にカーソルを合わせて」とかいった表現がよく登場します。

iOSのテキストフィールド内ではこのカーソルのことを「挿入ポイント」と表現しています。



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■14-1 入力文字の削除や取り消しの操作


テキストフィールド内で文字の取り消しや削除をするには、いくつかの方法があります。

  • 1. 一文字ずつ削除する
    QWERTY配列のキーボードでは右端の列、下から2番目が削除、バックスペースボタンになっています。
    直前に入力した文字を削除することができます。
    日本語仮名キーボードでは「さ」の右横に配置されています。

    入力モードによってはこのボタンを実行させる方法が異なります。
    ・標準入力モードでは、1本指のダブルタップ。
    ・タッチ入力モードでは、指を削除ボタンから離す。
    ・ダイレクトタッチ入力モードでは、直接削除ボタンをタップ。
    スプリットタップはいずれの入力モードでも利用できます。

    この削除ボタンを1本指でダブルタップ&ホールド、つまり1本指でダブルタップして2回目のタップでは指をつけたままにしておくと、画面から指を離すまで削除の操作がつづけられます。
    削除ボタンを押し続けるわけです。
    挿入ポイントのある位置から先頭の文字までを一気に削除する時に活用できます。



  • 2. 削除したい文字に挿入ポイントを合わせて削除ボタンを実行する
    ローター操作で「文字」に合わせます。これにより1本指の上スワイプで左隣の文字へ、下スワイプで右隣の文字へ挿入ポイントを移動させることができます。

    上スワイプで挿入ポイントを移動した場合、読み上げのあった文字のところで削除ボタンを実行すると、削除されるのは左隣の文字になります。
    Windowsでのバックスペースキーと同じ働きをします。

    下スワイプで挿入ポイントを移動した場合、読み上げのあった文字のところで削除ボタンを実行すると、その文字が削除されます。
    Windowsでのデリートキーと同じ働きをします。



  • 3. 「テキストを消去」ボタンを使う。
    テキストを入力するフィールドの右横には「テキストを消去」ボタンが表示されています。これをダブルタップするとフィールド内の文字列が全て削除されます。
    ただし、すべてのテキスト入力の画面でこのボタンが表示されるわけではありません。



  • 4. iPhone本体をシェークする。
    シェークするとは、iPhone本体をゆするように小刻みに動かすことです。
    すると、「取り消す入力」の画面が表示されます。
    「取り消し」ボタンを実行すれば直前に入力した文字列を消去することができます。
    音声入力を試みてその変換結果が期待外れだった時、そんな場面で活用できます。

    間違えて「取り消し」ボタンを実行した場合、それをキャンセルすることができます。
    再びiPhone本体をシェークすると、取り消した前の状態に戻すかどうかの問い合わせ、「やり直す入力」の画面が表示されます。


    シェイクの機能は設定アプリの中でオンとオフの切り替えができます。
    設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」と進むと、
    「シェイクで取り消し」のオン・オフ切り替えボタンがあります。




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■14-2 文書の先頭と末尾への挿入ポイントの移動


文字を入力するには、検索フィールドやテキストフィールドと読み上げされる項目を、1本指のダブルタップで開く必要があります。

その中に何も文字が書かれていなければ入力位置は先頭にあります。すでに文字が入っていれば、入力位置は末尾か先頭になります。これは音声で確認できます。
「末尾に挿入ポイント」、「先頭に挿入ポイント」と読み上げてくれます。

先頭にある挿入ポイントを文書の末尾に移動させたい場合、再びテキストフィールドの場所を1本指でダブルタップしてください。
文書の先頭や末尾へのカーソル移動はこの操作で実行できます。



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■14-3 1本指の下スワイプか上スワイプによる挿入ポイントの移動


テキストフィールド内でも1本指の下スワイプか上スワイプにより、文字、単語、行単位でのカーソル移動ができます。
ローター操作で目的のカテゴリーに合わせてから、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。

 文字単位での移動の時には一文字ずつ説明読みをしてくれます。
たとえば下スワイプの操作で右横の文字を読ませた後に、何も操作をせずに待ってみます。
やや遅れてから説明読みを確認することができます。


文字単位で移動した時の文字の挿入箇所について説明します。
たとえば半角数字で「1245」とすでに書きこまれています。これを「12345」にしてみましょう。
テキストフィールドを開き、ローター・カテゴリーを「文字」に合わせます。
挿入ポイントが文字列の後ろにある場合は、1本指の上スワイプで「4」と読み上げられる場所に移動します。ここで「3」と入力すると、挿入される場所は「4」の左隣になります。

挿入ポイントが文字列の前にある場合は1本指の下スワイプで「2」と読み上げられる場所に移動します。ここで「3」と入力すると、挿入される場所は「2」の右隣になります。



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■14-4 複数のページにまたがる長文の中での挿入ポイントの移動


たとえばメモアプリで複数のページにまたがるような長文を編集する場合、特定の箇所に挿入ポイントを移動させたい時、文書の先頭や末尾からいちいち挿入ポイントを行単位で動かすのは手間がかかります。

そんな時には移動させたい箇所が含まれたページを表示させてから目的の場所近くに挿入ポイントを移動させることができるので、手間が省けます。

たとえば5ページある文書の3ページ目の箇所に挿入ポイントを合わせたい場合、

  • 1. テキストフィールドのカ所にタッチする。
    画面から指を離して、3本指の上スワイプで3ページに移動する。


  • 2. 画面の中央に1本の指でタッチすると表示されている文の内容を読み上げてくれますが、そのまま指を目的の箇所に滑らせていき、画面から指を離します。


  • 3. 1本指でダブルタップすると、挿入ポイントは先ほど指を離した箇所の文頭に移動します。


  • 4. ローターを文字や単語単位での移動に合わせて目的の単語の箇所に挿入ポイントを移動します。




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■14-5 すべてのテキストを選択してコピー&ペースト


文字が入力できる状態ではローター操作で「編集」というカテゴリーが現れます。
ここでは、先ほどのメモアプリの画面でテキストフィールドに入力した文字を、同じメモアプリの中の検索フィールドにコピーする方法を紹介します。

  • 1. メモアプリの新規メモの画面で検索フィールドに文字が入っていることが前提です。そして今は文字入力できる状態であることを確認してください。
    画面の下半分にキーボードが表示されていれば文字入力状態です。
    もしキーボードが表示されていなければ、テキストフィールドをダブルタップして開いてください。



  • 2. ローター操作で「編集」に合わせます。
    1本指の上スワイプか下スワイプを繰り返して「すべてを選択」という読み上げに合わせます。
    つづいて1本指でダブルタップします。



  • 3. 1本指の上スワイプか下スワイプを繰り返して「コピー」に合わせます。
    つづいて1本指でダブルタップします。
    これでフィールド内の文字すべてがクリップボードに記憶されました。



  • 4. メモアプリの中で、検索フィールドが表示されている画面に切り替えます。
    画面の上の箇所にある「メモ 戻る」ボタンを実行します。
    その箇所へは左スワイプのジェスチャーでも移動できます。
    また、スクラブのジェスチャーを行うと、画面がすぐに切り替わります。



  • 5. 検索フィールドを開きます。



  • 6. ローター操作で「編集」に合わせます。
    1本指の上スワイプか下スワイプを繰り返して「ペースト」という読み上げに合わせます。
    つづいて1本指でダブルタップします。
    これで先ほどの文字列が貼り付けられました。



ローター・カテゴリーの「編集」の中にはコピーやペーストの他にも項目が用意されています。
「すぺてを選択」の実行後に「カット」を実行すれば、テキストフィールド内のすべての文字列を削除することができます。

ここではテキストフィールド内のすべての内容をコピーする操作について説明しましたが、一部の文字列を範囲指定してコピーやカットすることもできます。



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■14-6 範囲指定してコピー&ペースト 「テキスト選択」機能を利用する


テキストフィールドの中だけでなく、画面に表示されているメールの本文や、サファリのウェブページの一部を、範囲指定してコピーすることができます。
他のアプリでも画面に表示されている内容を、同じ操作でコピーできる場合があります。

ローター・カテゴリーの「テキスト選択」という機能を利用すれば、比較的容易くテキストの範囲選択をすることができます。

デフォルトではローター操作で「テキスト選択」は現れないようになっているので、設定アプリの中で自分でカテゴリーを追加する必要があります。
設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「ローター」と進んでいきます。
この中ではローター操作で利用できるカテゴリーが一覧表示されていますが、選択状態になっていないと実際のローター操作では出現しません。
「テキスト選択」の箇所を見つけて1本指でダブルタップすることで、選択状態にしておきます。

  • 1. 練習として、コピーしたいメール本文かウェブページを表示させます。



  • 2. VoiceOverカーソルをコピーしたい文字列の先頭に移動します。
    目的の文字が読み上げられたら指を離します。



  • 3. ローター操作で「テキスト選択」のカテゴリーに合わせます。
    1本指の下スワイプか上スワイプで範囲選択する単位を切り替えることができます。
    文字選択、単語選択、行選択、ページ選択、すべてを選択。

    ここでは単語選択を試してみます。
    1本指の下スワイプで「単語選択」という読み上げが確認できたら、画面から指を離します。



  • 4. 1本指の右スワイプを行うと、現在の文字の位置から右方向に向かって単語が選択状態になります。
    逆方向に選択範囲を広げるには1本指の左スワイプです。
    範囲選択を広げるにはスワイプを続けます。

    選択状態になった文字列は、その文字列の読み上げの後に「選択中の」という案内がされるので確認できます。

    初めは単語単位で選択していて途中で文字単位に切り替えたい場合、1本指で植えスワイプして「文字選択」の状態に切り替えます。
    1本指で右スワイプすると、右方向に1文字ずつ選択範囲を広げていくことができます。

    「すべてを選択」に合わせてから1本指の右スワイプを1回すれば、現在位置から最後までの文字列が範囲選択されることになります。



  • 5. 選択範囲を狭くするには逆方向にスワイプ。
    選択範囲を指定している状態で、目的より多くの文字列を選択してしまった場合、逆方向にスワイプします。
    文字列の読み上げの後に「選択を解除」という案内が確認できます。



  • 6. 文字列の選択が終われば、ローター操作で「編集」のカテゴリーに合わせます。
    1本指の上スワイプか下スワイプで「コピー」に合わせてダブルタップします。
    これで選択された文字列がクリップボードにコピーされたことになります。



  • 7. コピー先のテキストフィールドを開きます。
    メモアプリなど別のアプリを起動してテキストフィールドを開いてもかまいません。
    ローター操作で「編集」に合わせます。
    1本指の上スワイプか下スワイプで「ペースト」に合わせてダブルタップします。
    これでコピーした内容が貼り付けられました。




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■14-7 範囲選択してコピー&ペースト 「ピンチアウト・ピンチイン」のジェスチャーを利用する


テキストフィールドの中だけでなく、画面に表示されているメールの本文や、サファリのウェブページの一部を、範囲指定してコピーすることができます。
他のアプリでも画面に表示されている内容を、同じ操作でコピーできる場合があります。

●「2本指でのピンチアウト」
2本の指を同時に画面にタッチし、指と指の感覚を広げていきます。
広げていく方向は上下左右、斜めでもかまいません。
たとえば親指と人差し指の腹をくっつけてアルファベットのOの字を作ります。そして2本の指を同時に画面にタッチします。その場所から指と指の間を引き離していき、アルファベットのOからCの字に変えていくイメージをするとよいでしょう。

使用する2本の指はどの指でもかまわないので、たとえば左右の人差し指を使う人もいるようです。
また、2本の指をくっつけたまま画面にタッチしてもよいですし、少し距離を開けてタッチしても大丈夫です。

指と指の間を広げていく仕草では、2本の指それぞれを動かして広げていってもよいですし、1本は固定したまま、もう1本だけ動かすというしぐさでもかまいません。

(注意)
ピンチアウトのジェスチャーが間違えられて、ローター操作だと認識される場合があります。
同時に2本の指を画面にタッチしないとスプリットタップと誤認識される場合もあります。

大切なのは、同時に2本の指で画面をタッチする、そして、タッチしたままの2本の指の距離を広げていくということです。


  • 1. 練習として、コピーしたいメール本文かウェブページを表示させます。



  • 2. VoiceOverカーソルをコピーしたい文字列の先頭に移動します。
    目的の文字が読み上げられたら指を離します。



  • 3. 2本の指を同時に画面にタッチします。
    画面のどの場所でもかまいません。
    タッチするタイミングは、文字の説明読みが終わってからにすると確実に操作できます。



  • 4. 指と指の間を広げていきます。
    文字列が選択状態になりますが、その文字列の読み上げの後に「選択中の」という案内が確認できます。
    指をどの方向に滑らせても選択される文字列は、現在のVoiceOverカーソルの位置から右方向に向けてです。
    範囲選択を広げるにはスワイプを続けます。

    選択範囲は文字、単語、行のそれぞれの単位を指定して広げていくことができます。
    範囲を指定する前にローター操作で目的のカテゴリーを選んでおきます。
    初めは文字単位で選択していて途中で単語単位に切り替えたい場合、一度画面から指を離してローター操作で単語に合わせます。
    再びピンチアウトのジェスチャーを行うと、先ほど選択していた文字列の続きから選択範囲を広げていくことができます。



  • 5. 逆方向に選択範囲を広げるには、
    ●「ピンチイン」
    ピンチアウトとは逆の動きをするジェスチャーで、指と指の間を狭くします。
    選択される文字列は、現在のVoiceOverカーソルの位置から左方向に向けてです。



  • 6. 選択範囲を狭くするには反対のジェスチャーを行います。
    ピンチアウトで選択範囲を広げた場合はピンチインのジェスチャーを繰り返します。
    文字列の読み上げの後に「選択を解除」という案内が確認できます。



  • 7. 文字列の選択が終われば2本の指を画面から離します。
    次にローター操作で「編集」のカテゴリーに合わせます。
    1本指の上スワイプか下スワイプで「コピー」に合わせてダブルタップします。
    これで選択された文字列がクリップボードにコピーされたことになります。



  • 8. コピー先のテキストフィールドを開きます。
    メモアプリなど別のアプリを起動してテキストフィールドを開いてもかまいません。
    ローター操作で「編集」に合わせます。
    1本指の上スワイプか下スワイプで「ペースト」に合わせてダブルタップします。
    これでコピーした内容が貼り付けられました。




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■14-8 範囲選択してコピー&ペースト 「編集メニュー」を利用する


編集中のテキストフィールド内やメールの本文表示エリアでは、編集オプションのメニューを表示させることができます。
この編集オプションを利用することでもテキストのコピー&ペーストを実行することができます。
VoiceOverがオフの環境と同じような操作方法になります。


  • 1. 練習として、コピーしたいメール本文かウェブページを表示させます。



  • 2. VoiceOverカーソルをコピーしたい文字列の先頭に移動します。
    目的の文字が読み上げられたら指を離します。



  • 3. 範囲選択します。
    ローター・カテゴリーのテキスト選択か、ピンチアウトのジェスチャーを利用してもかまいません。
    好みの方法を試してください。



  • 4. 文字列の選択が終われば、画面のどこでもよいので、1本指でダブルタップ&ホールドします。
    指を離すとポコンという効果音が聞こえますが、これは編集オプションが表示された合図です。
    指をホールドしていた場所の少し上に横一列のメニュー項目が表示されています。
    自動的にメニュー項目の一つにVoiceOverカーソルが移動することもありますが、その場合は1本指の左スワイプか右スワイプで目的の項目を探すことができます。
    VoiceOverカーソルが自動的に移動していなければ指を画面につけて滑らせながら見つけてください。

    コピーという項目を実行します。
    これで選択された文字列がクリップボードにコピーされたことになります。



  • 5. コピー先のテキストフィールドを開きます。
    メモアプリなど別のアプリを起動してテキストフィールドを開いてもかまいません。
    貼り付けたい箇所で1本指のダブルタップ&ホールドを実行します。
    再び編集オプションが表示されます。
    ペーストの項目を見つけて実行します。
    これでコピーした内容が貼り付けられました。




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■■チャプター15 メールやサファリの本文内の単語を辞書で検索する


画面に表示されているメールの本文や、サファリのウェブページの中の単語を、辞書で調べることができます。
他のアプリでも同じ操作ができる場合もあります。

利用できる辞書の種類は、国語辞典、英和辞典、英英辞典、その他の外国語などです。
辞書のデータはダウンロードする必要があります。
単語を範囲指定してから検索するわけですが、ここでもテキスト選択かピンチアウトのジェスチャーを利用します。

設定アプリを開いて、「一版」→「辞書」の中で利用したい辞書を選択できるようになっています。

手順としては、
・調べたい単語を範囲選択する。
・ローター操作で「編集」のカテゴリーに合わせる。
・1本指の上スワイプか下スワイプで
「調べる」に合わせて、1本指でダブルタップする。
以上です。

ローター操作を使わずに編集オプションを表示させることでも同じことができます。



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■■チャプター16 ホーム画面でのアプリの削除と移動、フォルダ管理 「ドラッグ&ドロップ」


ホーム画面上のアプリは、その配置場所を変更したり削除することができます。
よく使用するアプリは見つけやすい場所に配置しておくと便利です。
ホーム画面を編集モードに切り替えることで、それらの操作を行えます。

iOS 10では、ローター・カテゴリーのアクションメニューを利用することでアプリ移動の操作は容易になりました。
iOS 11では、それが改良されて、ドラッグ&ドロップの機能により、複数のアプリを一度に移動することができます。

また、iPadでは、ドラッグ&ドロップを利用して写真やデータのコピーもできます。
共通の操作法になっています。



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■16-1 編集モードに入る


さて、編集モードに切り替えるには二つの方法が用意されています。
それぞれの方法について紹介します。


  • 1. ローター・カテゴリーの「アクション」を利用する。
    ホーム画面のアプリ上で1本指の下スワイプを行うと、「編集モード」と読み上げられる項目があります。
    ここで1本指のダブルタップをすると、「編集を開始しました」という読み上げにつづいて、編集モードに入ることができます。

    これはローター・カテゴリーが自動的に「アクション」に合わさっているからです。
    もし下スワイプで「編集モード」という読み上げが確認されない場合は、ローター操作で「アクション」のカテゴリーに合わせる必要があります。

    また、設定アプリの中を開いて、「一般」、「アクセシビリティ」、「VoiceOver」、「ローターアクション」の中で、
    「ホーム画面のAppを編集」の切り替えボタン
    ここがオンになっている必要があります。



  • 2. ●「1本指のダブルタップ&ホールド」
    ホーム画面上のアプリの場所で、
    1本の指で画面をトン・トンと素早く2回たたきますが、2回目のタップでは指を離さず画面につけた状態にします。
    すると、「ポコポン」という効果音の後、2秒ほどしてから「編集を開始しました」というメッセージが読み上げられます。指を画面から離します。
    これでホーム画面は編集モードに切り替わります。

    VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、1本指で目的のアプリのアイコンをタッチしたままにします。長押しするわけです。
    そうすると、アイコンがプルプルと震えて表示されます。




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■16-2 編集モードを終了する


編集モードから通常モードに戻すには、複数の方法があります。

  • 1. ホームボタンをシングルクリックします。



  • 2. 約40秒後に自動的に編集モードは終了します。



  • 3. ローター・カテゴリーが「アクション」に合っていれば、1本指の下スワイプか上スワイプで、
    「Appの編集を停止」の項目を実行します。



メッセージは「編集を終了しました」と読み上げてくれます。



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■16-3 ローター・カテゴリーの「アクション」メニューを利用する


編集モードでは、ローター・カテゴリーの中の「アクション」のメニューを利用することで、アプリの移動や削除の操作を行います。

iOS 11から加わった「ドラッグ&ドロップ」の機能により、複数のアプリをまとめてコピーしたり、フォルダに追加することができます。



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■16-3-1 アプリを削除する

ホーム画面が編集モードに入っている状態で、削除したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
1本指の下スワイプを行います。
「削除」と読み上げられる項目を確認したら、1本指でダブルタップします。

「アプリを削除しますか」という確認メッセージが読み上げられます。

1本指の右スワイプや左スワイプの操作で「削除ボタン」に移動して、ダブルタップで決定するとアプリは削除されます。
削除したくなければ「キャンセルボタン」を実行してください。



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■16-3-2 アプリを移動する 「ドラッグ&ドロップ」

ホーム画面上のアプリはスキナ場所に移動させることができます。
別のページに移動させることや、画面の最下行のドックの部分に配置することもできます。
他のアプリの横に引っ越しさせるという風にイメージしてください。


  • 1. ホーム画面が編集モードに入っている状態で、移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指の下スワイプを行います。
    「まるまるアプリをドラッグ」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで確定します。



  • 2. 移動させたい場所にあるアプリにVoiceOverカーソルを合わせます。
    1本指の右スワイプや左スワイプでVoiceOverカーソルを動かすことができます。

    ページをまたいでの移動の場合、通常のページ切り替えのジェスチャーが利用できます。
    3本指の左スワイプか右スワイプです。



  • 3. 移動先のアプリの場所で1本指の下スワイプか上スワイプを行うと、いくつか実行できるメニューが読み上げられます。
    「まるまるアプリを前にドロップ」、「まるまるアプリを後ろにドロップ」
    そのような読み上げを確認することができます。
    どちらか目的のメニューが読み上げられたら1本指でダブルタップします。
    これでアプリの移動が実行されました。




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■16-3-3 フォルダを作成する

インストールしたアプリの数が増えてくると、それを見つけるのに苦労します。また、ホーム画面は15ページまで拡張されますが、それでも表示できないほど多くのアプリをインストールすると、さらに探し出すのはたいへんです。

そういう場合は同じジャンルのアプリを、一つのフォルダにまとめてしまえば管理しやすくなります。
フォルダの中には135個のアプリをまとめることができます。
フォルダを開くと一つの画面に9個のアプリが表示されますが、それ以上多くなると、ホーム画面と同じように15ページまで拡張されます。


  • 1. ホーム画面が編集モードに入っている状態で、移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指の下スワイプを行います。
    「まるまるアプリをドラッグ」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで確定します。



  • 2. 同じフォルダにまとめたい別のアプリにVoiceOverカーソルを合わせます。
    1本指の右スワイプや左スワイプでVoiceOverカーソルを動かすことができます。

    ページをまたいでの移動の場合、通常のページ切り替えのジェスチャーが利用できます。
    3本指の左スワイプか右スワイプです。



  • 3. 別のアプリの場所で1本指の下スワイプか上スワイプを行うと、いくつか実行できるメニューが読み上げられます。
    「まるまるアプリとまるまるアプリで新規フォルダを作成」
    そのようなメニューが読み上げられたら1本指でダブルタップします。
    これで二つのアプリが入ったフォルダが作成されました。

    既存のフォルダに追加することもできます。
    フォルダ上で同じ操作をするわけですが、メニューの数は多く表示されます。
    「まるまるアプリをフォルダに追加」
    そのようなメニューが読み上げられたら1本指でダブルタップします。
    これでアプリをすでにあるフォルダの中に追加することができます。



  • 4. フォルダ名は自動的に作成されますが、変更は可能です。
    フォルダが作成された画面で左スワイプしていくと、一番左端がフォルダ名入力のテキストフィールドになっています。そこを書きかえれば好きな名前で作成できるわけです。
    フォルダ名はフォルダ作成時でなくても、いつでも書き変え可能です。




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■16-3-4 複数のアプリを移動する

これまでは一つのアプリを移動する操作について説明してきましたが、複数のアプリをまとめて移動したりフォルダに追加することができます。


  • 1. ホーム画面が編集モードに入っている状態で、移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指の下スワイプを行います。
    「まるまるアプリをドラッグ」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで確定します。



  • 2. まとめて移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指の下スワイプを行います。
    「ドラッグセッションに追加」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで確定します。
    他にも移動したいアプリがあれば、同じ手順を繰り返します。



  • 3. 移動させたい場所にあるアプリにVoiceOverカーソルを合わせます。
    1本指の右スワイプや左スワイプでVoiceOverカーソルを動かすことができます。

    ページをまたいでの移動の場合、通常のページ切り替えのジェスチャーが利用できます。
    3本指の左スワイプか右スワイプです。



  • 4. 移動先のアプリの場所で1本指の下スワイプか上スワイプを行うと、いくつか実行できるメニューが読み上げられます。
    「まるまるアプリを前にドロップ」、「まるまるアプリを後ろにドロップ」
    そのような読み上げを確認することができます。
    どちらか目的のメニューが読み上げられたら1本指でダブルタップします。
    これでアプリの移動が実行されました。


新規フォルダの作成、既存のフォルダへの追加の操作も同じように実行できます。



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■16-3-5 ホーム画面からフォルダの中身を表示する

ホーム画面からフォルダの中を表示するには、アプリを起動するのと同じジェスチャーである1本指のダブルタップを実行します。

フォルダの中から直前のホーム画面に戻るには、ホームボタンのシングルクリックです。
あるいは、スクラブのジェスチャーも利用できます。



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■16-3-6 フォルダの削除、フォルダの外へアプリを移動する

フォルダの中のアプリの位置も変更できます。
アプリ移動の操作を利用します。

フォルダを削除するには、フォルダ内のアプリをすべて外に移動します。
中身を空っぽにすると、自動的にフォルダが消えるわけです。


アプリをフォルダの外に移動する場合は、

  • 1. ホーム画面が編集モードに入っている状態で、移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指の下スワイプを行います。
    「まるまるアプリをドラッグ」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで確定します。



  • 2. フォルダの外に抜け出します。
    1本指の下スワイプで
    「フォルダを閉じる」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで確定します。
    あるいはスクラブのジェスチャーも利用できます。



  • 3. 移動させたい場所にあるアプリにVoiceOverカーソルを合わせます。
    1本指の右スワイプや左スワイプでVoiceOverカーソルを動かしてもかまいません。

    ページをまたいでの移動の場合、通常のページ切り替えのジェスチャーが利用できます。
    3本指の左スワイプか右スワイプです。



  • 4. 移動先のアプリの場所で1本指の下スワイプか上スワイプを行うと、いくつか実行できるメニューが読み上げられます。
    「まるまるアプリを前にドロップ」、「まるまるアプリを後ろにドロップ」
    そのような読み上げを確認することができます。
    どちらか目的のメニューが読み上げられたら1本指でダブルタップします。
    これでアプリの移動が実行されました。



既存のフォルダに追加することもできます。



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■16-3-7 フォルダ名を変更する

ホーム画面が編集モードに入っている状態で、名前を変更したいフォルダにVoiceOverカーソルを合わせます。
1本指の下スワイプを行います。
「アクティベート・デフォルト」と読み上げられる項目を確認したら、1本指でダブルタップします。

ォルダ名を変更するためのテキストフィールドが表示されます。
テキストフィールドを開くと、名前が変更できます。



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■16-4 ドラッグ操作を利用して操作する


初期バージョンのiOSから利用されていた方法で、VoiceOverがオフの環境と同じような操作性になっています。



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■16-4-1 アプリを削除する

ホーム画面が編集モードに入っている状態で、削除したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
目的のアプリにVoiceOverカーソルがある状態で、1本指のダブルタップを実行します。
「アプリを削除しますか」という確認メッセージが読み上げられます。

1本指の右スワイプや左スワイプの操作で「削除ボタン」に移動して、ダブルタップで決定するとアプリは削除されます。
削除したくなければ「キャンセルボタン」を実行してください。



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■16-4-2 アプリを移動する

  • 1. ホーム画面が編集モードに入っている状態で、移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指のダブルタップ&ホールドを行います。
    指は画面につけたままにしておきます。
    これでアプリをスキナ場所に移動できる状態です。



  • 2. 画面につけたままの指をアプリを移動させたい場所に滑らせます。すると、
    「2列目の3行目」
    などのメッセージが読み上げられます。
    希望の場所で指を画面から離します。



  • さて、ページをまたいでの移動ですが、

    3. 指を画面につけたままの状態で、そのまま画面の右端に滑らせていき、しばらく待ちます。
    「3ページに移動中」という読み上げが確認できます。
    「ヒュン」という効果音がすれば、アプリは次ページに移動したことになります。
    「全11ページ中3ページ目」というような読み上げがされるので、どのページに移動したのかを確認できます。

    指を離すまではページ移動が連続して行われます。
    希望のページ番号が読み上げられたら画面から指を離します。

    また、アプリを画面の右端ではなく左端に滑らせていくと前ページに移動させることができます。




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■16-4-3 フォルダを作成する

  • 1. ホーム画面が編集モードに入っている状態で、移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指のダブルタップ&ホールドを行います。
    指は画面につけたままにしておきます。
    これでアプリをスキナ場所に移動できる状態です。



  • 2. 画面につけたままの指を滑らせて同じフォルダにまとめたいアプリの上まで移動します。
    「まるまるの上にドラッグ中」
    などのメッセージが読み上げられます。

    うまくアイコンが重なれば、
    「フォルダを作成します」
    という読み上げの後に「ビヨン ビヨン ビヨン」という効果音を確認できます。
    つづけて「ヒョーン」という効果音の後に「まるまるフォルダを作成中」という読み上げがあります。新しくフォルダが作成されたという案内です。
    ここで指を画面から離します。
    それぞれのアプリはこのフォルダの中にまとめられました。



  • 3. フォルダ名は自動的に作成されますが、変更は可能です。
    フォルダが作成された画面で左スワイプしていくと、一番左端がフォルダ名入力のテキストフィールドになっています。そこを書きかえれば好きな名前で作成できるわけです。
    フォルダ名はフォルダ作成時でなくても、いつでも書き変え可能です。




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■16-4-4 ホーム画面からフォルダの中身を表示する

ホーム画面からフォルダの中を表示するには、アプリを起動するのと同じジェスチャーである1本指のダブルタップを実行します。

フォルダの中から直前のホーム画面に戻るには、ホームボタンのシングルクリックです。



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■16-4-5 フォルダの削除、フォルダの外へアプリを移動する

フォルダの中のアプリの位置も変更できます。
アプリ移動の操作を利用します。

フォルダを削除するには、フォルダ内のアプリをすべて外に移動します。
中身を空っぽにすると、自動的にフォルダが消えるわけです。

アプリをフォルダの外に移動する場合は、

  • 1. 画面が編集モードに入っている状態で、移動したいアプリにVoiceOverカーソルを合わせて、そのアプリの名前を読み上げさせて、指を画面から離します。
    1本指のダブルタップ&ホールドを行います。
    指は画面につけたままにしておきます。
    これでアプリをスキナ場所に移動できる状態です。



  • 2. フォルダの外だろうと思われる場所に指を滑らせます。上や下に滑らせてみるとよいでしょう。
    「フォルダの外にあります。指を5秒間押したままにしておいてください」
    という案内があり、「ヒュン」という効果音があります。
    すると、アプリはフォルダの外に移動したことになります。




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■16-4-6 フォルダ名を変更する

ホーム画面が編集モードに入っている状態で、名前を変更したいフォルダにVoiceOverカーソルを合わせます。
1本指でダブルタップします。

ォルダ名を変更するためのテキストフィールドが表示されます。
テキストフィールドを開くと、名前が変更できます。



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■■チャプター17 アップスイッチャー、マルチタスク画面


一度アプリを起動すると、それらのアプリはアップスイッチャー、マルチタスク画面で確認できるようになっています。
以前に起動したアプリを開く場合、ホーム画面の中でアプリを見つけて実行するよりも、少ない手間で操作できるわけです。

使わないアプリはこの画面から閉じることで、アプリの動きを終了させることができます。
それによりバッテリーやメモリの無駄な消耗を防ぐことにつながります。
また、アプリの操作がうまくいかない場面では、一度アプリを終了させてから起動しなおすとスムーズに操作できることがあります。



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■17-1 アップスイッチャーの画面を表示する


ホームボタンのあるiPhoneの場合、
ホームボタンをダブルクリックします。

ホームボタンのないiPhoneの場合、
●「画面の下端から1本指で上スワイプ」
1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、2回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
画面の下端にタッチしたときにはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音があり、2回目の振動の箇所ではパッというさらに高めの効果音が聞こえます。

VoiceOverがオフの環境でも同じ操作法となります。

(ヒント)
アップスイッチャーがうまく開かない場合、最初に画面の下端に指をタッチして効果音が聞こえることを確認してから、すぐに上スワイプするとよいでしょう。画面の下端に指をタッチしている時間が長いと振動を確認できますが、その時点から上スワイプするとうまくいきません。

また、画面の下端の部分にうまくタッチできない場合、まず画面の下側面に指を当てて、そのまま指を回すようにして上スワイプしてみてください。
1回目の振動で指を離すとホーム画面を開くジェスチャーになってしまいます。
1本の指を画面の下端から上に向けてスーット滑らせてから指を離します。


3D Touchが利用できるiPhoneでは、画面の左端を3D Touchすることでもアップスイッチャーは表示されます。


画面には起動しているアプリ名の一覧が表示されます。
目的のアプリ名の箇所を実行すると、そのアプリが開きます。



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■17-2 アプリを閉じる


アップスイッチャーの画面で、終了させたいアプリの名前を読み上げさせます。三つの方法が利用できます。

  • 1. ●「3本指の上スワイプ」



  • 2. 1本指の上スワイプで、そのアプリ名を「閉じる」と聞こえたら、1本指のダブルタップ。これはローターが自動的に「アクション」のカテゴリーになるからですが、もしもローター・カテゴリーが変更されていなければ自分でローターの調整をする必要があります。



  • 3. 1本指のダブルタップ&ホールド。次に上スワイプします。



VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、1本指の上スワイプです。



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■■チャプター18 コントロールセンターを表示する


コントロールセンターの画面を表示すると、Wi-FiやBluetoothなどの各種オンとオフの切り替え、音楽の再生コントロールなどができます。
設定のメニューを開かなくても、よく使う機能はここで実行できるようになっています。

●「ステータスバーにタッチしてから3本指で上にスワイプ」
まず画面の上端に表示されているステータスバーにタッチして読み上げさせます。
3本の指を上に向けてスーッと滑らせてからピッと離します。
画面のどこで実行してもかまいません。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、画面の下端から1本指で上にスワイプです。


ホームボタンのないiPhoneの場合、こちらの方法も利用できます。

●「画面の上端から1本指で下スワイプ」
1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
画面の上端にタッチしたときにはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音が聞こえます。

(ヒント)
コントロールセンターがうまく開かない場合、最初に画面の上端に指をタッチして効果音が聞こえることを確認してから、すぐに下スワイプするとよいでしょう。画面の上端に指をタッチしている時間が長いと振動を確認できますが、その時点から下スワイプするとうまくいきません。

また、画面の上端の部分にうまくタッチできない場合、まず画面の上側面に指を当てて、そのまま指を回すようにして下スワイプしてみてください。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、画面の右上端から1本指で下スワイプです。


コントロールセンターの画面を閉じるには、ホーム画面を表示させます。
あるいは、スクラブのジェスチャーも利用できます。



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■18-1 画面を縦方向にロックする


さて、iPhoneでは多くの場合アプリの画面を縦と横の表示に自由に切り替えることができます。これはiPhone本体を縦に持った時、横に持った時、自動的に表示形式が切り替わる仕組みになっているからです。

もしも意図せずにiPhoneを傾けてしまい横表示に変わってしまうと、指を動かす方向が変わってしまうので面倒に感じることがあります。そんな時に画面を縦にだけ表示するロック機能は便利です。

コントロールセンターの中で設定することができます。
「画面の向きをロック」の切り替えボタンをオンにします。

(注意)
画面を縦方向にロックしていても、アプリの種類によっては横向きに表示されることがあります。たとえばゲームや動画の視聴アプリなどです。



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■18-2 コントロールセンターで呼び出せる機能を追加する


コントロールセンターでは次の項目を表示させることができます。

  • ・フラッシュライト

  • ・タイマー

  • ・計算機

  • ・カメラ

  • ・画面収録

  • ・拡大鏡

  • ・ボイスメモ

  • ・Apple TV Remote

  • ・アクセシビリティのショートカット

  • ・Wallet

  • ・アクセスガイド

  • ・アラーム

  • ・ストップウォッチ

  • ・テキストサイズ

  • ・ホーム

  • ・メモ

  • ・運転中の通知

  • ・低電力モード


上記の項目は追加、削除、並べ替えをすることができます。

デフォルトでは表示されていない項目を追加するには、
設定アプリを開いて、「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」と進み、目的の項目の挿入ボタンを実行します。



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■18-3 コントロールセンターの項目を非表示にする


不必要な項目を表示させたくない場合、同じくカスタマイズの画面の中で操作します。
もし「計算機」を非表示にしたい場合、「計算機」の箇所で、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「削除」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。

もし「削除」の読み上げを確認できなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリーに合わせる必要があります。



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■18-4 画面収録


iOS 11からは「画面収録」という機能が加わりました。
デフォルトでは表示されていないので、設定アプリの中から追加登録しておく必要があります。

この機能を利用すると、iPhoneの画面の様子をビデオ録画できます。

自分がプレイしているゲームの様子を人に見せたい時や、アプリの使い方を説明する時などに活用できます。
録画されたビデオはカメラロールに保存され、カメラアプリで録画したビデオデータと同じように扱えます。

VoiceOverユーザーにとってもこの画面収録の機能は歓迎されています。
アプリの開発者に改善点のリクエストを送る時、アップルにiOSのバグレポートを送信する時などに利用できるからです。

前述の手順で、コントロールセンターの中に画面収録の項目を追加しておくとよいでしょう。


VoiceOver環境で画面収録する時に気を付けないといけないことは、スクリーンカーテンをオフにしておくということです。
また、デフォルトではマイクによる録音がオフになっているので、それをオンにしておく操作が必要になります。

マイクをオンにすることで、VoiceOverの読み上げ音声と自分の声が録音できるようになります。

画面収録の録画と停止をする手順は、

  • 1. コントロールセンターを表示させます。



  • 2. 「画面収録」の箇所で1本指の上スワイプか下スワイプを行います。
    「コントロールを開く」を実行します。
    あるいは3D Touchでもコントロールを開くことができます。



  • 3. 「マイクオーディオ」の切り替えボタンをオンにします。
    一度マイクをオンにすると、次からはこの操作をする必要はありません。



  • 4. 同じ画面の中には
    「収録を開始」ボタン
    の項目がありますが、ここを実行すると3秒後に録画が始まります。
    収録中その箇所は「収録を停止」という読み上げになり、収録停止ボタンの役割を果たします。



  • 5. 録画と停止の操作は、コントロールセンターを開いて「画像収録」の箇所を実行することでも機能します。



録画と停止の時にはピッという効果音が聞こえます。
また、収録中はステータスバーの右端の項目から1本指で右スワイプすると「収録中」という読み上げを確認することができます。

収録されたビデオは写真アプリの中で確認することができます。



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■■チャプター19 通知の画面を表示する


天気やツイターの返信などのお知らせ情報は、通知の画面を表示させることで素早く閲覧することができます。

●「ステータスバーにタッチしてから3本指で下にスワイプ」
まず画面の上端に表示されているステータスバーにタッチして読み上げさせます。
3本の指を下に向けてスーッと滑らせてからピッと離します。
画面のどこで実行してもかまいません。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、画面の上端から1本指で下にスワイプです。


ホームボタンのないiPhoneの場合、こちらの方法も利用できます。

●「画面の下端から1本指で下スワイプ」
1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、2回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
画面の上端にタッチしたときにはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音があり、2回目の振動の箇所ではパッというさらに高めの効果音が聞こえます。

VoiceOverがオフの環境では、画面の上端から1本指で下スワイプです。
ただし、右上端から下スワイプするとコントロールセンターが開いてしまいます。

(ヒント)
通知がうまく開かない場合、最初に画面の上端に指をタッチして効果音が聞こえることを確認してから、すぐに下スワイプするとよいでしょう。画面の上端に指をタッチしている時間が長いと振動を確認できますが、その時点から下スワイプするとうまくいきません。

また、画面の上端の部分にうまくタッチできない場合、まず画面の上側面に指を当てて、そのまま指を回すようにして下スワイプしてみてください。
1回目の振動で指を離すとコントロールセンターを開くジェスチャーになってしまいます。


通知の画面を閉じるには、ホーム画面を表示させます。
あるいは、スクラブのジェスチャーも利用できます。



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■19-1 通知の削除


通知の画面ではアプリからの通知内容が表示されますが、必要のない部分は一日単位で消去することができます。

「セクション内の通知を消去」ボタンを実行します。

1本指でダブルタップすることで、消去するかどうかの確認メッセージを表示してくれます。

確認メッセージを表示させずに一気に削除したい時には、「通知の消去」の項目を1本指でトリプルタップします。

また、すべての通知を一気に消去することもできます。
「セクション内の通知を消去」の箇所で、1本指の下スワイプか、上スワイプを行います。
「すべての通知を消去」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。

もし「削除」の読み上げを確認できなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリーに合わせる必要があります。

3D Touchすることでも、すべての通知を消去の項目を表示させることができます。



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■19-2 通知の画面のページ切り替え


通知の画面は3ページに分かれています。
ジェスチャーで通知を表示させたときの画面は2ページ目になります。

3本指の右スワイプか左スワイプで切り替えることができます。

2ページ目は通知内容が表示されている画面、
1ページ目はニュース記事やウィジェットの内容が表示されているスポットライト検索画面、
3ページ目はカメラで撮影する画面になります。



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■19-3 ウィジェット


通知の画面の1ページ目にはウィジェットを表示させることができます。

一つの画面に複数のアプリからの情報を表示できるので、アプリを切り替え表示する手間が省けます。
予定やニュースを閲覧するのに活用されています。

「表示を増やす」ボタンや「表示を減らす」ボタンを実行することにより、閲覧できる情報量は変わります。


ウィジットの追加、削除、並べ替えをするには、
「編集」ボタンを実行します。

すでに登録済みのウィジットの名前が一覧表示されます。
追加したいアプリがあれば
「挿入」ボタンを実行します。

登録済みのアプリを削除する場合は、そのアプリの名前の箇所で、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「削除」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。

もし「削除」の読み上げを確認できなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリーに合わせる必要があります。



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■■チャプター20 そのほかの便利なジェスチャー


これまでに紹介してきたジェスチャーを使いこなせるようになれば、iPhoneを会的に操作できるようになると思います。
ここからはさらにスムーズに、より便利に使えるジェスチャーや使い方についてを紹介しています。



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■20-1 項目に名前をつける「カスタムラベル」


アプリによってはボタン類に名前が付けられていないものがあります。
そんなときにユーザーが好きな名前をつける機能があります。

●「2本指のダブルタップ&ホールド」
名前をつけたい項目にVoiceOverのカーソルを合わせます。次に2本指でダブルタップして、指はそのまま画面にタッチしておきます。「ピョン、ピョン、ピョン」という効果音の後に「要素にラベルを設定」という読み上げがあり、キーボードが表示されます。
文字入力を終えたら画面右下の「完了」ボタンを実行します。「done」と読み上げられているかもしれません。



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■20-2 項目をアルファベット順に並べ替えて表示する「項目セレクタ」


画面にランダムに並んでいるアプリの配置を一時的にアルファベット順に切り替えることができます。

●「2本指のトリプルタップ」
2本指で画面を3回すばやくたたきます。
項目セレクタの画面に切り替わり、項目はアルファベット順に並んで表示されます。

この操作はどのアプリの画面でも実行できます。

たとえばホーム画面でこの操作を実行してアプリを開きたい場合、
目的のアプリを見つけて。
1本指のダブルタップでそのアプリにフォーカスして、
さらに1本指のダブルタップで実行する、
という手順になります。



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■20-3 項目セレクタ状態での検索機能


項目セレクタの画面では検索機能が利用できるので便利です。
画面の上の部分に検索のテキストフィールドが表示されています。ここを1本指でダブルタップして文字入力モードに入ると、画面にキーボードが表示されます。文字入力の後で画面右下の検索ボタンを実行すると、結果が表示されます。

結果を1本指でダブルタップすると、VoiceOverのカーソルはその項目に移動します。メール本文中やウェブページ内で活用できます。



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■20-4 目次索引の利用


連絡先やミュージックのアプリで、名前の一覧を表示させている時などに目次機能が利用できます。
項目セレクタの状態でも利用できます。

画面の右端に「目次索引」の調整ができる項目が縦長に表示されています。
1本指の下スワイプや上スワイプをすることで、索引別に目的の項目を見つけることができます。
たとえば下スワイプで「ま」にあわせて画面の中央をタッチすると、マ行で始まる項目が閲覧できます。

あるいは、下スワイプで「ま」と読み上げられた後に右スワイプをすると、マ行の最初の項目に移動します。

この操作はローター・カテゴリーの「見出し」移動でも同じことができます。



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■20-5 メールや楽曲を素早く削除する


メールアプリでの件名一覧やミュージックアプリでの曲名一覧を表示させている状態では、すぐに目的の項目を削除することができます。
メールアプリで件名が一覧表示されている画面では、削除したいメールの件名にVoiceOverカーソルを合わせて1本指の上スワイプをすると、「削除」という読み上げが確認できます。つづけてダブルタップをするとそのメールはゴミ箱に移動します。
これはローター・カテゴリーが自動的に「アクション」に合わさっているからです。

もし上スワイプで削除という読み上げが確認されない場合は、ローター操作で「アクション」のカテゴリーに合わせる必要があります。

また、「アクション」項目内では「項目を有効にする デフォルトアクション」という選択肢がありますが、この状態でダブルタップをすると通常の1本指ダブルタップをした時の動作となります。たとえば選択されているメールの内容が開いたり、音楽が再生されるわけです。



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■20-6 直前に読み上げた内容をクリップボードにコピーする


直前に読み上げた内容を文字情報としてペーストボードにコピーします。
その内容はメール本文やメモアプリなど、テキストフィールドなどに貼り付けることができます。

●「3本指のクアドラブルタップ」
3本の指で素早く画面をトン・トン・トン・トンと4回叩きます。

テキストの内容を範囲選択してクリップボードにコピーする方法はありますが、シンプルな操作ではありません。
それに比べて、読み上げた内容をクリップボードにコピーするジェスチャーは、とても簡単な操作で、活用する場面も多くあります。
名前や住所、電話番号などのテキストをコピーする時に重宝します。

(注意)
ヒントの読み上げを有効にしていると、コピーしたい項目の内容につづけて読み上げられたヒントの内容も記憶されてしまうので、その場合はヒント読みをオフにしておくとよいでしょう。



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■20-7 Spotlight(スポットライト)検索画面の表示


たくさんのアプリをインストールしていて、どこのページに配置していたかわからなくなってしまうことがあります。そんな時にスポットライト機能で検索すれば、結果表示された項目を1本指のダブルタップで直接起動させることができます。
アプリだけでなく、メールや音楽なども検索の対象にできます。

スポットライト検索の画面には2種類あり、クイック検索画面と、ニュース記事やウィジェットの内容を含めた詳細情報画面です。
Siriからの提案も表示させることができます。

それぞれの項目を検索の対象にするかしないかは、設定アプリを開いて、「Siriと検索」の中で変更できます。

テキストフィールドにキーワードを入力して検索します。


1. クイック検索画面
●「ホーム画面の中で3本指で下にスワイプ」
ホーム画面を表示させている状態で、3本の指を下に向けてスーッと滑らせてからピッと離します。
画面のどこで実行してもかまいませんが、ステータスバーには触れないようにしてください。

気をつけることとしては、ステータスバーにタッチしてからこの操作を行うと、通知の画面を開くジェスチャーとして認識されてしまいます。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、画面の真ん中から1本指で下にスワイプです。


2. 詳細情報画面
ホーム画面が2ページ目にある状態で、3本指の右スワイプをすると、ニュース記事やウィジェットの内容を含めた詳細情報画面が表示されます。
ホーム画面の1ページ目がこの画面になっているわけです。

ロック解除ボタンが表示されている画面において、3本指の右スワイプを行うことでも表示できます。


スポットライト検索の画面を閉じるには、ホーム画面を表示させます。
あるいは、スクラブのジェスチャーも利用できます。



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■20-8 「並べ替え」ボタンを操作する


VoiceOverのローターで操作できるカテゴリーをたくさん追加しておくと、それを見つけるのに時間がかかります。そんな時にはカテゴリーの順番を自分の好みに並べ替えておくと便利です。

設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「ローター」の中に入るとカテゴリーの追加だけではなく、その順序を並べ替えることもできます。
「まるまるを並べ替え」ボタンと読み上げられる箇所で次のジェスチャーを実行します。

●「1本指のダブルタップ&ホールド&ドラッグ」
1本の指で画面をトン・トンと素早く2回たたきますが、2回目のタップでは指を離さず画面につけた状態にします。移動したい場所へ指を滑らせていきます。目的の場所で指を離します。



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■20-9 ミュージックアプリ内で便利に使える操作


音楽の再生や一時停止の操作には2本指のダブルタップが利用できます。
ミュージックアプリの他にもラジオや動画の再生アプリでも使用できます。

音量やトラックの位置(再生位置)を変更するには、スライダーを動かしてその数値を調整することができます。
たとえば音量を変更するには、その箇所を読み上げさせてから指を離します。そして、1本指の上スワイプか下スワイプを実行します。
『■20-10 値を調整する』
を参照してください。

トラックの位置の箇所を1本指の上スワイプか下スワイプで調整すると、大きな数値でしか調整することはできません。
小さな数値で動かしたいときには、その箇所を1本指でダブルタップ&ホールドします。画面にタッチしたままの指を右か左に、上か下にドラッグさせると、小さな数値で調整することができます。ドラッグする時には、ゆっくりと、小さな動きで操作すると、より自分の思う値に調整できるでしょう。

音楽を早送りするには「次のトラック」ボタンを1本指でダブルタップ&ホールドします。指を離すまで早送りの操作がつづきます。
巻き戻しは「前のトラック」ボタンを1本指でダブルタップ&ホールドします。



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■20-10 値を調整する


ミュージックアプリで音楽を再生させると、音量やトラックの位置(再生の位置)を変更するための項目が表示されます。スライダーを動かすことで、それぞれの数値を変更できるようになっています。
これらの箇所ではVoiceOverの読み上げ音声を最後までしっかり聞いていると、「調整可能」と教えてくれます。
1本指の上スワイプか下スワイプをすることで、数値を変更することができます。

これはローター・カテゴリーが自動的に「値を調整」に合わさっているからです。
もし上スワイプで音量の数値が変化しない場合は、ローター操作で「値を調整」のカテゴリーに合わせる必要があります。

数値を細かく変更したい時には、その箇所を1本指でダブルタップ&ホールドして、画面にタッチしたまま指を左か右へ、もしくは上か下へドラッグさせます。

値を調整する操作は、他のアプリでも利用できます。
ホーム画面では、「全15ページ中1ページ目」という箇所で実行すると、ページ移動することができます。

「連絡先」の中の「目次索引」と読み上げられる箇所でも利用できます。

サファリでウェブページを閲覧していると、リストの中から特定の項目を選ぶ必要のあるポップアップボタンに遭遇することがあります。
その箇所を実行すると選択肢がリスト表示され、読み上げ音声は「ピッカー項目」と教えてくれます。
たとえば生年月日を指定する項目はそのようになっていることが多いです。
ここでも1本指の上スワイプか下スワイプをすることで、項目を選ぶことができます。

たくさんの項目がある場合スワイプ操作を繰り返すのはかなり手間なので、そんな時は1本指のダブルタップ&ホールドしてドラッグするとよいでしょう。

ピッカーの操作をする箇所は、画面の下端に表示されることが多いです。
適切な値を選んだ後は1本指で左スワイプすると、「完了」ボタンがみつかるので、それを実行しておく必要があります。
あるいは「次へ」ボタンや「前へ」ボタンが表示されているので、その場面に応じたボタンを実行してください。



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■20-11 1本指のダブルタップ&ホールド


標準のジェスチャーでは、1本指で長押しすることに相当します。
様々な場面で、いろんな意味合いで使用できます。

まず、各種メニュー項目を表示させることができます。
また、1本指でダブルタップ&ホールドしておくと、次のジェスチャーを標準のジェスチャーとして認識するように指示するという役割も果たします。

『■■チャプター17 アップスイッチャー、マルチタスク画面』
『■20-8 「並べ替え」ボタンを操作する』
『■20-9 ミュージックアプリ内で便利に使える操作』
などでも、このジェスチャーが使われています。


  • 1. アプリによっては、画面をスクロールさせたい時にVoiceOverのジェスチャーでは反応しないことがあります。
    そんな画面では、1本指でダブルタップ&ホールドして、そのまま画面にタッチしたままの指を上下左右にスワイプすると、ページが切り替わることがあります。
    これは標準ジェスチャーのスクロールの働きをさせることになるからです。



  • 2. ソフトウェアキーボードの「削除」ボタンの箇所を1本指でダブルタップ&ホールドすると、文頭に向かって連続削除を実行できます。



  • 3. ソフトウェアキーボードで、文字入力モードが「標準入力」、あるいは「タッチ入力」になっている時、特定の文字や記号の上で1本指のダブルタップ&ホールドすると、関連した候補文字が表示される場合があります。
    指を画面にタッチしたままドラッグして、目的の候補文字のところで指を離すと、その文字が入力されます。
    タッチ入力モードの時は、1本指をその特定の文字の上に置いたままにしておくことでも、候補文字が表示されます。



  • 4. ソフトウェアキーボードでキーボードの種類を変更する時、「次のキーボード」の箇所を1本指でダブルタップ&ホールドします。
    画面上に登録されているキーボードの全種類が表示されるので、指を画面にタッチしたままドラッグして、目的のキーボードのところで指を離します。そうすることで、キーボードの種類を変更できます。

    あるいは、「次のキーボード」の箇所を1本指でダブルタップ&ホールドして画面から指を離します。画面上に登録されているキーボードの全種類が表示されるので、目的のキーボードのところを1本指でダブルタップします。

    たくさんのキーボードの種類を登録している場合には、便利な切り替え方法です。



  • 5. メール本文内などで、電話番号やURLがリンクとして認識されている箇所でこのジェスチャーを実行すると、メニュー項目が表示されます。
    サファリアプリ内でのイメージの箇所や、写真アプリ内でのタイトルの箇所では、コピーなどのメニューが表示されます。



  • 6. メールやサファリの本文内テキストの箇所でこのジェスチャーを実行すると、編集関連のオプションが表示されます。
    たとえば、本文内の文字列をコピーしたい時、ローター操作で「編集」のカテゴリーに合わせてから操作する方法の代わりに活用することができます。
    本文内のどこでもよいので、テキストの箇所でこのジェスチャーを実行します。リンクやイメージなどの要素の箇所で実行すると、別のメニューが表示されてしまいますので、注意してください。

    効果音が聞こえたら、指を画面から離します。メニューはそのジェスチャーを実行した箇所のすぐ上に表示されています。
    しかし、このメニュー項目は見つけにくいと感じるかもしれません。
    すぐに編集関連のメニューの名前を読み上げてくれた場合は、左スワイプや右スワイプで移動できますが、常に編集メニューの名前を読み上げてくれるとは限りません。

    メール本文中であれば、この操作をした後で、画面の下半分で4本指のシングルタップを行います。
    サファリであれば、画面左下の「戻る」ボタンにタッチしてから1本指の左スワイプを行います。
    そうすることで、メニュー項目を見つけることが容易くなります。




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■20-12 1本指のトリプルタップ


標準のジェスチャーでは、1本指でダブルタップすることに相当します。

このジェスチャーを利用する機会は少ないかもしれません。



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■20-13 直前に開いていたアプリに戻る


起動していたアプリから別のアプリを開いた場合、元のアプリを表示させるには三つの方法が選べます。

一つ目はアップスイッチャーを開いて目的のアプリを実行する方法。
二つ目はステータスバーの左端に表示されている目的のアプリ名に「戻る」ボタンを実行する方法です。

三つ目はジェスチャーを利用します。
●「4本指の右スワイプか左スワイプ」
4本の指を同時に画面につけてスーッと滑らせてから指を離します。
右スワイプすると直前のアプリの画面に切り替わります。
画面のどこで実行してもかまいません。



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■20-14 イメージの説明も読み上げてくれる「項目の概要を」


iOS 10の写真アプリでは、何が写っているのかを認識して、VoiceOverが自動的に説明を付けて読み上げてくれました。

iOS 11では写真の説明読みをさせるためにジェスチャーを実行する必要があります。

●「3本指のシングルタップ」
写真アプリのなかだけでなく、イメージの要素の箇所でこのジェスチャーを実行すると、そのイメージを認識して説明読みしてくれます。
たとえばSafariやFacebookの中でイメージとVoiceOverが読み上げる箇所がありますが、何のイメージであるかを説明読みしてくれるわけです。


ところで、3本指のシングルタップは他の目的でも利用できます。

ホーム画面では、アイコンの位置をお知らせ
たとえば、2列目の4行目  全5ページ中2ページ目。

メールアプリの中で、メールのタイトルが一覧表示されている場合、
そのメール内容のプレビューを読み上げます。
ただし、設定アプリの中で、「メール」→「プレビュー」の行数が指定されていることが必要です。



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■20-15 簡易アクセス、画面の上半分を引き下ろして表示


ホームボタンのないiPhoneで利用できるジェスチャーです。

iPhone 6や6s Plusなど、画面サイズの大きなiPhoneを縦に持って操作する場合、画面の上側に配置されている項目に指が届きにくいという問題があります。
その問題を解決してくれる機能が簡易アクセス(リーチャビリティ)の機能です。

●「画面の下端から上スワイプして下スワイプ」
画面の下端から1本指で上スワイプします。
1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら、画面につけたままの指を素早く指を下スワイプします。

シュッシュッという効果音と同時に、上半分の画面が下側に移動して表示されます。
元の状態に戻すには、
・もう一度ホームボタンのダブルタップをする
・自動的に画面が元に戻るのを待つ
(8秒ほどすると自動的に画面は切り替わります)

この簡易アクセスの機能をオフにしたい場合は、
設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」と進み、
「簡易アクセス」の切り替えボタンをオフにします。

ホームボタンのあるiPhoneで簡易アクセスを利用する手順については、
『■24-1-4 ダブルタップで画面の上半分を引き下げて表示する「簡易アクセス」』
を参照してください。



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■20-16 関連項目に移動


iOS 11で加わったジェスチャーです。

●「2本指の右スワイプ」
2本指で右スワイプします。

どのような場面で利用できるジェスチャーなのか、筆者は確認できていません。



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■■チャプター21 読み上げ音声の質と特徴


VoiceOverの音声は、iPhoneを初期設定した時に選んだ言語を元に割り当てられます。日本語環境で使っている場合は、日本語の音声がデフォルトになります。

読み上げ速度を変更するには、
設定アプリを開いて「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」の中で
「読み上げ速度」の値を調整します。
あるいは、ローター操作で「読み上げ速度」のカテゴリーに合わせて調整します。

ピッチを変更するには、
設定アプリを開いて「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「スピーチ」の中に入ります。
「ピッチ」の値を調整します。


  • 1. 拡張音声と圧縮音声
    始めてVoiceOverをオンにした時の音声は、少し質が落ちるので、聞きにくいかもしれません。これは、データサイズの小さな圧縮ボイスの声で読み上げられているからです。高品質な拡張音声をダウンロードすることができます。



  • 2. 外国語の音声
    デフォルトの言語の音声だけではなく、外国語の音声も追加することができるようになっています。どの画面でもローター操作により、目的の言語の音声に切り替えることが可能です。
    そうすることで、外国語で書かれたメールやウェブページなどをその言語の音声で読ませたい時に利用できます。



  • 3. マルチリンガル機能
    もし外国語の音声を追加していない場合でも、VoiceOverは外国語で読み上げる場面があります。
    たとえば英語のウェブページを開いた時、そのページの言語属性が英語に指定されていれば、VoiceOverは英語の音声で読み上げます。
    それ以外でも、VoiceOverは文字や単語を自動的に外国語の音声で読み上げることがありますが、これはマルチリンガル機能によるものです。自動的に適切だと思われる言語の音声で読み上げてくれているわけです。



  • 4. マルチリンガル機能を停止
    このマルチリンガル機能による読み上げをさせたくない場合は、言語ローターで特定の言語を選びます。
    たとえば日本語を指定すると、すべての内容を日本語だけで読み上げてくれるようになります。



読み上げ音声の言語を切り替えるにはローター操作を利用します。
言語を選べる上体になっていれば、ローター・カテゴリーの中に「言語」が現れるので、ローターのジェスチャー操作でその項目に合わせます。
1本指の上スワイプか下スワイプで目的の言語を選びます。



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■21-1 高品質な日本語音声をダウンロードする


設定アプリを開いて「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「スピーチ」の中に入ります。

「声 Kyoko ボタン」という読み上げが確認できれば、デフォルトの音声は圧縮音声になっています。
「声 Kyoko 拡張 ボタン」という読み上げが確認できれば、デフォルトの音声は高品質になっています。
そのボタンを実行すると、複数のTTS(テキスト読み上げ合成音声エンジン)の名前が一覧表示されます。

日本語の声は4種類から選べるようになっています。
女性の声はKyokoとSiri女性(O-ren)。
男性の声はOtoyaとSiri男性(Hattori)。
それぞれに圧縮データと高品質データが用意されています。

音声データがまだダウンロードされていなければ、そのTTSを選ぶと同時にダウンロードが始まります。
あるいは「ダウンロード」ボタンを実行する必要があります。
ただし、電源ケーブルに刺した状態、Wi-Fi接続していないとダウンロードされないかもしれません。



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■21-2 外国語の音声を追加する


設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「スピーチ」の中に入ります。
「新しい言語を追加」ボタンを実行して、一覧から選びます。
ここで追加した言語の音声を利用できるようになります。

ここでは日本語を追加しておくことをお勧めします。
VoiceOverはマルチリンガル機能により、日本語の文書を誤認識して中国語などで読み上げてしまうことがあります。
それを防ぐためにもローター・カテゴリーの「言語」の中に日本語を追加しておき、誤認識する場面では日本語だけで読み上げさせるようにした方が都合がよいわけです。

読み上げ言語が追加されるとその言語と声の名前が表示されます。
その言語の名前の箇所を実行すると、声の種類と読み上げ速度を指定できます。



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■21-3 単語の読みかたを登録する


iOS 10からは単語の読み上げ方を自由に登録できる機能が加わりました。
文書を音声読み上げさせていて困ることは、人名や地名など、間違えた読みかたで発音されてしまうことです。
これまではその単語の読みかた、発音をユーザが編集することはできませんでした。

新しい読みかたとして登録された単語は、VoiceOverがオンの時の読み上げでも反映されますし、オフの状態でスピーチ機能による読み上げの時にも反映されます。
また、同じアカウントでiCloudにサインインしているiOSデバイスでは、登録した単語の読みが共有されます。



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■21-3-1 新しい単語の読みかたを登録する

設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「スピーチ」→「読みかた」を実行します。
あるいは、
設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」→「読みかた」を実行します。
どちらの場所で操作しても同じ結果になります。

「読みかた」を開くと、登録済みの単語が一覧表示されます。

画面の右上端には「追加」補団があり、ここを実行します。

二つのテキストフィールドが表示されていますが、
「語句」のフィールドには読みかたを変更したい単語を入力します。
「代替候補」のフィールドには発音してほしい読みかたを入力します。

画面の右上端にある「再生」ボタンを実行すると、代替候補に入力した発音で読み上げを確認することができます。

その他にも指定できる項目があるので必要であれば編集します。


「言語」
この新しい読みかたを反映させたい言語を選ぶことができます。
一つの言語だけでなく複数の言語を選択することもできますし、すべての言語を選択することもできます。


「声」
iOS内蔵の音声エンジンには複数の種類がありますが、特定の声を指定している時だけ登録した読みかたで発音してほしいと思った場合に利用します。
「すべて」を選んでおくこともできます。


「大文字/小文字を区別しない」のオン・オフ切り替え


「すべてのAppに適用」のオン・オフ切り替え
すべてのアプリの画面で登録した読みかたを反映させたい時は、この箇所はオンにしておきます。

特定のアプリの画面だけで登録した読みかたで発音させたい時には、この箇所を実行します。
すると、アプリの一覧が表示されるので、目的のアプリを選択状態にします。
複数のアプリを選択することができます。


単語の追加画面に語句と代替候補が入力されていれば、これで新しい単語の読みが登録されたことになります。
念のために画面左上端の「戻る」ボタンを実行して、登録済み単語が一覧表示される画面で確認しておくとよいでしょう。



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■21-3-2 登録済みの単語を編集する

登録済みの単語が一覧表示されている画面で操作します。

登録済みの単語の読みかたを変更したり、読み上げを反映させるアプリの種類を変更したい場合は、その登録済みの単語の箇所を実行します。
すると、新しい単語を追加したのと同じ画面に切り替わります。
必要な項目を編集できるわけです。



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■21-3-3 登録済みの単語を削除する

登録済みの単語が一覧表示されている画面で操作します。

削除したい単語の箇所で1本指の上スワイプか下スワイプを行います。
「削除」と「アクティベート」を実行できるようになっていますが、「削除」と読み上げられた後に1本指でダブルタップ、実行します。
これでその単語の情報は削除されます。

もし1本指の上下スワイプで「削除」の項目が読み上げられない場合は、ローターのジェスチャーで「アクション」のカテゴリーに合わせてから試してください。



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■21-3-4 読みかたを登録できる単語、できない単語

この「読みかた」の機能で登録できる語句には制限があります。
それは一つの単語だけしか登録できないということです。

英語であればそれぞれの単語が独立しているのでわかりやすいのですが、日本語ではどの部分を単語と見なしているのかわかりにくいのです。

たとえば「東京都」という文字列を語句のフィールドに入力し、代替候補をには「とうきょうふ」と入力します。
しかし、これでは読みかたが反映されません。
iOSでは「東京都」という文字列を一つの単語として見なしていないからです。

語句のフィールドには「東京」と入力すると、読みかたが反映されます。

このように日本語の読みかたを登録する場合には注意が必要です。
VoiceOverをオンにしている環境では、ローター・カテゴリーを「単語」に合わせて1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、単語単位に読み上げさせることができます。
これにより、どの部分を単語とみなしているのかを確認することができるでしょう。



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■■チャプター22 VoiceOverとは別の音声読み上げ機能「スピーチ」について


iOS 8になってからアクセシビリティの一覧には「スピーチ」という項目が加わりました。
VoiceOverがオフの環境でも、画面の内容を音声読み上げさせる時に利用できます。

普段VoiceOverを使用していない弱視の人、目が付かれやすい人、耳から入る情報の方が処理しやすい人など、そんな人が利用するとかなり便利な機能です。
たとえば、Kindleの本を読み上げさせれば、活字の本がオーディオブックに早変わりしてくれます。

また、VoiceOverがオンの状態でも利用することができます。
普段VoiceOverを利用している人にとっても、VoiceOverによる読み上げとこのスピーチ機能による読み上げを使い分けると便利に感じる場面はありそうです。

たとえばVoiceOverのジェスチャーでWEBページの内容を連続読みさせている時、途中で間違えて指が画面に触れてしまうと、読み上げは止まってしまいます。あるいは、VoiceOverカーソルが変な箇所をフォーカスしてしまいます。

スピーチ機能の連続読みでは、画面に間違えてタッチしてしまっても、そのまま読み上げが続きます。
オーディオコンテンツを再生しているような感じです。
VoiceOverがオンの環境では、一時停止と再生の操作には、2本指のダブルタップが利用できます。


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■22-1 スピーチの設定画面


設定アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」と進んでメニューを表示させます。


1. 「選択項目の読み上げ」
テキストをドラッグの操作で範囲選択すると、編集オプションの中に「読み上げ」が表示されます。それを実行することでその部分の読み上げが行われます。
発音のわからない単語を読み上げさせるのに活用できます。

VoiceOverがオンの状態では、テキスト選択やピンチアウトとピンチインのジェスチャーで範囲選択をした後に1本指のダブルタップ&ホールドをすることで編集オプションが表示されます。


2. 「画面の読み上げ」
画面全体を読み上げさせることができます。
画面の最上部から下に向かって、2本指で下スワイプします。

VoiceOverがオンの状態では、ステータスバーにタッチした後で2本指の下スワイプとなります。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャーは、画面の最上部から2本指で下スワイプです。
最初にステータスバーにタッチする必要はありません。

ステータスバーが表示されていないアプリの画面では、VoiceOverがオンの環境では、スピーチによる読み上げを実行できません。
しかし、VoiceOverをオフにするとステータスバーにタッチする必要はないので、スピーチによる読み上げを実行できるようになります。
たとえばKindleアプリなどで活用できます。


3. 「内容を強調表示」
読み上げている箇所のテキストを強調表示してくれます。
音声で聴きながら、どの箇所を読み上げているのか目で確認したい時に便利です。


4. 「入力フィードバック」
VoiceOverがオフの環境において、キーボードで文字入力をした時にタイプされた文字や単語を読み上げるかどうかの設定ができます。



5. 「読み上げ速度」
デフォルト言語の音声の読み上げ速度を指定します。
メニュー表示の言語を日本語にしている場合、日本語がデフォルト音声となります。
その他の外国語の音声については、読み上げ速度を個別に調整できます。


6. 「読みかた」
単語の読みかたを登録・編集することができます。
『■21-3 単語の読みかたを登録する』
を参照してください。


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■22-2 音声の種類の変更と外国語音声の読み上げ速度について


スピーチの設定の中には「声」という項目が用意されています。
この項目では各言語の音声の種類と、それぞれの読み上げ速度を個別に指定することができます。
声の種類は、VoiceOverで使用されているiOS内蔵のTTS(テキスト読み上げ合成音声エンジン)と同じです。

「日本語」の箇所を実行してみましょう。
TTSが複数用意されています。
デフォルト音声とは圧縮ボイスになり、データ量が少なく、音質はやや低くなります。
拡張音声は高品質な音声で、ダウンロードが必要になり、Wi-Fi環境でなければ入手できないかもしれません。

一つ前の画面に戻って他の言語の中を確認してみましょう。
たとえばイタリア五の中を覗いてみます。
デフォルトや拡張を選ぶ項目に加えて、読み上げ速度を調整する箇所があります。
iOSのメニュー言語がイタリア語ではないので、読み上げ速度はここで指定するようになっているわけです。


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■22-3 画面全体の読み上げと読み上げバーについて


読み上げさせたい画面が表示されている状態で、画面の一番上から下に向かって2本指の下スワイプを行います。
このジェスチャーにより読み上げが始まります。
読み上げる内容が見つからない場合には、読み上げが開始されません。

VoiceOverがオンの状態では、ステータスバーにタッチした後で2本指の下スワイプのジェスチャーとなります。

画面の中央には2行にまたがって読み上げバーが表示されます。

1段目には、
「読み上げバーをしまう」、「アプリの名前」、「中止」

2段目には、
「読み上げ速度を下げる」、「巻き戻し」、「一時停止」、「早送り」、「読み上げ速度を上げる」
これらのボタンが表示されています。

Safariなどでウェブページを閲覧している場合、ページ数の多い記事を音声で聴くのに活用できます。
ページの途中から連続読みさせることもできます。

標準のメールアプリで本文を読み上げさせる場合、どの位置でこの読み上げ操作を行っても、その本文の最初から読み上げが始まります。
途中の箇所からの連続読みには対応していないようです。

読み上げ中に画面を間違えてタッチしてしまっても、連続読みはそのまま継続されます。


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■22-4 マルチリンガル機能


読み上げしている途中に外国語が入っていれば、スピーチの音声はその言語の音声に自動的に切り替わることがあります。
これはマルチリンガル機能によるものです。

外国語の文章をネイティブの発音で聴きたい人には便利な機能です。

ただし、日本語で書かれているにもかかわらず、間違えて中国語などで発音される場面もあります。

VoiceOverの機能には読み上げ言語を一つだけに固定することでマルチリンガル機能を働かせないようにできますが、スピーチの機能ではその設定はできません。


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