iOSデバイスとの間でデータの受け渡しができる機能「AirDrop」

iPhone XS, iOS 12のVoiceOver環境で、読み上げ操作を確認しています。

AirDropとは、データの共有機能で、iOS 7のバージョンで追加されました。

写真や地図の情報を近くにいる人に送りたい時、相手がiOSデバイスを持っていれば無線で簡単に転送することができます。
また、Mac OSのパソコンとの送受信もできます。


iPhone、iPad、iPod touch で AirDrop を使う - Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT204144







■1 準備


AirDrop機能を利用するには、
・Wi-Fiをオンにしておく
・Bluetoothをオンにしておく
・インターネット共有をオフにしておく
ことが必要です。

また、AirDrop関連の項目について、事前に設定しておく必要があります。



__________目次の先頭へもどる__________

■1-1 設定アプリの中でAirDropを設定する


「設定」アプリを開いて、「一般」、「AirDrop」と進み、選択肢の中から一つを選択状態にしておきます。

・受信しない
・連絡先のみ
・すべての人

「すべての人」を選択状態にしておくと、連絡先に登録していない人からのデータも受け取ることができます。
ただし、街中ではいきなり見ず知らずの人から不要なデータを送信されると困るので、普段は「連絡先のみ」を選択状態にしておくとよいでしょう。

ちなみに、データを送信されたとしても通知が表示されるだけで、本人が受け入れる操作をしないとデータは受信されません。



__________目次の先頭へもどる__________

■1-2 コントロールセンターの中でAirDropを設定する


設定アプリを開かなくても、コントロールセンターの画面からもAirDropの設定ができるようになっています。
ただし、iOS 12のVoiceOver環境ではこの方法ではうまく設定できませんでした。

手順としては、

  • 1. コントロールセンターを表示させて、画面の左上のエリアに表示されている、
    ・「機内モード」
    ・「モバイルデータ通信」
    ・「Wi-Fi」
    ・「Bluetooth」
    それら通信関連の項目の箇所を3D Touchします。

    あるいは、1本指の下スワイプをして「コントロールを開く」の項目名が読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。



  • 2. すると、上記の通信関連のメニューに加えて、
    ・「AirDrop」
    ・「インターネット共有」
    二つの項目が表示されるので、「AirDrop」の箇所を実行して設定します。




__________目次の先頭へもどる__________

■2 写真を共有する


ここでは試しに写真を共有してみましょう。
自分のデバイス上で、相手に送りたい写真を表示させます。
画面の左下端にある「共有」ボタンを実行します。
選択肢の中から「AirDrop」の箇所を実行します。

すでにデータを送ることのできるAirDrop受信者の名前が表示されていたら、その箇所を実行します。
相手のデバイスは画面ロックが解除されている必要があります。

相手のデバイスには通知が送られて、そのデータを受け入れるかどうかの確認メッセージが表示されます。
「受け入れる」ボタンを実行すると、データの転送が行われます。

送信が終了したら、自分のデバイス上で「完了」ボタンを実行します。

送り側も受け側も同じアップルIDのデバイスの場合は、受け入れるかどうかの確認メッセージは表示されません。



__________目次の先頭へもどる__________

■3 App Store内のアプリのダウンロードページを共有する


App Storeでリリースされているアプリのページ情報もAirDropで送ることができます。
App Storeアプリを開いて、目的のアプリのページを表示します。
「そのほか」ボタンを実行します。
「Appを共有」ボタンを実行します。

先ほどと同じようにAirDropで送りたい相手の名前の箇所を実行します。

受け入れが完了すると、相手の画面にはApp Storeの該当ページが表示されます。

いちいちアプリ名で検索をしなくても、目的のアプリのページを開くことができるので、アプリの入手は容易になります。



__________目次の先頭へもどる__________

■4 注意点


AirDropを利用する上での注意点が二つあります。

先にも紹介しましたが、「すべての人」からデータを受信できる状態にしておくと、見知らぬ人からデータを送信されるかもしれません。
「受け入れる」操作をしなければ誤ってデータを受信してしまうことはありませんが、いきなり他人からの通知が届くと気になるものです。


もう一つ注意しておくことは、「すべての人」から受信できる状態にしていると、近くの人がAirDropでデータ送信しようとした時に、自分のデバイスの名前が相手の画面に表示されてしまいます。
もしも本名でiOSデバイスの名前を表示させているのであれば、見知らぬ人に自分の名前を見られてしまうことになります。
頭に入れておいた方がよいでしょう。

自分のiOSデバイスの名前を変更するには、
「設定」アプリを開いて、「一般」、「情報」、「名前」と進みます。
テキストフィールドの中の名前を書き換えることができます。



__________目次の先頭へもどる__________