見えなくても使えるiPhone - VoiceOverでの操作解説(iOS 14.7編)  前半(1/2)

こちらは「まえがき」からチャプター18までの前半になります。

チャプター19から「あとがき」までの後半は
こちら 「
見えなくても使えるiPhone - VoiceOverでの操作解説(iOS 14.7編) 後半(2/2)」

http://voicei-gestures.seesaa.net/article/482548917.html


見えなくても使えるiPhone - VoiceOverでの操作解説(iOS 14.7編)

執筆者:
品川 博之
Email:
voice-of-i@outlook.jp
Twitter:
@voice_of_i https://twitter.com/voice_of_i
note:
voice_of_i https://note.com/voice_of_i
RSSフィード: https://note.com/voice_of_i/rss

製作完了日
2021年7月20日



項目の先頭にはそれぞれ以下の記号を付記しています。
文字検索などを利用しながら読み進めてください。

■■ 大見出し
■ 小見出し
● ジェスチャ

目次の始まりには「はじまり」を、目次の終わりには「おわり」と記しています。
目次を読むのが面倒な人は、「目次 おわり」にジャンプして読み進めてください。


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■■ まえがき


ここではiPhone 7、iPhone 12 Proを用いてVoiceOver(ボイスオーバー)をオンにした状態での操作説明をします。使用しているiOSのバージョンは14.7で、2021年7月現在で最新となります。
製品の種類やモデルの違いによって仕様が異なるため、ここに挙げた操作や機能が利用できない場合もあります。

また、あくまでもVoiceOverのジェスチャの使い方や利用シーンをテーマに説明していますので、iPhoneの設定方法や機能についてはユーザガイドなどを参照してください。

iPhoneユーザガイド - Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/welcome/ios

アップル - サポート - マニュアル
https://support.apple.com/ja_JP/manuals/iphone

プリインストールされている「ブック」アプリでユーザガイドを検索、ダウンロード、参照することもできます。


この説明書のテキストデータはダウンロードできるようになっています。

情報機器関連資料 - 日本ライトハウス情報文化センター
http://www.lighthouse.or.jp/iccb/publications/index_publications/jyohokiki/


また、ブログでも公開しています。
Voice_of_i - 見えなくても使えるiPhone(資料集)
http://voicei-gestures.seesaa.net/

VoiceOverで操作できるアプリや関連情報についてもブログで発信しています。
Voice_of_i - 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ)
http://voicei.seesaa.net/



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■■ この説明書を気に入って下さった方へ


この説明書は視覚障害を持つ筆者がまとめたものですが、VoiceOver環境のiPhoneを使い始めた当時、具体的で頭に入りやすいマニュアルを見つけることができなかったので、自分の備忘録のためにも書き上げたものです。

簡潔にまとめたかったのですが、気が付くと自分でも読むのがたいへんな文字数になってしまいました。
どうぞ文字検索や見出しジャンプをして、効率よく読んでいってください。
チャプター1からチャプター12までの内容を読み終えれば、基本的な操作はできるようになると思います。


この説明書が視覚障害ユーザはもちろんのこと、VoiceOverを使ってみたいという人たちにとって参考になればうれしく思います。

家族や友人に視覚障害を持つ人がいて、もしその人がiPhoneやiPadなんて使えないものだと思い込んでいたら、こんな方法で使えるみたいだよと、ぜひお伝えしてみてください。

また、携帯電話ショップや量販店の販売員の方にはVoiceOverについての問い合わせがあったときに対応できるよう役立てていただけると幸いです。


ところで、筆者は以下の視覚障害者の関連グループの活動を応援しています。運営費の多くは寄付金や関連団体からの資金でまかなわれています。しかし、必死のパッチで運営されている状況のようです。

この説明書が役に立ったと感じて下さって、もし貴方が経済的に余裕があれば、応援していただけるとありがたいです。

社会福祉法人 日本ライトハウス - 視覚障害者向けに点字図書館、ICT講習、職業・生活訓練などを実施しています。
ご寄附のお願い:日本ライトハウス
http://www.lighthouse.or.jp/donation.html

NGO団体 アークどこでも本読み隊 - タイ北部で図書館や幼児教育センターを運営しています。
アークどこでも本読み隊 活動を支援する
https://www.alwaysreadingcaravan.org/japanese/support.php

サピエ - 視覚障害者を含め、読みに困難のある人向けの電子図書館。
全視情協:全視情協とは - ご寄付のお願い
http://www.naiiv.net/about/?20160221



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■■ iPhoneで何ができるのか


まずiPhoneをVoiceOverで操作すると具体的にどんなことができるのか、簡単に列挙してみます。

1. 音声ガイドにおいて
・読み上げ速度の調整
・読み上げ言語の切り替え
・操作のヒントを読み上げ
・効果音や振動で操作をアシスト
・文字や単語単位での読み上げ
・文字の説明読み、フォネティック読み
・単語の読み方の登録

2. 電話において
・電話の発信は番号入力、あるいは連絡先からの選択
・Siri、音声アシスタントを利用して声で電話番号を伝えて発信
・着信時には相手の電話番号、もしくは連絡先に登録している名前を読み上げ
・発着信履歴の確認
(LINEなど他アプリでの通話も含む)

3. メールにおいて
・携帯電話会社のメールだけでなくパソコンで使用しているアカウントも利用可能
・返信、転送、削除の操作。
・本文の全文読み、途中からの連続読み
・リンク先のURLをウェブブラウザで閲覧
・本文内の電話番号に発信
・本文内の文字検索

4. ウェブページ閲覧において
・リンクや見出し単位での移動
・モバイル用サイトだけでなくPC用サイトも閲覧可能
・パソコンで利用しているブックマークと同期可能
・ページ内検索

5. カメラにおいて
・写真とビデオの撮影
・顔認識により人数や顔の位置の読み上げ
・撮影した写真の画像認識・人物の顔認識

6. コンパス・マップにおいて
・東西南北を360度の数値付きで読み上げ
・現在地情報の確認
・徒歩ナビやカーナビの実行

7. 音楽再生において
・パソコンから転送した音楽の再生
・アーティスト、アルバム、ジャンル別に再生可能
・ギャップレス再生(曲間を開けずに再生可能)
・歌詞表示

8. 時計において
・アラーム、タイマー、ストップウォッチの利用
・世界時計

9. アプリの管理
・App Storeから好きなアプリをダウンロードして追加
・削除
・画面の好きな場所に配置変更

10. bluetoothキーボードによる操作
・文字入力の他に、VoiceOverのジェスチャ操作を実行

11. 点字ディスプレイとの連携
・音声読み上げの情報を点字ディスプレイに出力
(日本語では満足いくレベルで使用できません)



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■■チャプター1 ジェスチャについて


指で操作する方法をジェスチャと呼びます。VoiceOverでは1本から4本の指を利用し、画面に触れたり、たたいたり、滑らせたりして目的の操作を実行します。コツとしては爪の先を使うのではなく指先の皮膚や指の腹を当てるようにすること。また、複数の指を使うときは指と指の間に少し隙間を作ることです。そうすることで指の動作を認識してくれやすくなります。力加減は極弱い力で認識してくれます。

ジェスチャを覚える上でのキーワードを上げておきます。
  • ・タッチ: 画面に触れること。

  • ・タップ: 画面をたたくこと。1回だけたたくことをシングルタップ。素早く2回たたくことをダブルタップ、素早く3回たたくことをトリプルタップ、素早く4回たたくことをクアドラブルタップと呼びます。

  • ・スワイプ: 画面につけた指を指定の方向に少しスーッと滑らせてから指を離します。ほうきでホコリを祓うようなしぐさです。

  • ・フリック: スワイプと似たような動きですが、指定の方向に勢いよく指を動かすような、ひっかくような動きです。ホコリをはじき飛ばすようなしぐさです。

  • ・ホールド: 画面にタッチしたらその場所で指を置いたままにしておきます。長押しとも表現されます。

  • ・スライド: 画面に触れたままにしている指を滑らせること。

  • ・ドラッグ: 項目を移動させるときなどに利用します。まず項目を指で押さえて、そのまま移動したい場所に指を滑らせてから離します。

  • ・ローター操作: 2本の指でダイヤルを回すしぐさ。

  • ・スクラブ: 2本の指で画面をシュシュシュとこするしぐさ。

  • ・3D Touch: 指を画面にタッチして、そのまま指を押し込むしぐさです。
    (3D Touchが利用できる端末はiPhone 6sシリーズ、iPhone 7シリーズ、iPhone 8シリーズ、iPhone X、iPhone XSシリーズです)

  • ・背面タップ: iPhone本体の裏側をタップします。


鍼灸師の人はこんな風にイメージしてみてください。
タップとは鍼治療で切皮をするようなしぐさ、タッチやスライドはツボを探すときのような力加減です。自分の掌をタッチパネルだと思い、気持よい程度の力で練習してみてください。
 また、iPhoneにはVoiceOverを練習するメニューが用意されています。
後述の
『■■チャプター9 VoiceOverのジェスチャの操作練習』
で紹介しています。

(注意)
スワイプとフリックのジェスチャについて、
VoiceOverのジェスチャの中でも多用される指の動きです。
似たような指の動きになりますが、実行できる内容は同じです。

スワイプはほうきで掃くようなやや大きめの指の動きになり、フリックは勢いよくはじくような小さな指の動きになります。

古いiOSの説明書ではフリックという表現が採用されることがあったので、今でもそれを好んで用いている人は多いです。
App Storeのスタッフに尋ねてみると、フリックという表現は日本語かなキーボードの文字入力方法の一つである「フリック入力」でしか使われないようです。

フリックという表現に慣れ親しんでいる人は、言葉を置き換えて読み進めてください。



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■■チャプター2 iPhoneのボタンの位置と持ち方


iPhoneは2007年に登場して以来、その機能はもちろんのこと、画面サイズの異なるモデルが発売されるようになっています。

大きく分けて、ホームボタンのあるモデルと無しのモデルがあります。
それによって操作性が異なります。



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■2-1 iPhone SE(2016年モデル)


画面サイズは4インチなので、手のひらで握りやすい小型のモデルです。
iPhone 5, iPhone 5sと同じ画面サイズとなります。
3D Touchには対応していません。

本体には五つのボタンが付いています。

「表面」
 画面上には丸くて少しくぼんだ部分があります。
これがホームボタンとなります。
ホームボタンはTouch ID、指紋センサーの役割を果たしています。
 画面の上側には受話口があり、横長の溝を確認できます。
 ホームボタンが下側に来るように縦に持ちます。

「左側面」
 三つのボタンがあり、上からサイレントスイッチ、音量アップ、音量ダウンです。
サイレントスイッチはレバー式になっていて、主で側から裏側にスライドするとサイレントモード、マナーモードになります。

「上側面」
 右端にスリープボタンがあり、電源のオン・オフ、スリープモードの切り替えの時に使用します。
また、iPhone 4Sまでは左端にイヤホンマイクのジャックがありました。

「下側面」
 中央にある切れ込みはLightening(ライトニング)コネクタで、ここにはパソコンとの接続や充電するためのケーブルを差し込めます。
 iPhone 4S以前のモデルではライトニングコネクタは形状が異なり、Dock(ドック)コネクタと呼ばれていました。
 Lighteningコネクタの右にはスピーカー、左端にはイヤホンマイクのジャックがあり形状は3.5mmの4極ステレオミニプラグです。

「右側面」
SIMカードを装着するためのスロットが配置されています。
スロットの脇には小さな穴があり、トレイを取り出すには付属のピンやペーパークリップ、ゼムクリップのような先端の細いものを差し込みます。

「カメラの位置」
 背面と表面に一つずつあります。
背面カメラはiSight(アイサイト)カメラと呼ばれ、前面カメラはFaceTime(フェィスタイム)カメラと呼ばれています。
背面にはLEDライトも配置されています。
後ろ側のカメラは手触りでその場所を確認できます。
 前側のカメラは受話口の近くです。

通常の持ち方はディスプレイを正面に向けてホームボタンが下にくるように縦に持ちます。
 iPhoneでは画面を縦向きと横向きのどちらでも表示させることができます。アプリによっては縦向きか横向きに固定される場合もありますが、多くのアプリでは本体を横向きにすれば自動的に横表示に切り替わります。最初のうちは縦にして使い慣れるとよいでしょう。

本体の表側がディスプレイになっています。上端から下端までのすべてがタッチパネルになっているわけではありません。表面の上部には受話口の切れ込みがありますが、その下から始まりホームボタンの上までが縦画面の幅となります。



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■2-2 iPhone 7とiPhone 7 Plus


画面サイズはiPhone 7が4.7インチ、iPhone 7 Plusが5.5インチです。
iPhone 6シリーズ、iPhone 8シリーズと同じ画面サイズになります。
4.7インチと5.5インチということでサイズは違いますが、ボタンの配置は同じです。
このモデルからはステレオスピーカーになり、FeliCaによるおサイフケータイ機能、iP67相当の耐水性能という特徴が加わりました。

本体には五つのボタンが付いています。

「表面」
 画面上には丸くて少しくぼんだ部分があります。
これがホームボタンとなります。
ホームボタンはTouch ID、指紋センサーの役割を果たしています。
iPhone 7が登場するまではこの場所はカチリと押し込める物理式のボタンでしたが、iPhone 7からは押し込めない感圧式ボタンに変わりました。
電源が入っていない時にはこの窪みを押し込んでも何も反応しませんが、電源が入っているとこのボタンをクリックした時にトンという短い振動のフィードバックがあるので、ボタンを押したことを確認できるようになっています。
 画面の上側には受話口があり、横長の溝を確認できます。
iPhone 7シリーズではこの受話口がスピーカーの役割も果たしています。
 ホームボタンが下側に来るように縦に持ちます。

「左側面」
 三つのボタンがあり、上からサイレントスイッチ、音量アップ、音量ダウンです。
サイレントスイッチはレバー式になっていて、主で側から裏側にスライドするとサイレントモード、マナーモードになります。

「下側面」
 中央にある切れ込みはLightening(ライトニング)コネクタで、ここにはパソコンとの接続や充電するためのケーブルを差し込めます。
iPhone 7シリーズからはイヤホンマイクジャックが廃止されたので、このコネクタはLighteningイヤホンをつなぐ場所にもなっています。
 Lighteningコネクタの右にはスピーカー、左には気圧調整口が搭載されています。
iPhone 6シリーズでは、コネクタの左側がイヤホンジャックとなります。

「右側面」
 スリープボタンがあり、電源のオン・オフ、スリープモードの切り替えの時に使用します。
 スリープボタンから下に向けて指を滑らせると、SIMカードを装着するためのスロットが配置されています。
スロットの脇には小さな穴があり、トレイを取り出すには付属のピンやペーパークリップ、ゼムクリップのような先端の細いものを差し込みます。

「カメラの位置」
 背面と表面に一つずつあります。
iPhone 7 Plusでは背面カメラは二つです。
背面カメラはiSight(アイサイト)カメラと呼ばれ、前面カメラはFaceTime(フェィスタイム)カメラと呼ばれています。
背面にはLEDライトも配置されています。
後ろ側のカメラは手触りでその場所を確認できます。
 前側のカメラは受話口の近くです。

通常の持ち方はディスプレイを正面に向けてホームボタンが下にくるように縦に持ちます。
iPhoneでは画面を縦向きと横向きのどちらでも表示させることができます。アプリによっては縦向きか横向きに固定される場合もありますが、多くのアプリでは本体を横向きにすれば自動的に横表示に切り替わります。最初のうちは縦にして使い慣れるとよいでしょう。

本体の表側がディスプレイになっています。上端から下端までのすべてがタッチパネルになっているわけではありません。表面の上部には受話口の切れ込みがありますが、その下から始まりホームボタンの上までが縦画面の幅となります。



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■2-3 iPhone 12 Pro


画面サイズは6.1インチです。
2017年に初めてホームボタンのないiPhone Xが発売されました。
それからはホームボタンのないモデルが主流になっています。
2020年にはiPhone 12シリーズが発売されて、5.4インチのiPhone mini, 6.1インチのiPhone 12とiPhone 12 Pro, 6.7インチのiPhone 12 Maxの画面サイズの異なる4モデルとなっています。

本体には四つのボタンが付いています。

「表面」
 すべてがディスプレイになっています。
 アプリを開くと、画面の下端にはホームインジケーターという横線が表示されます。

「左側面」
 三つのボタンがあり、上からサイレントスイッチ、音量アップ、音量ダウンです。
サイレントスイッチはレバー式になっていて、主で側から裏側にスライドするとサイレントモード、マナーモードになります。
 音量ボタンから下に向けて指を滑らせると、SIMカードを装着するためのスロットが配置されています。
スロットの脇には小さな穴があり、トレイを取り出すには付属のピンやペーパークリップ、ゼムクリップのような先端の細いものを差し込みます。

「下側面」
 中央にある切れ込みはLightening(ライトニング)コネクタで、ここにはパソコンとの接続や充電するためのケーブルを差し込めます。
iPhone 7シリーズからはイヤホンマイクジャックが廃止されたので、このコネクタはLighteningイヤホンをつなぐ場所にもなっています。

「右側面」
 サイドボタンがあり、スリープモード、画面ロックする時に利用します。
クリックの回数、長押し、音量ボタンとの組み合わせで、他の機能が実行できるようになっています。
 ホームボタンのあるiPhoneではスリーブボタンと呼ばれていましたが、ホームボタンのないiPhoneからはその役割が増えているので、名将が変更されました。

「カメラの位置」
 背面に三つ、表面に一つあります。
背面カメラはiSight(アイサイト)カメラと呼ばれ、前面カメラはFaceTime(フェィスタイム)カメラと呼ばれています。
背面のカメラレンズの役割は、超広角、広角、望遠です。
背面のレンズは触ってわかるようになっていますが、前側のレンズは触ってもわかりません。受話口の近くです。
背面にはLEDライトと、LiDARスキャナも搭載されています。

通常の持ち方はディスプレイを正面に向けて、サイドボタンが右側にくるように縦に持ちます。
iPhoneでは画面を縦向きと横向きのどちらでも表示させることができます。アプリによっては縦向きか横向きに固定される場合もありますが、多くのアプリでは本体を横向きにすれば自動的に横表示に切り替わります。最初のうちは縦にして使い慣れるとよいでしょう。



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■■チャプター3 VoiceOverをオンにしてみましょう


音声読み上げを開始するにはいくつかの方法が用意されています。

1. ●ホームボタンのトリプルクリック
ホームボタンのあるiPhoneの場合、
新品の端末を開封して電源を入れた直後、この時点でホームボタンをトリプルクリック、素早く3回押すとVoiceOverがオンになります。
電源を入れるにはスリープボタンを3秒ほど長押し、数十秒待ちます。つづいてホームボタンのトリプルクリックを実行します。
これはiPhoneを初期化した直後にも有効です。

2. ●サイドボタンのトリプルクリック
ホームボタンのないiPhoneの場合、
ホームボタンの変わりにサイドボタンを利用します。
新品の端末を開封して電源を入れた直後、この時点でサイドボタンをトリプルクリック、素早く3回押すとVoiceOverがオンになります。
電源を入れるにはサイドボタンを3秒ほど長押し、数十秒待ちます。つづいてサイドボタンのトリプルクリックを実行します。
これはiPhoneを初期化した直後にも有効です。

3. 設定アプリを開いてオンにする
もしホームボタンまたはサイドボタンのトリプルクリックでVoiceOverがオンにならなかった場合、見えている人に操作してもらう必要があります。購入時にお店のスタッフに頼めば設定してもらえるでしょう。
ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「アクセシビリティ」→「ショートカット」と進んで行きます。選択肢の中から「VoiceOver」を選びます。
設定した直後からホームボタンまたはサイドボタンをトリプルクリックする度に、VoiceOverのオン・オフの切り替えができるようになります。

4. SiriによるVoiceOverのオンとオフ
Siriの機能がオンになっていれば「ボイスオーバー オン」と声で指令を出すことで、たちまちVoiceOverがオンになり、読み上げ画始まります。
この方法を利用するには、Siriの機能がオンになっていて、インターネットにつながっている必要があります。

5. iPhoneをパソコンとUSBケーブルで接続する
パソコン上でiTunesというアップルが提供している無料ソフトを起動します。
iPhoneやiPadを接続すると、それを認識してそのデバイス名が表示されます。
スクリーンリーダーでその箇所を確認するには、タブキーで項目を移動させます。
目的のデバイス名を確認したら、スペースキーかエンターを入力します。
こうすることでiPhoneの管理や転送したい内容の項目が表示されます。
タブキーで移動して、「アクセシビリティを設定」の箇所でスペースキーかエンターを入力します。
上下カーソルで「VoiceOver」を選択し、「OK」でスペースキーを入力。メッセージが現れるので、「つづける」でスペースキーを入力します。
この直後にVoiceOverがオンになり、デバイスが読みあげを開始します。

iTunesのソフトウェアは以下のサイトから入手できます。

アップル - iTunes - iTunesを今すぐダウンロード
http://www.apple.com/jp/itunes/download/



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■■チャプター4 スクリーンカーテンについて


VoiceOverをオンにした状態ではスクリーンカーテンという機能が利用できます。スクリーンカーテンがオンになると画面には何も映らなくなります。その名の通りスクリーンにカーテンを閉めて表示内容を隠してしまうわけです。
他人から画面をのぞき見されないために利用できますが、バッテリーを長持ちさせる意味でも活用できます。

VoiceOverをオンにする方法を先に紹介しましたが、その手順によってはVoiceOverをオンにすると同時にスクリーンカーテンもオンになってしまい画面表示されなくなることがあります。

これでは画面を見ながら操作しているユーザにとって何の操作もできない状態になってしまいます。ジェスチャに慣れていない視覚障害ユーザが見えている人に画面操作を頼む時に困ってしまうことになりかねません。

そこでスクリーンカーテンをオフにする方法はまず初めに覚えた方がよいでしょう。

1. ●「3本指のトリプルタップ」
3本の指で素早く画面をトン・トン・トンと3回たたきます。
この操作を繰り返すとスクリーンカーテンのオンとオフを切り替えできます。
「スクリーンカーテン オフ」、「スクリーンカーテン オン」
というガイド音声が聞こえます。

(注意)
このとき、3本指のトリプルタップではなく間違えて3本指のダブルタップをしてしまうと、VoiceOverの音声が消音、ミュートされてしまうので気をつけてください。「読み上げオフ」とガイドがあればダブルタップしたことになります。もう一度3本指のダブルタップをすることで「読み上げオン」になります。

●「3本指のダブルタップ」
3本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
読み上げ音声のオンとオフが切り替わります。
音楽やラジオを聞いている時にVoiceOverの声が邪魔に感じることがあります。そんな時にこの機能を活用します。


2. ●「ホームボタンまたはサイドボタンのトリプルクリック」
VoiceOverをオフにすると同時にスクリーンカーテンもオフになり、画面が表示されます。音声読み上げはなくなり、標準のジェスチャが使用できます。

ホームボタンまたはサイドボタンをトリプルクリックしても何も変化がない場合、アクセシビリティのショートカット機能に何も割り当てられていないことが考えられます。
ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「アクセシビリティ」→「ショートカット」と進んで行きます。選択肢の中から「VoiceOver」を選んでおいてください。



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■■チャプター5 電源のオンとオフ、スクリーンロックについて


では、実際にiPhoneをVoiceOverで操作していきましょう。
すでにVoiceOverがオンになっていて、端末の初期設定が終了しているという前提で説明を進めていきます。



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■5-1 電源を入れる


スリープボタンまたはサイドボタンを3秒ほど長押しします。
電源がオンになり、数十秒待っているとロック状態の画面が現れます。

iPhoneのモデルによっては、ボタンを長押しする秒数が異なります。
画面が見えていればAppleロゴが表示されればボタンを離せばよいのですが、見えていないとその目安がわかりません。
もし電源がオンにならなければ、充電を開始してみてください。
電源がオフの状態では、充電を開始すると自動的に電源がオンになります。

電源がオンになると、効果音が鳴ります。
また、サイレントモードのレバーをオフからオンにして、振動によるフィードバックがあればオンの状態です。



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■5-2 画面ロックを解除してホーム画面を表示する


iPhoneを使用するには画面のロックを解除して、ホーム画面を表示させる必要があります。

1. ホームボタンのシングルクリック
ホームボタンのあるiPhoneの場合、
ホームボタンを1回カチッと押します。
iOS 10からはシンプルな操作で画面ロックを解除できるようになりました。

2. ●「1本指のダブルタップ」
ホームボタンのあるiPhoneの場合、
1本指でタッチしてそのまま指を滑らせていき、画面の下部中央にあるロック解除ボタンを探します。
「ホームボタンを押してロック解除」という読み上げが確認されたら指を離します。
1本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
このジェスチャを1本指のダブルタップと表現します。
このジェスチャでボタンを押す、実行することができるわけです。
(ヒント)
タップするときに気をつけることは、指が画面に接している時間が長くなってしまわないことです。タップではなくタッチだと勘違いされてしまうので、指が画面に当たったら、すぐに指を画面から離します。そして、同じ場所をタップするようにしましょう。
ドアをノックする感覚ですが、力を強くする必要はありません。
VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、1本指のシングルタップです。シングルタップとは、1回たたくことです。
(注意)
ロック解除ボタンが表示されている状態は長くは続きません。
もしロック解除ボタンが消えてしまった場合は、スリープボタンかホームボタンを1回クリックすることで再び表示されます。

3. ●「画面の下端から1本指で上スワイプ」
ホームボタンのないiPhoneの場合、
1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
画面の下端にタッチした時にはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音が聞こえます。
 VoiceOverがオフの環境でも同じ操作法となります。
(ヒント)
ホーム画面がうまく開かない場合の理由ですが、画面の下端に指をタッチしている時間が長いと、その時点から上スワイプしてもうまくいきません。
まず画面の下側面に指を当てます。そのまま勢いよく指を滑らせて上スワイプしてみてください。

ホームボタンのないiPhoneでジェスチャを利用してホーム画面を開くとき、気を付けることがあります。1回目の振動を確認して、そこからさらに上スワイプしてしまうと2回目の振動と高めの効果音がなります。この時点で指を離してしまうと他のジェスチャになってしまうので、画面につけたままの指を1回目の振動を確認した箇所まで下スワイプして、指を離してください。あるいは、もう一度画面の下端から上スワイプしてみてください。


ホームボタンのないiPhoneでは、ロックされた画面上には二つのボタンが表示されています。
左下端に「フラッシュライト」のオン・オフ切り替えボタン、右下端には「カメラ」ボタンです。

フラッシュライトのボタンがオンになると、本体背面のLEDフラッシュが点灯します。
全盲ユーザの場合に気を付けないといけないのは、意図せずにフラッシュライトをオンにしてしまうことで、フラッシュライトが光り続けてしまうことです。
これは電池の早い消耗にもつながるので、覚えておいてください。



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■5-3 スクリーンロックとロック解除の操作


iPhoneの操作をしないときは、画面にタッチしても何の反応も起こさせないようにスクリーンロック(画面ロック)をかけておくことができます。
スクリーンロックがかかっている状態をスリープと言います。

スリープボタンまたはサイドボタンを1回クリックすればこのモードに入ります。バッテリーを長持ちさせることにつながります。
また、ポケットの中のiPhoneの誤動作を防げます。

スリープモードになっていても電話の着信やメールの受信時には通知してくれます。

スリープモードを解除するには次の手順が利用できます。

1. ホームボタン、スリープボタン、サイドボタンのいずれかを1回クリックします。

2. 本体を手前に傾けます。
机の上など、画面を上にして置かれている状態から、本体の上部を持ち上げて傾斜させます。
ロック解除の画面が現れます。
電源オフからの復帰と同じ方法でロック解除ボタンを操作できます。
(この昨日はオフにすることもできます)


初期状態のiPhoneは1分間なにも操作をしないと自動的にスリープ状態に入ります。
この時間を長くしたりスリープ状態に自動的に入らないように設定変更することは可能です。
セキュリティのために画面ロックを解除する場面で暗証番号を入力したり、指紋認証や顔認証をするようにも設定できます。



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■5-4 電源をオフにするには


ホームボタンのあるiPhoneの場合、
スリープボタンを2秒以上長押しします。
すると画面の上部に「スライドで電源オフ」のボタンが、下部に「キャンセルボタン」が表示されます。

ホームボタンのないiPhoneの場合、
サイドボタンと音量ボタンを同時に2秒以上長押しします。
音量ボタンはアップでもダウンでも、どちらでもかまいません。
すると画面の上部に「スライドで電源オフ」のボタンが、下部に「キャンセルボタン」が表示されます。

目的の項目を1本指でダブルタップすれば電源がオフになります。



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■■チャプター6 ホーム画面


iPhoneを操作する起点となる画面をホーム画面と言います。アプリの一覧が表示されています。
iPhone 7では横に4列、縦に7行のレイアウトになっています。
行数についてはiPhoneの画面サイズや設定した文字サイズにより異なります。

画面ロックの解除後にこの画面が表示されなかったり、アプリを操作していて元の画面に戻りたい時、ホームボタンのあるiPhoneであれば、ホームボタンを1回クリックすることでいつでもホーム画面を表示させることができます。

ホームボタンのないiPhoneでは、ジェスチャを利用します。

また、後述するSiriの機能を利用することもできます。
「ホーム」
「ホーム画面を表示」
などと声でリクエストします。



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■6-1 画面にタッチ


では、実際に画面をタッチしてみてどんなアプリが並んでいるのかを読み上げさせてみましょう。

●「1本指でタッチ」
とりあえず1本の指を画面の真ん中に当ててみてください。爪の先を充てるのではなく、指先の皮膚か指の腹を軽くタッチさせます。すると、指が当たっている部分に項目があればその名前が読み上げられます。指を画面につけたまま縦横無尽に画面の隅々まで滑らせていって確認してみましょう。

読み上げられている部分はカーソルが表示されるので、視覚的に確認することができます。このカーソルをVoiceOverカーソルと呼びます。



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■6-2 項目を一つずつ順番に移動していくジェスチャ


画面をタッチしたまま指をスライドしていく操作だけでは目的の項目を見つけるのに手間がかかります。そこで項目を一つずつ移動するジェスチャは便利です。

●「1本指の右スワイプと左スワイプ」
1本の指を画面につけてスーット滑らせてから指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。丁寧に指を動かすよりも、荒っぽく箒を動かすようにする方が認識してくれやすいです。
右スワイプは画面の左から右に向かって指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。

右スワイプすると、現在位置の右隣、もしくは次に配置されている項目名が読み上げられます。

VoiceOverカーソルが移動する方向は左から右に向かって、右端までくると次の行の左端に移ります。そうして下に向かって移動していきます。
下端までくると右スワイプをしても先には進まないので、画面の中でそこが最後の項目だと知ることができます。

逆方向に移動したいときは左方向に指を動かします。
これを左スワイプと呼びます。

(注意)
ホーム画面では上記の説明のように隣の補単に移動しますが、アプリによってはそのレイアウトの関係で、必ずしも隣のボタンに移動するというわけではありません。



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■6-3 画面上の内容をすべて連続読みさせるジェスチャ


画面に表示されている項目をすべて読み上げさせることができます。

●「2本指の上スワイプ」
これは2本の指をそろえて画面の下から上に向かって滑らせるしぐさです。
画面のどこで実行してもかまいません。
すると、画面の左上端にあるアイテムから右下端までを連続読みしてくれます。
まず1行目の左端から右端に読み進み、次に2行目の左端から右端に…という具合に読み上げが続いていきます。

この操作は現在表示されているアイテムを読み上げさせるときだけでなく、メール本文やウェフページの読み上げにも活用できます。

(ヒント)
初めて開くアプリでは、どのような項目が表示されているのかを知るために、この連続読みを活用することができるでしょう。



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■6-4 連続読みを一時停止するジェスチャ


●「2本指のシングルタップ」
2本の指で画面を1回トンとたたきます。
画面のどこで実行してもかまいません。
すると、連続読み上げが一時停止の状態になります。
再びその場所から連続読みをさせたいときには同じジェスチャを行います。



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■6-5 現在の場所から先を連続読みさせるジェスチャ


●「2本指の下スワイプ」
これは2本の指をそろえて、画面の上から下に向かって滑らせるしぐさです。
画面のどこで実行してもかまいません。
すると、VoiceOverカーソルのある現在位置から先の部分を連続読みしてくれます。

この操作は、メール本文やウェフページの読み上げにも活用できます。



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■6-6 アプリやボタンなどの項目を実行するジェスチャ


試しに設定アプリを実行してみましょう。
まず画面をタッチしてスライド、指を滑らせていくか、1本指の右スワイプか左スワイプのジェスチャを使って「設定」と読み上げられる所を見つけます。見つかったら画面から指を離してみましょう。VoiceOverカーソルは設定アプリの場所で停止しています。これで設定アプリが選択状態になっています。つまりVoiceOverカーソルは「設定」のアイコンをフォーカスしていると表現できます。


●「1本指のダブルタップ」
次に1本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
画面のどこで実行してもかまいません。
このジェスチャでボタンを押す、実行することができるわけです。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、1本指のシングルタップです。

設定アプリの画面が表示されたら成功です。

(ヒント)
タップするときに気をつけることは、指が画面に接している時間が長くなってしまわないことです。タップではなくタッチだと勘違いされてしまうので、指が画面に当たったら、すぐに指を画面から離します。そして、同じ場所をタップするようにしましょう。
ドアをノックする感覚ですが、力を強くする必要はありません。

無事に設定アプリを開くことができれば、ホーム画面を開く操作をして元の画面に戻しておきましょう。



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■6-7 読み上げの単位や機能を変更する「ローター」のジェスチャ


VoiceOverが読み上げできるのはアイコンや画面全体といった大きな単位だけではありません。
文字単位、単語単位、行単位でも読み上げさせることができます。
1本指の下スワイプと上スワイプのジェスチャを利用しますが、これらのジェスチャは他の用途でも活用できます。
たとえば読み上げ速度の調整、読み上げ言語の切り替え、テキスト選択、ウェブページでのリンクや見出しジャンプなどです。

それらの状態を変更するにはローターというジェスチャを利用します。
目的のカテゴリに合わせてから1本指の下スワイプか上スワイプを行うことで、それぞれの働きをしてくれるわけです。

●「ローター」
2本指を同時に画面にタッチして、そのまま時計回りに指をクルリと回します。ジジッという効果音につづいて、ローターのカテゴリの名前が読み上げられます。
1本指の下スワイプと上スワイプでVoiceOverカーソルを移動させたり、機能のオンとオフの切り替え、メニューの表示などができます。

ただし、「点字」や「手書き」のカテゴリに合わせるとそれらの入力モードになってしまうので、その他のジェスチャを受け付けなくなってしまいます。その状態から抜け出すには、ローター操作で他のカテゴリに変更するか、後述のスクラブのジェスチャを利用する必要があります。

(ヒント)
ローターのジェスチャは難しいと思われがちです。
画面上にダイヤルのつまみをイメージしてください。電子レンジの時間合わせやペットボトルの蓋をイメージしてもよいでしょう。そのつまみを2本の指で回していくように動かします。つまみが回るとジジッ、ジジッという効果音が聞こえてきて、いろんなモードを選択できるようになります。目的のカテゴリの名前が読み上げられたら画面から指を離します。

つまみは大きくグルーリと指で回転させるのではなく、素早くクルックルッと小さな動きを繰り返し行うと目的のカテゴリに合わせやすいかもしれません。
たとえば時計の9時と3時に置いた指を10時と4時に時計回りに回転させる、小さく回転して次のカテゴリが読み上げられたら画面から指を離す、また画面にタッチして小さく回転してカテゴリが切り替わったら指を離す。それを繰り返すわけです。

大きくつまみを回してしまうと、一度に二つや三つもカテゴリが切り替わってしまいます。小さい動きであれば、一つ一つのカテゴリの名前を確認しながら確実に切り替え操作ができます。

鍼灸師の人であれば鍼治療のときの撚鍼の操作だとイメージするとよいかもしれません。
使用する2本の指は人差し指と中指の組み合わせでもよいですし、親指と人差し指でもよいでしょう。
自分の使いやすい方法を見つけて下さい。


では、文字単位で読み上げできる状態にしてみましょう。
ローター操作をして「文字」というカテゴリが読み上げられるまでつづけてください。
見つかればローター操作を停止します。

もしもローターを回し過ぎて「文字」というカテゴリ名の読み上げを通り越してしまったならば、今度は反時計回りに指を回してください。カテゴリ名が逆方向に読み上げられていきます。



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■6-8 文字を一つずつ読み上げさせるジェスチャ


ローターが「文字」のカテゴリになっているとします。
この状態では表示されている内容を1文字ずつ確認することができます。これにより、ひらがなかカタカナ、漢字の説明読みをさせることができるわけです。

●「1本指の下スワイプと上スワイプ」
1本の指で画面の上から下、あるいは下から上に向かって滑らせるしぐさです。
画面のどこで実行してもかまいません。

下スワイプでは、現在位置の次の文字が読み上げられます。
逆方向に移動したいときは上方向に指を動かします。

もし1本指の下スワイプと上スワイプで1文字ずつ読み上げない場合は、ローターのジェスチャを利用して「文字」というカテゴリに合わせる必要があります。



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■■チャプター7 ホーム画面の特徴


最初の画面であるホーム画面を表示させてみましょう。
実はホーム画面は複数のページから構成されています。インストールされたアプリの数によってページ数は増えていきます。
最初のホーム画面は1ページ目になっています。



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■7-1 現在位置を確認するジェスチャ


●「3本指のシングルタップ」
3本指でトンと画面を1回たたきます。すると何ページ中の何ページ目か、VoiceOverカーソルの場所が画面のどの辺りなのかを教えてくれます。
たとえば、
「2列目の4行目、全3ページ中1ページ目」
のようにです。
このジェスチャはウェブサイトなどで場所を確認したいときに便利です。

「項目の概要を読み上げ」と名付けられているジェスチャです。



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■7-2 ステータスバーとドック


ホーム画面の一番上と下の行には特徴があります。

「ステータスバー」
一番上の行には通信状況を示すアンテナ、時計、バッテリー残量などが表示されています。表示される内容は状況によって異なります。
iPhone Xシリーズなどでは真ん中にノッチがあるために、ステータスバーは左と右側の二つに分かれています。

ホームボタンのないiPhoneの場合、ステータスバーに表示されている内容を読み上げさせるときには、画面の上端から指を滑らせていくと、うまくステータスバーの内容を読み上げさせることができないかもしれません。
指はステータスバーの下から上に滑らせるようにすると、確認しやすいです。


「ドック」
一番下の行はドックと呼ばれる部分で、ホーム画面のページを切り替えても常に同じ項目を表示させておくことができます。よく利用するアプリを配置しておけばどのページを表示させていてもすぐに起動できます。

ドックの上にはページ番号と現在のページ数を確認できる箇所があります。
この箇所にタッチしてから指を画面から離し、1本指で上スワイプすると次のページへ、1本指で下スワイプすると前のページへ移動することができます。
また、1本指でダブルタップすると次のページに移動します。



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■7-3 画面を横スクロールする、ページ移動のジェスチャ


●「3本指の左スワイプと右スワイプ」
3本の指を同時に画面につけてスーッと滑らせてから指を離します。
右スワイプは画面の左から右に向かって指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。

指の置き方ですが、縦にそろうように3本並べてもよいし、斜めになっていても横でも大丈夫です。
大切なのは3本の指が同時に画面にタッチしていることと、指を滑らせる方向です。
3本指の左スワイプで次のページへ、右スワイプで前のページに移動します。

(ヒント)
ページ移動のときには横に長く伸びた紙をイメージしてください。本体の右側に長く伸びている巻物、ネームテープでもよいでしょう。
一つの画面の枠の中には入りきらないので、その紙を左に向けて引っ張っていきます。そうすることで続きのページ、つまり2ページ目や3ページ目が表示できるわけです。そのための操作が3本指の左スワイプです。

逆に3本指の右スワイプにより紙を左から右に引っ張っていく、そうすることで前のページを表示させます。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、1本指の左スワイプと右スワイプです。



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■7-4 ホーム画面の0ページ目「今日」の表示


3本指の右スワイプは前のページに移動するジェスチャですが、ホーム画面が1ページ目にある状態で3本指の右スワイプをすると、特別な画面に切り替わります。
「今日 Today」と呼ばれている画面です。ウィジェットの表示やスポットライト検索ができます。
ウィジェットについては後述します。

「今日」の画面を終了するには、ホーム画面を開く操作をするか、後述のスクラブのジェスチャを利用します。
そうすることで、1ページ目のホーム画面が表示されます。



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■7-5 ホーム画面の最終頁「Appライブラリ」


インストールしたアプリの数が多くなると、ホーム画面のページ数は増えていきます。
3本指の左スワイプで後ろのページに移動できるわけですが、iOS 14からは最後のページの画面から3本指の左スワイプをすると、特別な画面に切り替わります。
「Appライブラリ」と呼ばれている画面です。
アプリは自動的にカテゴリ別のフォルダに分けられて、ここではすべてのアプリを見つけることができます。

「Appライブラリ」の画面を終了するには、ホーム画面を開く操作をするか、後述のスクラブのジェスチャを利用します。
そうすることで、最後のページ数のホーム画面が表示されます。



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■7-6 ホーム画面を開く操作で表示される画面の特徴


ホーム画面を表示させるにはホームボタンのシングルクリック、あるいはホームボタンのないiPhoneであれば画面の下端から1本指で上スワイプのジェスチャを利用します。

少しややこしいのですが、ホーム画面を開く操作をすると常に1ページ目のホーム画面が表示されるわけではありません。実はアプリを起動した直前のホーム画面を表示するのです。たとえば9ページ目にあるアプリを起動した状態でホームボタンをクリックすると9ページ目の画面が表示されるということです。

そして、9ページ目が表示されている状態でホーム画面を開く操作をすると、1ページ目に一気に戻ることができます。



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■■チャプター8 設定アプリの中を覗いてみましょう


ホーム画面から設定アプリを開いてみましょう。
ここにはiPhone本体やインストールしたアプリの機能を設定できる項目が並んでいます。
一つの画面には入りきらない数の項目が一覧表示されています。
1本指の右スワイプを続けていくと、画面スクロールを意識することなく最後の項目にたどり着くことができますが、時間を短縮するためにも画面をスクロールさせるジェスチャは役に立ちます。

ホーム画面では複数のページが横に並んだ状態なので、画面の横スクロールをするジェスチャを使いました。設定アプリでは画面の縦スクロールをするジェスチャを利用します。

一つの画面に収まらない縦長の表示情報を閲覧するときには、画面をスクロールしてページを切り替えていくと効率よく情報を閲覧することができます。
メールの一覧画面や本文、ウェブページの画面などで活用できます。
前述したホーム画面の「今日」の表示や「Appライブラリ」でも縦長で表示されています。

(注意)
画面サイズの大きなiPhoneを横向きで使っていると、設定アプリは左右に分割されたレイアウトになります。縦向き表示で試してください。



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■8-1 画面を縦スクロールする、ページ移動のジェスチャ


●「3本指の上スワイプと下スワイプ」
3本の指を同時に画面につけてスーッと滑らせてから指を離します。
上スワイプは画面の下から上に向かって指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。

上スワイプをすると、次のページが表示されます。
下スワイプをすると、前のページが表示されます。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、1本指の上スワイプとしたスワイプです。

(ヒント)
画面をスクロールする操作のときには、縦に長い紙、トイレットペーパーのようなものをイメージしてください。iPhone本体から下に垂れさがった紙があります。一つの画面の枠の中には入りきらないので、その紙を下から上に引っ張り上げる。そうすることで続きのページ、つまり2ページ目や3ページ目が表示できるわけです。
そのための操作が3本指の上スワイプです。
逆に3本指の下スワイプにより紙を上から下に下げていく、そうすることで前のページを表示させます。



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■8-2 縦長画面の先頭ページを表示させるには


設定アプリの中にはどのような項目があるのか、最後まで読み上げさせて確認してみてください。
1本指の右スワイプで一つずつ項目を移動していってもよいですし、あるいは2本指の下スワイプで連続読みさせてもよいでしょう。
ここでは、一番最後のページから先頭ページにジャンプする方法について紹介します。

たとえば10ページにもまたがるページを閲覧していて、最後のページから先頭を表示させるのに3本指の下スワイプを何度も繰り返しているのは面倒です。

●「ステータスバーのダブルタップ」
画面の一番上に常に表示されているステータスバーを1本指でダブルタップします。
これでページの先頭が表示されます。



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■8-3 画面内の最後の項目に移動する


画面の中でもっとも最後の項目にいきなり移動することができます。
画面の右下が最後の項目になっていることが多いです。

●「4本指で画面の下半分をシングルタップ」
4本の指でトンと画面を1回たたきます。
画面の下半分の場所で行ないます。
これでその画面で表示されている内容の最後の項目に移動することができます。
4本の指は横に揃えていても斜めになっていてもかまいません。
大切なのは4本の指で同時に画面をタップすることです。



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■8-4 画面内の先頭の項目に移動する


●「4本指で画面の上半分をシングルタップ」
4本の指でトンと画面を1回たたきます。
画面の上半分の場所で行ないます。
これでその画面で表示されている内容の先頭の項目に移動することができます。
4本の指は横に揃えていても斜めになっていてもかまいません。
先ほどの逆の結果となります。

アプリによっては前の画面に「戻るボタン」が画面の左上に配置されていることが多いのですが、そんなときにこの操作は活用できます。



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■8-5 一つ前の画面に戻るためには「スクラブ」


設定アプリの中野「一般」という項目の中に入ってみましょう。
1本指のダブルタップでその内容が表示されます。

このように設定アプリはツリー構造になっているので、一つの項目に入るとさらに複数の項目に枝分かれしています。
一つ前の画面に戻るためには、「戻る」ボタンが用意されています。たいていは画面の左上端に配置されています。
その箇所を1本指のダブルタップで実行すると、一つ前の画面が表示されます。
いちいちそのボタンを探して実行しなくてもよいように、ジェスチャが用意されています。

●「スクラブ」
2本指で画面を3回こする。シュッシュッシュッとアルファベットのZを描くようなしぐさだとイメージすれば分かりやすいかもしれません。
画面のどこで実行してもかまいません。
「もどる」ボタンを実行する代わりに活用できます。

また、その他の目的でも活用できます。
・開いているテキストフィールドを閉じる
・Safariでは直前のウェブページに戻る
・キャンセルの操作
・アプリによってはメニュー画面を終了する

ただし、アプリや場面によってはスクラブが反応しないこともあるので、そのときは「戻る」や「キャンセル」ボタンを実行する必要があります。

(ヒント)
2本指でアルファベットのZの文字を書くようにと表現されていることが多いですが、1本の線の上を1.5往復するとイメージしてもよいでしょう。
線は縦でも横でも斜めでもかまいません。
指を動かす幅は長くても短くても関係なさそうです。
とにかく、2本の指先を画面にタッチして、そのまま、A地点からB地点へ、次にB地点からA地点へ、最後にA地点からB地点へ指を滑らせて、そして指を画面から離します。

プールの25メートルコースでターンしながら75メートル泳ぐ、そんな風にもイメージできます。
ゆっくりの速さでも反応しますが、できれば素早く動かした方が認識してくれやすいで
す。



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■■チャプター9 VoiceOverのジェスチャの操作練習


ジェスチャ操作に不安があれば、いつでも練習できるモードが用意されています。
このモードにはいると、タッチジェスチャをした後に、そのジェスチャの名前と説明を読み上げてくれます。
練習モードに入るには二通りの方法が用意されています。


1. ●「4本指のダブルタップ」
4本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
練習モードから抜け出すには再び4本指のダブルタップをします。
このジェスチャは、ロック解除の画面でも、ホーム画面でも、アプリが起動している画面でも利用できます。

2. ホーム画面の設定アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「VoiceOverの操作練習」へとダブルタップして進んでいってください。
また、この練習モードから抜け出すには、完了ボタンを1本指でダブルタップする必要があります。画面の右上に表示されていますが、右スワイプや左スワイプではそこに移動することができません。指を滑らせながら見つけてください。


これまでに出てきたジェスチャを練習しておくとよいでしょう。

  • ●「1本指のタッチ」
    項目の読み上げ。VoiceOverカーソルをフォーカス。


  • ●「1本指の右スワイプと左スワイプ」
    右スワイプで次の項目に移動、左スワイプで前の項目に移動。


  • ●「1本指のダブルタップ」
    項目を実行。アクティベート。


  • ●「2本指の上スワイプ」
    先頭からの連続読み。上から読み上げ。


  • ●「2本指のシングルタップ」
    読み上げの一時停止と再会。スピーチの切り替え。


  • ●「2本指の下スワイプ」
    VoiceOverカーソルの箇所から連続読みを開始。すべて読み上げ。


  • ●「3本指のダブルタップ」
    VoiceOverの音声のオンとオフを切り替え。消音のオンとオフを切り替え。


  • ●「3本指のトリプルタップ」
    スクリーンカーテンのオンとオフを切り替え。


  • ●「ローター」
    時計回りで次のローター、版時計周りで前のローター。


  • ●「1本指の下スワイプと上スワイプ」
    下スワイプで次のローター項目、上スワイプで前のローター項目に移動。


  • ●「3本指のシングルタップ」
    項目の概要を読み上げ。


  • ●「3本指の左スワイプと右スワイプ」
    右スワイプで左にスクロール、左スワイプで右にスクロール。


  • ●「3本指の上スワイプと下スワイプ」
    上スワイプで下にスクロール、下スワイプで上にスクロール。


  • ●「4本指で画面の上半分をシングルタップ」
    最初の項目に移動。


  • ●「4本指で画面の下半分をシングルタップ」
    最後の項目に移動。


  • ●「スクラブ」
    エスケープ。


  • ●「4本指のダブルタップ」
    ヘルプの開始と停止。




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■■チャプター10 Siri、音声アシスタントの利用について


iPhone 4SからSiriと呼ばれる音声アシスタントの機能が利用できるようになりました。電話の発信、メールの送信、ウェブ検索、アプリの起動などを声でリクエストして実行させることができます。

Siriは設定アプリの中でオンとオフの切り替え、認識言語の切り替えなどができます。
日本語では二つの声が用意されていて、変更する場合は、設定アプリを開いて、「Siriと検索」と進んでいきます。

Siriはインターネットにアクセスしている状態でないと利用できません。

Siriを起動して「ヘルプ」とリクエストすると、簡単な使い方を教えてくれます。



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■10-1 Siriを呼び出す


●「ホームボタンまたはサイドボタンの長押し」
ホームボタンまたはサイドボタンを押し続けると、Siriが起動します。
ポポンという低めの効果音の後に、声で操作したい内容や質問を伝えます。
発声が終わったら自動的にピピンという高めの効果音が流れて、音声の認識処理を始めます。

指を離すタイミングですが、最初の効果音が鳴った直後でもよいですし、あるいは声によるリクエストが終わってからでもかまいません。
数秒するとその答えを教えてくれたり、リクエストした機能を実行してくれます。

認識された内容やそれに対する結果は、画面に文字として表示されているので、VoiceOverで読み上げ確認させることができます。

Siriの画面を閉じるには、ホーム画面を開く操作をします。



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■10-2 続けてSiriにリクエストする


Siriが起動している状態で、続けて声によるリクエストを行う場合には、次の三通りの操作が実行できます。

1. 2本指のダブルタップ

2. ホームボタンまたはサイドボタンの長押し

3. 再生ボタンの実行。
再生ボタンの位置は画面下部です。



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■10-3 デバイス本体に触らずにSiriにリクエストする機能「Hey Siri」


iOS 8から「Hey Siri」という機能が加わりました。
iPhone本体に触らなくても「Hey Siri」と声で合図すると、マイクがそれを聞き取って、Siriが自動的に起動してくれるのです。

iPhone 6以前の場合、デバイスは電源につながっている必要があります。
iPhone 6sシリーズ以降であれば電源につながっていなくても利用できます。

設定アプリを開いて、「Siriと検索」→「Hey Siriを聞き取る」ボタンをオンにします。

「Hey Siri」と声で合図すると、聞き慣れた効果音が聞こえます。



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■10-4 文字入力してリクエストを伝える


iOS 11からは声で伝える代わりに文字入力してリクエストを送信することができるようになりました。

ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「アクセシビリティ」→「Siri」と進んで行きます。
「Siriにタイプ入力」のボタンをオンにします。

この状態では、ホームボタンまたはサイドボタンの長押でSiriを呼び出すと、テキストフィールドが表示されて文字入力できる画面が表示されます。

答えを音声で返してほしくない場合は、音声フィードバックを
「消音モードオフ設定」の状態にしておきます。
サイレンとモードにしておけば、音声フィードバックはありません。



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■■チャプター11 読み上げ操作をしていく上でのヒント


VoiceOverにはたくさんのジェスチャが用意されています。
それらのジェスチャはどの場面で使えばよいのか、こんなときには何が実行できるのか、すぐに頭には浮かんでこないものです。

そんなときにはVoiceOverの読み上げを最後まで聴いてみてください。
ボタンやテキストの内容を読み上げた後に、今はどんなジェスチャが使えるのかなどをヒントとして案内してくれます。
ヒント読みはオフにすることもできますが、慣れないうちはヒント読みをオンにして、読み上げ音声を最後まで聞くことをお勧めします。

ウェブページの中では項目名の後に「訪問済みリンク」や「ボタン」など、どんな操作が実行できるのかを推測できるような案内もあります。

効果音も工夫されています。
右スワイプで項目を移動するとき、ページを移動するとき、そのほかにも項目を一つのフォルダにまとめたり削除したりするときなど、それぞれに効果音が割り当てられています。文字入力の場面で文字が確定されたかどうかも、効果音を聞き分けることで確認できます。

また、ある程度使い続けていくと、アプリのレイアウトが予想できるようになります。
そして、普段よく使うアプリのレイアウトを覚えておけば、目的のボタンを読み上げさせてから実行するまでの時間を短縮することができます。

ジェスチャ操作がうまくいかない原因として、自分では1本指で操作しているつもりなのに、無意識に他の指や手のひらなど、他の部分が画面に当たって2本指や3本指のジェスチャとして誤認識されてしまうこともあります。
操作しない指や手のひらは画面からしっかり離しておくことが必要です。

ダブルタップがうまく認識されない原因として、
タップする早さが遅すぎる、
画面に接触している時間が長すぎる、
1回目と2回目のタップする場所がずれている、
などが考えられます。

操作がうまくいかないときは、自分の手のひらをiPhoneの画面に見立てて、もう片方の手の指でジェスチャの練習をしてみるのはよい方法かもしれません。


アプリによってはVoiceOver操作で使えないものもあります。そのような場合は一度ホームボタンかサイドボタンのトリプルクリックでVoiceOverをオフにしてから画面に1本指でタッチしてみます。つづいてVoiceOverをオンにすると画面の内容が変化して操作可能になっていることがたまにあります。

ジェスチャのダブルタップを認識する時間を調整することはできます。
もし素早くダブルタップすることが苦手な人は変更してみるとよいでしょう。
設定アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「ダブルタップのタイムアウト」の中に入ります。
「増やす」ボタンと「減らす」ボタンを実行することで調整できます。

ホームボタンやサイドボタンのクリック感覚を調整することができます。
ダブルクリックやトリプルクリックがうまくいかない場合に試してみるとよいでしょう。
設定アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「ホームボタン」あるいは「サイドボタン」の中に入ります。
「デフォルト」、「遅く」、「最も遅く」の3段階の中から指定できます。



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■■チャプター12 電話アプリの操作


ホーム画面から電話のアプリを開いてみましょう。
一番下の行に注目してください。五つの項目(タブ)の切り替えボタンが並んでいますが、目的のものを1本指でダブルタップすればそれぞれの画面が表示されます。

  • 「よく使う項目」
    連絡先にたくさんの人の情報を登録していると、その中から電話したい人を探すのはたいへんです。頻繁に電話する相手や緊急の連絡先は「よく使う項目」に登録しておくと、すぐに見つけることができます。


  • 「履歴」
    発着信の履歴を確認できます。


  • 「連絡先」
    アドレス帳です。
    登録済みの名前の閲覧や、追加、編集、削除の操作ができます。


  • 「キーパッド」
    電話番号を入力して発信することができます。
    プッシュホンスタイルの数字キーが表示されます。


  • 「留守番電話」
    留守番電話センターに電話をかけます。
    携帯電話会社や契約しているオプションプランによって操作できる内容は変わるかもしれません。




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■12-1 電話番号を入力する


ここでは電話番号の入力の練習を目的に「キーパッド」の画面を開いてみてください。1本指のダブルタップで実行です。

よく見慣れたテンキーが確認できます。番号を入力すると、入力した数字は画面の上部、ステータスバーの下に表示されます。
間違えて数字を入力した場合は削除できます。
シャープ記号の下に「削除」ボタンが現れるので、それを実行すれば直前に入力した数字を消すことができます。

電話を発信するには、テンキー0のボタンの下にある「発信」ボタンを実行します。

では、実際に12345と番号を入力してみましょう。いろんな入力スタイルが選べます。

1. 画面に指をタッチして、画面につけたままの指を滑らせて数字を見つけます。
指を画面から離した後、1本指のダブルタップを行います。

2. 1本指の右スワイプや左スワイプで移動して、数字を見つけます。
目的の数字で1本指のダブルタップをします。

3. 「スプリットタップ」を利用する。
1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の数字の場所でその指を止めておきます。もう1本の指で画面をタップします。タップする場所は画面のどこでもかまいません。


4. 入力モードを切り替える
ローターのジェスチャを利用することで、その他の入力モードを利用することができます。
3種類の方法が用意されています。

ローター操作で「入力モード」と読み上げられたら、画面から指を離します。
次に1本指の下スワイプか上スワイプにより、目的の入力方法の名前が読み上げられたら、画面から指を離します。

「標準入力」モード
先に紹介した1.と2.の方法が標準入力モードです。

「タッチ入力」モード
画面に1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の数字の場所で、指を画面から離します。これで数字が入力できます。
数字の位置がわかっていれば、直接その箇所をタッチして指を離せばより早く入力できます。

「ダイレクトタッチ入力」モード
フィーチャーフォンの数字ボタンを直接押すように、入力したいキーを1回タップします。これで数字が入力できます。
それぞれのキーの配置がわかっていれば、すばやく入力できる方法です。
ただし、画面に指が接している時間が長いと、数字は入力できません。
また、目的のキーをタップしたつもりでも、指を画面から離す時に横にずれてしまうと、入力はできません。

いずれの入力モードでも、スプリットタップによる数字入力は可能です。



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■12-2 電話がかかってきた時のジェスチャ


電話がかかってきたことは、どのアプリを使用している時でも、スリープモードに入っていても、着信音かバイブレーションで確認できます。画面には相手の電話番号、連絡先に登録している名前、非通知、公衆電話からという情報が表示されます。応答」ボタンが表示されているので、それを1本指でダブルタップすると通話ができます。しかし、いちいち応答ボタンを実行するのは手間なので、簡単なジェスチャが用意されています。

●「2本指のダブルタップ」
2本の指で素早く画面をトン・トンと2回たたきます。
これで応答できます。
マジックタップとも呼ばれているジェスチャです。


さて、電話がかかってきても応答したくない時の操作を紹介します。

着信音が鳴っている状態でスリープボタンかサイドボタンを1回クリックすると着信音は消音となります。
これは音量ボタンを1回押しても同じです。

スリープボタンかサイドボタンを2回すばやくクリックすると留守番電話サービスに転送されます。
これは画面上の「拒否」ボタンを押した時の状態と同じになります。
もし留守番電話サービスを利用していなければ、相手には「電話には応答できません」という内容のメッセージが伝えられます。



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■12-3 通話を終了する時のジェスチャ


受話口を耳に当てている時には、スリープボタンまたはサイドボタンを1回クリックすることで通話は終了となります。

スピーカーフォンの状態では2本指のダブルタップで終了できます。



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■12-4 スピーカーフォンの切り替え


iPhoneには近接センサーが搭載されているので、本体を耳に近付けると通話の音声は受話口から聞こえます。また、本体を耳から離すと自動的にスピーカーから音声が出力されます。

気をつけないといけないのは、近接センサーは手が近づいても反応するということです。スピーカーフォンの状態で通話している途中に受話口に物が近づくと自動的に音声は受話口から聞こえるようになってしまいます。

通話の練習として、受話口に手のひらを近づけたり離したりして、音声がどちらから聞こえるか、どのタイミングで切り替わるかを確かめておくとよいでしょう。


もし自動的にスピーカーフォンに切り替えさせたくない場合は、設定アプリの中で変更することができます。

ホーム画面が開いている状態で設定アプリを開きます。さらに「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「オーディオ」と進んで行きます。
「通話でスピーカーを自動選択」の切り替えボタンをオフにしておきます。



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■12-5 通話中の操作


通話中の画面には「通話終了」ボタンのほかに、自分の声を相手に聞かせたくない時に使える「消音」ボタンや、音声の出力先を変更するための「オーディオ」ボタン、「通話の追加」ボタン、「キーパッド」ボタンなどが表示されます。
ただし、iPhoneを耳に近づけている時には画面上のボタン類は確認することができないので、耳から離す必要があります。
スピーカーフォンになっているか、イヤホンを利用している状況で利用できます。

通話中にプッシュボタンの数字を押す必要のある場面では、「キーパッド」ボタンを実行することで、電話番号を入力したのと同じテンキーが表示されます。
キーパッドの表示されている画面の右下には『非表示」ボタンがあります。
テンキーではなく、最初のボタン類を表示させるには、「非表示」ボタンを実行してください。



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■12-6 間違えて電話を発信してしまわないために覚えておくこと


「履歴」や「連絡先」に電話番号や個人名が表示されている場合、その人の情報を表示させることができます。
たとえば先ほどの操作で「12345」という電話番号に発信した場合、「履歴」画面でその発信履歴を確認することができます。
その番号の箇所を実行すると、電話が発信されます。

その番号の詳細情報を表示させたければ、その番号の箇所で1本指の下スワイプか上スワイプを行います。複数のアクションメニューを確認できますが、「詳細情報」と読み上げられたら、1本指でダブルタップして実行します。
連絡先に登録されていれば、その情報が表示されます。
「削除」と読み上げられた箇所で実行すれば、その履歴を消去することができます。

もし下スワイプで「詳細情報」や「削除」という読み上げが確認されない場合は、ローター操作で「アクション」のカテゴリに合わせる必要があります。



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■■チャプター13 文字入力


iPhoneには多言語に対応したオンスクリーン(ソフトウェア)キーボードが用意されています。キーボードの種類は、好みのものを追加したり、表示しないように設定できます。
日本語環境では、次の四つのキーボードを切り替えて使えるようにしておくと便利でしょう。

  • English Japan(半角英字)

  • 日本語ローマ字

  • 日本語かな(テンキースタイル)

  • 絵文字


iPhoneの初期設定をする時にキーボードの種類を選べます。
また、設定アプリを開いて、「一般」→「キーボード」の中で追加したり削除したりすることができます。


メモアプリを起動して、文字入力の練習をしてみましょう。

ホーム画面の1ページ目に「メモ」という名前のアプリを見つけることができます。
1本指のダブルタップで、これを実行してください。
初めてメモアプリを開くと案内文が表示されるかもしれませんが、指示にしたがって先に進んでください。
アプリのトップ画面が表示されたら、「新規メモ」ボタンを実行します。
新しいメモを作成する画面に変わるので、この画面の中の「テキストフィールド」を実行します。
これで文字を入力する状態になりました。

文字を入力する場所はテキストフィールドや検索フィールドと読み上げされますが、ここに文字を入力するためには、1本指のダブルタップでその場所を開く必要があります。

文字入力できる状態になっていると、画面の下半分にキーボードが現れます。キーボードの種類を変更するには左下端、もしくは左下端から一つ右の箇所に切り替えボタンが表示されています。音声では「次のキーボード」と読み上げられます。
地球儀のアイコンです。

ホームボタンのないiPhoneではソフトウェアキーボードが一段多く表示されており、キーボードの種類を変更するボタンは画面の左下端に配置されています。

また、はじめてキーボードの種類を変更するボタンを実行すると、画面上にキーボードの一覧が表示されるかもしれません。
その場合は目的のキーボードの種類を見つけて、1本指のダブルタップで選んでください。



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■13-1 半角英字のキーボード


まずは半角英字のキーボードにしてみましょう。もし今表示されているキーボードが別であれば、左下端辺りで「次のキーボード」と読み上げられるボタンを1本指でダブルタップします。ボタンを実行する度にキーボードの種類が変更されて、「日本語ローマ字」、「絵文字」、「日本語かな」、「English Japan」という読み上げが確認できます。
「English Japan」と読み上げられるボタンを実行すると、半角英字を入力するためのキーボードが表示されます。

では適当な文字を入力してみてください。電話番号を入力したのと同じ操作が利用できます。

1. 画面に指をタッチして、画面につけたままの指を滑らせて文字を見つけます。
指を画面から離した後、1本指のダブルタップを行います。

2. 1本指の右スワイプや左スワイプで移動して、文字を見つけます。
目的の文字で1本指のダブルタップをします。

3. 「スプリットタップ」を利用する。
1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の文字の場所で、その指を止めておきます。もう1本の指で画面をタップします。タップする場所は画面のどこでもかまいません。


4. 入力モードを切り替える
ローターのジェスチャを利用することで、その他の入力モードを利用することができます。
3種類の方法が用意されています。

ローター操作で「入力モード」と読み上げられたら、画面から指を離します。
次に1本指の下スワイプか上スワイプにより、目的の入力方法の名前が読み上げられたら、画面から指を離します。

「標準入力」モード
先に紹介した1.と2.の方法が標準入力モードです。

「タッチ入力」モード
画面に1本指をタッチしたまま滑らせて、目的の文字の場所で、指を画面から離します。これで文字が入力できます。
文字の位置がわかっていれば、直接その箇所をタッチして指を離せばより早く入力できます。

「ダイレクトタッチ入力」モード
パソコンのキーボードでタイプするように、入力したい文字をダイレクトに1回タップします。これで文字が入力できます。
それぞれのキーの配置がわかっていれば、すばやく入力できる方法です。
ただし、画面に指が接している時間が長いと文字は入力できません。
また、目的のキーをタップしたつもりでも、指を画面から離すときに横にずれてしまうと、入力はできません。

いずれの入力モードでも、スプリットタップによる文字入力は実行できます。



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■13-2 数字を入力するには


画面の左下側に数字切り替えボタンが表示されているので、これを1本指でダブルタップします。「more numbers」と読み上げられるボタンです。
するとアルファベットで表示されていたキーボードは数字と記号に切り替えられます。
ここに見つからない記号を入力したければ「more symbols」ボタンを実行します。

最初のアルファベット文字のキーボードを表示させたいときには「more letters」ボタンを実行します。


タッチ入力モードになっていると数字や記号ボタンはダブルタップする必要はありません。

(注意)
VoiceOverの読み上げ設定で句読点読みの調整が行えます。
もしも句読点を読まない設定にしていると、キーボード上の記号を読み上げないことがあるので気をつけてください。

句読点読みを変更するにはローター操作で「句読点」のカテゴリに合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプを繰り返すと
「すべての句読点」、「一部の句読点」、「句読点なし」が選択できます。



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■13-3 大文字を入力するには


まずShift(シフト)キーを1本指でダブルタップします。
Shiftは選択状態になり、音声読み上げで確認できます。
次に入力される文字は大文字となります。
大文字が1文字入力されると、シフトは選択状態から解除されます。

連続して大文字を入力したい場合は、パソコンと同様にCaps Lockをオンにしておきます。
Shiftの箇所を1本指で4回タップです。
あるいは、Shiftの箇所で1本指の下スワイプをして「Caps Lock」と読み上げられたら、1本指でダブルタップして確定します。
スプリットタップも利用できます。Shiftの箇所に指をタッチしたままの状態で、もう1本の指でダブルタップします。

これでShiftは選択状態に鳴り、つづけてアルファベットの大文字を入力できるようになります。
Caps LockをオフにしたいときはShiftの箇所を1本指でダブルタップします。


もし上記の手順でCaps Lockがオンにならない場合は、
設定アプリを開いて、「一般」→「キーボード」と進んで、
「Caps Lockを使用する」がオンになっていることを確認してください。



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■13-4 日本語ローマ字キーボード


次は日本語ローマ字キーボードで漢字を入力してみましょう。
画面の左下端辺りにある「次のキーボード」のボタンを1本指でダブルタップします。
「日本語ローマ字」と読み上げられるボタンを実行すれば、日本語の漢字仮名交じり文を入力できるキーボードが表示されます。

「asa」とでも入力してみてください。
Windowsパソコンではスペースキーで文字を変換しますが、それと同じ操作で変換候補を表示させることができます。
スペースキーに該当する箇所は「空白」と読み上げられますが、文字を入力するとその箇所は「次候補」という読み上げになります。
「次候補」の箇所を1本指でダブルタップすると、変換候補が読み上げられます。漢字などは説明読みしてくれます。
目的の候補が読み上げられたら、キーボードの右下端の「確定」ボタンを1本指でダブルタップします。

すべてをひらがなで入力したいときには、「次候補」は触らずに、「確定」ボタンを実行します。

他にも変換候補を表示させる方法があります。
文字を入力した後に、1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、変換候補の文字や単語を読み上げます。
目的の候補を1本指でダブルタップすることで文字が確定されます。

画面上に表示されている候補文字をタッチしながら目的の文字や単語を確定させることもできます。
候補文字が表示されている場所は、画面の真ん中、ちょうどキーボードのqwertyの文字の上の部分です。
この場所にタッチした後で、1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、候補文字が切り替わって表示されます。右スワイプでも候補の変更ができます。

(注意)
キーボード右下端のボタンについて、アプリによっては同じキーボードを表示していてもボタンの役割が変わり、「確定」、「改行」、「検索」と読み上げられることがあります。

検索フィールドに文字を入力している場面では、文字が確定されると、右下端のボタンは「確定ボタン」から「検索ボタン」に読み上げが変わり、検索実行のボタンとして働きます。



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■13-5 日本語かなキーボード


次に日本語かな入力のキーボードを表示させてみましょう。
「次のキーボード 日本語かな」ボタンを実行します。

携帯電話でおなじみのテンキースタイルの入力ができるようになります。
縦4行、横5列のレイアウトで、左右の両端、つまり1列目と5列目はオプションボタンになっています。

ここではいくつかの方法で入力できるのですが、よく使うと思われるものを説明してみます。

1. 一般的なテンキー入力
「う」を入力するとき、1本指を「あ」の上に置いたままでもう1本の指を3回タップする。


2. フリック入力
●「1本指のダブルタップ&ホールド」
「う」を入力するとき、「あ」を1本指でダブルタップするのですが、指はタッチしたままにしておきます。すると効果音とともに「あ」の周りを囲むように「いうえお」が表示されます。
9時の方向に「い」、12時の方向に「う」、3時の方向に「え」、6時の方向に「お」です。
タッチしたままの指を「う」の場所にスライドさせてから指を離します。
スライドでなくても、フリックやスワイプのジェスチャでその文字を選択できます。

●「1本指で上・下・左・右フリック」
1本指で画面についたホコリを勢いよく跳ね飛ばすようなしぐさです。
上下左右、目的の方向にピッと指を動かします。
画面のどこで実行してもかまいません。
スワイプよりも指が画面に接している時間は短いジェスチャとなります。

フリック入力は、ローター・カテゴリの「入力モード」がタッチ入力になっていても行えます。
その場合は1本指のダブルタップ&ホールドではなく、1本指をタッチしたままにしておくと、候補文字が表示されます。


3. ローター操作で入力モードを「ダイレクトタッチ」に切り替えると、フィーチャーフォンのボタンを押すような感覚で文字入力ができます。


濁点や半濁点を入力するキーは、「ま」のすぐ下にあります。
また、文字の種類を英語や数字に変更するには、左端の列の下から2番目のボタンを実行します。
「その他文字」、「その他数字」、「その他かな」と順に切り替わります。

削除ボタンは「さ」の右横、
「スペース」は「は」の右横の「空白」と読み上げられるボタンですが、文字の変換中には「次候補」という読み上げに鳴り、候補文字を次々に表示させるための役割を果たします。
「改行」ボタンは「ら」の右横です。


文字を変換するには、前述した日本語ローマ字キーボードと同じ手順になります。

文字を入力した後に「次候補」の箇所を1本指でダブルタップします。変換候補は説明読みしてくれます。
目的の候補が読み上げられたら、「確定」を1本指でダブルタップします。

すべてをひらがなで入力したいときには、「次候補」は触らずに、「確定」ボタンを実行します。

他にも変換候補を表示させる方法があります。
文字を入力した後に、1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、変換候補の文字や単語を読み上げます。
目的の候補を1本指でダブルタップすることで文字が確定されます。

画面上に表示されている候補文字をタッチしながら目的の文字や単語を確定させることもできます。
候補文字が表示されている場所は、画面の真ん中、ちょうどキーボードの「あ か さ」の文字の上の部分です。
この場所にタッチした後で、1本指の下スワイプか上スワイプをすることで、候補文字が切り替わって表示されます。右スワイプでも候補の変更ができます。

(注意)
「確定 改行」ボタンについて、アプリによっては同じキーボードを表示していてもボタンの役割が変わり、「確定」、「改行」、「検索」と読み上げられることがあります。

検索フィールドに文字を入力している場面では、文字が確定されると、「確定ボタン」から「検索ボタン」に読み上げが変わり、検索実行のボタンとして働きます。



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■13-6 絵文字キーボード


絵文字の入力ができます。

「次のキーボード 絵文字」ボタンを実行します。
iPhoneのモデルによっては、スペース(空白)の左横に独立して「絵文字」キーボードへの切り替えボタンが表示されています。

他のキーボードでは文字や数字が表示されていた箇所に絵文字が並んでいますが、VoiceOverはそれらを説明読みしてくれます。

画面の最下行にカテゴリボタンが配置されているので、目的のジャンルを選ぶことができます。
あるいは、3本指の左スワイプか右スワイプでページを切り替えることにより、絵文字の種類を切り替え表示します。

標準入力モードにしておいた方が絵文字を選びやすいです。
「絵文字を検索」のテキストフィールドにキーワードを入力することでも、絵文字を見つけることができます。
候補文字が表示されている場所は、画面の真ん中、ちょうどキーボードのqwertyの文字の上の部分です。
複数の候補が表示されている場合は、1本指の右スワイプで確認できます。



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■13-7 音声認識を使っての文字入力


iPhone 4Sから後に発売された製品には、標準で音声入力機能が搭載されています。
半角英字(English Japan)、のキーボードを表示させているときには英語を認識します。
日本語ローマ字、日本語かなのキーボードを表示させているときには日本語を認識します。

1. マイクのアイコンを実行する。
キーボードの右下端にマイクのアイコン、音声入力ボタンが表示されています。画面サイズの小さなiPhoneでは、スペース(空白)の左横に配置されています。
日本語のキーボードでは「音声入力」という読み上げ画、English Japanのキーボードでは「Dictate」という読み上げを確認できます。
音声入力ボタンを1本指でダブルタップすると、「ポン」という合図の音がしますが、これが録音開始を意味します。その合図の後に話しかけるわけです。
録音を終了するには、同じボタンを1本指でダブルタップします。あるいは2本指でダブルタップしても録音は終了します。合図の音とともに音声入力モードが停止して、文字認識の作業に移ります。
しばらくするとテキストフィールドに音声認識された文字が入力されます。

2. 2本指のダブルタップ
文字入力できる状態で2本指のダブルタップをすると、音声入力モードに入ります。
「ポン」という合図の跡に話しかけることができます。入力が終わったら、2本指のダブルタップで音声入力モードを終了させます。
この方法だと、マイクのアイコンを探す手間が省略できます。


英語と日本語の音声入力はインターネットにつながっていなくても利用できます。しかし、認識制度が悪いようであれば、インターネットに接続させておく方がよいでしょう。

また、設定アプリを開いて、「一般」→「キーボード」→「音声入力」がオンになっている必要があります。



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■13-8 キーボードの種類を変更する方法


これまでは「次のキーボード」ボタンを実行することでキーボードの種類を変更してきました。
この方法では順番にキーボードを切り替えて表示することができます。
しかし、複数のキーボードを登録していると、目的のものを表示させるまでに時間がかかってしまいます。
そんなときは登録しているキーボードの種類をすべて一覧表示させて、その中から選ぶ方法が便利です。

「次のキーボード」の箇所を1本指でトリプルタップします。あるいは、1本指でダブルタップ&ホールドします。
画面上に登録されているキーボードの全種類が表示されるので、目的のキーボードの箇所を1本指でダブルタップして選択します。

このときに表示されるのはキーボードの種類だけではなく、キーボードのレイアウトも指定することができます。
左手用のレイアウト、デフォルトのレイアウト、右手用のレイアウトの3種類が用意されています。



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■13-9 英語キーボードで利用できる「なぞり入力 Slide to Type」


iOS 13で加わった機能ですが、日本語キーボードでは利用できません。
英語キーボードで単語を入力するとき、文字をタップするのではなく、画面に着けたままの指を目的の文字の箇所にスライドさせていくと、iOSが単語を推測入力してくれるという機能です。

なぞり入力を利用するためには、
設定アプリを開いて、「一般」、「キーボード」と進みます。
「なぞり入力」の切り替えボタンをオンにします。

「なぞり入力を単語単位で削除」の切り替えボタンをオンにしておくと、デリートキーを1回実行しただけで、なぞり入力で決定された単語を削除できます。1文字ずつ削除する手間はなくなるということです。

また、VoiceOverのローター・カテゴリに「なぞり入力」を追加しておけば、不必要なときにはすぐにオフにできるので都合がよいです。


では、「hotel」という単語を入力してみましょう。

1. まずは先頭の文字であるhを指定します。
標準入力モードではhの箇所をフォーカスして1本指でダブルタップ&ホールドします。
タッチ入力とダイレクトタッチ入力の場合は、hを長押しします。
するとポコポンという効果音が聞こえるので、先頭の文字として指定された合図になります。

2. 画面に付けたままの指をhからoの箇所へスライドして、そのままtへ。
つづいて、e、lに指をスライドします。次の文字へ進むときには、指を少し停止してから動かすとよいでしょう。

3. 音声で「hotel」という単語を読み上げてくれたならば、指を画面から離します。


なぞり入力した単語の後につづけてなぞり入力すると、自動的にスペースが挿入されます。

QWERTYキーボードのレイアウトがわかっている人にとってはゲーム感覚的に利用できる入力方法です。



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■■チャプター14 文字の削除、テキスト編集


テキストフィールドの中では、挿入ポイント(カーソル)を動かすことで目的の文字を削除したり、範囲選択をしてコピー、ペースト、カットなどの操作ができます。

また、テキストが編集状態でなくても、たとえばメールアプリで表示している本文の内容をコピーすることもできます。

Windowsのパソコンで文字を入力していると、「文字をタイプしたい場所にカーソルを動かして」とか、「削除したい文字にカーソルを合わせて」とかいった表現がよく登場します。
iOSのテキストフィールド内ではこのカーソルのことを「挿入ポイント」と表現しています。



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■14-1 入力文字の削除や取り消しの操作


テキストフィールド内で文字の取り消しや削除をするには、いくつかの方法があります。

1. 一文字ずつ削除する
QWERTY配列のキーボードでは、mキーの右横が削除、バックスペースボタンになっています。
直前に入力した文字を削除することができます。
日本語仮名キーボードでは「さ」の右横に配置されています。
 入力モードによってはこのボタンを実行させる方法が異なります。
・標準入力モードでは、1本指のダブルタップ。
・タッチ入力モードでは、指を削除ボタンから離す。
・ダイレクトタッチ入力モードでは、直接削除ボタンをタップ。
スプリットタップはいずれの入力モードでも利用できます。
 この削除ボタンを1本指でダブルタップ&ホールド、つまり1本指でダブルタップして2回目のタップでは指をつけたままにしておくと、画面から指を離すまで削除の操作がつづけられます。
削除ボタンを押し続けるわけです。
挿入ポイントのある位置から先頭の文字までを一気に削除するときに活用できます。

2. 削除したい文字に挿入ポイントを合わせて削除ボタンを実行する
ローター操作で「文字」に合わせます。これにより1本指の上スワイプで左隣の文字へ、下スワイプで右隣の文字へ挿入ポイントを移動させることができます。
 上スワイプで挿入ポイントを移動した場合、読み上げのあった文字のところで削除ボタンを実行すると、削除されるのは左隣の文字になります。
Windowsでのバックスペースキーと同じ働きをします。
 下スワイプで挿入ポイントを移動した場合、読み上げのあった文字のところで削除ボタンを実行すると、その文字が削除されます。
Windowsでのデリートキーと同じ働きをします。

3. 「テキストを消去」ボタンを使う。
テキストを入力するフィールドの右横には「テキストを消去」ボタンが表示されています。これをダブルタップするとフィールド内の文字列が全て削除されます。
ただし、すべてのテキスト入力の画面でこのボタンが表示されるわけではありません。

4. iPhone本体をシェイクする。
シェイクするとは、iPhone本体をゆするように小刻みに動かすことです。
すると、「取り消す入力」の画面が表示されます。
「取り消し」ボタンを実行すれば直前に入力した文字列を消去することができます。
音声入力を試みてその変換結果が期待外れだったとき、そんな場面で活用できます。
 間違えて「取り消し」ボタンを実行した場合、それをキャンセルすることができます。
再びiPhone本体をシェイクすると、取り消した前の状態に戻すかどうかの問い合わせ、「やり直す入力」の画面が表示されます。
 シェイクの機能は設定アプリの中でオンとオフの切り替えができます。
設定アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「タッチ」と進むと、
「シェイクで取り消し」のオン・オフ切り替えボタンがあります。



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■14-2 文書の先頭と末尾への挿入ポイントの移動


文字を入力するには、検索フィールドやテキストフィールドと読み上げされる項目を、1本指のダブルタップで開く必要があります。
テキストフィールドが開くと、ソフトウェア・キーボードが表示されます。

テキストフィールドの中に何も文字が書かれていなければ入力位置は先頭にあります。すでに文字が入っていれば、入力位置は末尾か先頭になります。これは音声でアナウンスしてくれます。
「末尾に挿入ポイント」、「先頭に挿入ポイント」と読み上げてくれます。

先頭にある挿入ポイントを文書の末尾に移動させたい場合、再びテキストフィールドの場所を1本指でダブルタップしてください。
文書の先頭や末尾へのカーソル移動はこの操作で実行できます。



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■14-3 1本指の下スワイプか上スワイプによる挿入ポイントの移動


テキストフィールド内でも1本指の下スワイプか上スワイプにより、文字、単語、行単位でのカーソル移動ができます。
ローター操作で目的のカテゴリに合わせてから、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。

 文字単位での移動のときには一文字ずつ説明読みをしてくれます。
たとえば下スワイプの操作で右横の文字を読ませた後に、何も操作をせずに待ってみます。
やや遅れてから説明読みを確認することができます。


文字単位で移動したときの文字の挿入箇所について説明します。
たとえば半角数字で「1245」とすでに書きこまれています。これを「12345」にしてみましょう。
テキストフィールドを開き、ローター・カテゴリを「文字」に合わせます。
挿入ポイントが末尾にある場合は、1本指の上スワイプで「4」と読み上げられる場所に移動します。ここで「3」と入力すると、挿入される場所は「4」の左隣になります。

挿入ポイントが先頭にある場合は1本指の下スワイプで「2」と読み上げられる場所に移動します。ここで「3」と入力すると、挿入される場所は「2」の右隣になります。



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■14-4 複数のページにまたがる長文の中での挿入ポイントの移動


たとえばメモアプリで複数のページにまたがるような長文を編集する場合、特定の箇所に挿入ポイントを移動させたいとき、文書の先頭や末尾からいちいち挿入ポイントを行単位で動かすのは手間がかかります。

そんなときには移動させたい箇所が含まれたページを表示させてから目的の場所近くに挿入ポイントを移動させることができるので、手間が省けます。

たとえば5ページある文書の3ページ目の箇所に挿入ポイントを合わせたい場合、

1. テキストフィールドのカ所にタッチする。
画面から指を離して、3本指の上スワイプで3ページに移動する。

 2. 画面の中央に1本の指でタッチすると表示されている文の内容を読み上げてくれますが、そのまま指を目的の箇所に滑らせていき、画面から指を離します。

3. 1本指でダブルタップすると、挿入ポイントは先ほど指を離した箇所の文頭に移動します。

4. ローターを文字や単語単位での移動に合わせて目的の単語の箇所に挿入ポイントを移動します。



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■14-5 すべてのテキストを選択してコピー&ペースト


文字が入力できる状態ではローター操作で「編集」というカテゴリが現れます。
ここでは、先ほどのメモアプリの画面でテキストフィールドに入力した文字を、同じメモアプリの中の検索フィールドにコピーする方法を紹介します。

1. メモアプリの新規メモの画面で検索フィールドに文字が入っていることが前提です。そして今は文字入力できる状態であることを確認してください。
画面の下半分にキーボードが表示されていれば文字入力状態です。
もしキーボードが表示されていなければ、テキストフィールドをダブルタップして開いてください。

2. ローター操作で「編集」に合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプを繰り返して「すべてを選択」という読み上げに合わせます。
つづいて1本指でダブルタップします。

3. 1本指の下スワイプか上スワイプを繰り返して「コピー」に合わせます。
つづいて1本指でダブルタップします。
これでフィールド内の文字すべてがクリップボードに記憶されました。

4. メモアプリの中で、検索フィールドが表示されている画面に切り替えます。
画面の上の箇所にある「メモ 戻る」ボタンを実行します。
その箇所へは左スワイプのジェスチャでも移動できます。
また、スクラブのジェスチャを行うと、画面がすぐに切り替わります。

5. 検索フィールドを開きます。

6. ローター操作で「編集」に合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプを繰り返して「ペースト」という読み上げに合わせます。
つづいて1本指でダブルタップします。
これで先ほどの文字列が貼り付けられました。


ローター・カテゴリの「編集」の中にはコピーやペーストの他にも項目が用意されています。
「すぺてを選択」の実行後に「カット」を実行すれば、テキストフィールド内のすべての文字列を削除することができます。

ここではテキストフィールド内のすべての内容をコピーする操作について説明しましたが、一部の文字列を範囲指定してコピーやカットすることもできます。



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■14-6 範囲指定してコピー&ペースト 「テキスト選択」機能を利用する


テキストフィールドの中だけでなく、画面に表示されているメールの本文や、サファリのウェブページの一部を、範囲指定してコピーすることができます。
他のアプリでも画面に表示されている内容を、同じ操作でコピーできる場合があります。

ローター・カテゴリの「テキスト選択」という機能を利用すれば、比較的容易くテキストの範囲選択をすることができます。

デフォルトではローター操作で「テキスト選択」は現れないようになっているので、設定アプリの中で自分でカテゴリを追加する必要があります。
設定アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「ローター」と進んでいきます。
この中ではローター操作で利用できるカテゴリが一覧表示されていますが、選択状態になっていないと実際のローター操作では出現しません。
「テキスト選択」の箇所を見つけて1本指でダブルタップすることで、選択状態にしておきます。

1. 練習として、コピーしたいメール本文かウェブページを表示させます。

2. VoiceOverカーソルをコピーしたい文字列の先頭に移動します。
目的の文字が読み上げられたら指を離します。

3. ローター操作で「テキスト選択」のカテゴリに合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプで範囲選択する単位を切り替えることができます。
文字選択、単語選択、行選択、ページ選択、すべてを選択。
 ここでは単語選択を試してみます。
1本指の下スワイプで「単語選択」という読み上げが確認できたら、画面から指を離します。

4. 1本指の右スワイプを行うと、現在の文字の位置から右方向に向かって単語が選択状態になります。
逆方向に選択範囲を広げるには1本指の左スワイプです。
範囲選択を広げるにはスワイプを続けます。
 選択状態になった文字列は、その文字列の読み上げの後に「選択中の」とアナウンスされるので確認できます。
 初めは単語単位で選択していて途中で文字単位に切り替えたい場合、1本指で植えスワイプして「文字選択」の状態に切り替えます。
1本指で右スワイプすると、右方向に1文字ずつ選択範囲を広げていくことができます。
 「すべてを選択」に合わせてから1本指の右スワイプを1回すれば、現在位置から最後までの文字列が範囲選択されることになります。

5. 選択範囲を狭くするには逆方向にスワイプ。
選択範囲を指定している状態で、目的より多くの文字列を選択してしまった場合、逆方向にスワイプします。
文字列の読み上げの後に「選択を解除」とアナウンスされます。

6. 文字列の選択が終われば、ローター操作で「編集」のカテゴリに合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプで「コピー」に合わせてダブルタップします。
これで選択された文字列がクリップボードにコピーされたことになります。

7. コピー先のテキストフィールドを開きます。
メモアプリなど別のアプリを起動してテキストフィールドを開いてもかまいません。
ローター操作で「編集」に合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプで「ペースト」に合わせてダブルタップします。
これでコピーした内容が貼り付けられました。



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■14-7 範囲選択してコピー&ペースト 「ピンチアウト・ピンチイン」のジェスチャを利用する


テキストフィールドの中だけでなく、画面に表示されているメールの本文や、サファリのウェブページの一部を、範囲指定してコピーすることができます。
他のアプリでも画面に表示されている内容を、同じ操作でコピーできる場合があります。

●「2本指でのピンチアウト」
2本の指を同時に画面にタッチし、指と指の感覚を広げていきます。
広げていく方向は上下左右、斜めでもかまいません。
たとえば親指と人差し指の腹をくっつけてアルファベットのOの字を作ります。そして2本の指を同時に画面にタッチします。その場所から指と指の間を引き離していき、アルファベットのOからCの字に変えていくイメージをするとよいでしょう。

使用する2本の指はどの指でもかまわないので、たとえば左右の人差し指を使う人もいるようです。
また、2本の指をくっつけたまま画面にタッチしてもよいですし、少し距離を開けてタッチしても大丈夫です。

指と指の間を広げていく仕草では、2本の指それぞれを動かして広げていってもよいですし、1本は固定したまま、もう1本だけ動かすというしぐさでもかまいません。

(注意)
ピンチアウトのジェスチャが間違えられて、ローター操作だと認識される場合があります。
同時に2本の指を画面にタッチしないとスプリットタップと誤認識される場合もあります。

大切なのは、同時に2本の指で画面をタッチする、そして、タッチしたままの2本の指の距離を広げていくということです。


1. 練習として、コピーしたいメール本文かウェブページを表示させます。

2. VoiceOverカーソルをコピーしたい文字列の先頭に移動します。
目的の文字が読み上げられたら指を離します。

3. 2本の指を同時に画面にタッチします。
画面のどの場所でもかまいません。
タッチするタイミングは、文字の説明読みが終わってからにすると確実に操作できます。

4. 指と指の間を広げていきます。
文字列が選択状態になりますが、その文字列の読み上げの後に「選択中の」とアナウンスされます。
指をどの方向に滑らせても選択される文字列は、現在のVoiceOverカーソルの位置から右方向に向けてです。
範囲選択を広げるにはスワイプを続けます。
 選択範囲は文字、単語、行のそれぞれの単位を指定して広げていくことができます。
範囲を指定する前にローター操作で目的のカテゴリを選んでおきます。
初めは文字単位で選択していて途中で単語単位に切り替えたい場合、一度画面から指を離してローター操作で単語に合わせます。
再びピンチアウトのジェスチャを行うと、先ほど選択していた文字列の続きから選択範囲を広げていくことができます。

5. 逆方向に選択範囲を広げるには、
●「ピンチイン」
ピンチアウトとは逆の動きをするジェスチャで、指と指の間を狭くします。
選択される文字列は、現在のVoiceOverカーソルの位置から左方向に向けてです。

6. 選択範囲を狭くするには反対のジェスチャを行います。
ピンチアウトで選択範囲を広げすぎた場合は、ピンチインのジェスチャを繰り返します。
文字列の読み上げの後に「選択を解除」とアナウンスされます。

7. 文字列の選択が終われば2本の指を画面から離します。
次にローター操作で「編集」のカテゴリに合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプで「コピー」に合わせてダブルタップします。
これで選択された文字列がクリップボードにコピーされたことになります。

8. コピー先のテキストフィールドを開きます。
メモアプリなど別のアプリを起動してテキストフィールドを開いてもかまいません。
ローター操作で「編集」に合わせます。
1本指の下スワイプか上スワイプで「ペースト」に合わせてダブルタップします。
これでコピーした内容が貼り付けられました。



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■14-8 範囲選択してコピー&ペースト 「編集メニュー」を利用する


編集中のテキストフィールド内やメールの本文表示エリアでは、編集オプションのメニューを表示させることができます。
この編集オプションを利用することでもテキストのコピー&ペーストを実行することができます。
VoiceOverがオフの環境と同じような操作方法になります。


1. 練習として、コピーしたいメール本文かウェブページを表示させます。

2. VoiceOverカーソルをコピーしたい文字列の先頭に移動します。
目的の文字が読み上げられたら指を離します。

3. 範囲選択します。
ローター・カテゴリのテキスト選択か、ピンチアウトのジェスチャを利用してもかまいません。
好みの方法を試してください。

4. 文字列の選択が終われば、画面のどこでもよいので、1本指でトリプルタップします。あるいは、1本指でダブルタップ&ホールドします。
指を離して2秒ほどすると、効果音が聞こえると同時に編集オプションが表示されます。
指をホールドしていた場所の少し上に横一列のメニュー項目が表示されています。
VoiceOverカーソルは自動的に編集項目の最後に位置しています。1本指の左スワイプか右スワイプで目的の項目を探すことができます。
VoiceOverカーソルが自動的に移動していなければ指を画面につけて滑らせながら見つけてください。
 コピーという項目を実行します。
これで選択された文字列がクリップボードにコピーされたことになります。

5. コピー先のテキストフィールドを開きます。
メモアプリなど別のアプリを起動してテキストフィールドを開いてもかまいません。
貼り付けたい箇所で1本指のトリプルタップ、あるいは1本指のダブルタップ&ホールドを実行します。
再び編集オプションが表示されます。
ペーストの項目を見つけて実行します。
これでコピーした内容が貼り付けられました。



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■■チャプター15 メールやサファリの本文内の単語を辞書で検索する


iOSではサードパーティ製の辞書アプリを利用しなくても、OS標準の辞書が搭載されています。
画面に表示されているメールの本文や、サファリのウェブページの中の単語を、辞書で調べることができます。
テキストの範囲選択ができれば、他のアプリでも利用できます。

利用できる辞書の種類は、国語辞典、英和辞典、英英辞典、その他の外国語などです。
辞書のデータはダウンロードする必要があります。
設定アプリを開いて、「一版」→「辞書」の中で利用したい辞書を選択します。

辞書検索の手順としては、
・調べたい単語を範囲選択する。
・ローター操作で「編集」のカテゴリに合わせる。
・1本指の下スワイプか上スワイプで「調べる」に合わせて、1本指でダブルタップする。
以上です。

ローター操作を使わずに編集オプションを表示させることでも同じことができます。

「調べる」を実行した後、辞書の解説文の画面に切り替わります。
この画面では最下行に二つのボタンが表示されています。
「管理」ボタンを実行すると、辞書のダウンロードと削除ができます。
「Webを検索」ボタンを実行すると、ブラウザが開き、範囲選択したテキストでウェブ検索が行われます。

辞書の解説文を閉じるには、画面の右上端に表示されている
「完了」ボタンを実行します。



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■■チャプター16 アップスイッチャー、マルチタスク画面


一度アプリを起動すると、それらのアプリはアップスイッチャー、マルチタスク画面で確認できるようになっています。
以前に起動したアプリを開く場合、ホーム画面の中でアプリを見つけて実行するよりも、少ない手間で操作できるわけです。

使わないアプリはこの画面から閉じることで、アプリの動きを終了させることができます。
また、アプリの操作がうまくいかない場面では、一度アプリを終了させてから起動しなおすとスムーズに操作できることがあります。



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■16-1 アップスイッチャーの画面を表示する


ホームボタンのあるiPhoneの場合、
ホームボタンをダブルクリックします。

ホームボタンのないiPhoneの場合、
●「画面の下端から1本指で上スワイプ」
1本の指を画面の下端から上に向けて素早くスーット滑らせて、2回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
画面の下端にタッチしたときにはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音があり、2回目の振動の箇所ではパッというさらに高めの効果音が聞こえます。

VoiceOverがオフの環境でも同じ操作法となります。

(ヒント)
アップスイッチャーがうまく開かない場合の理由ですが、画面の下端に指をタッチしている時間が長いと、その時点から上スワイプするとうまくいきません。
まず画面の下側面に指を当てます。そのまま勢いよく指を滑らせて上スワイプしてみてください。
気を着けることは、1回目の振動で指を離すとホーム画面を開くジェスチャになってしまいます。

3D Touchが利用できるiPhoneのモデルによっては、画面の左端を3D Touchすることでもアップスイッチャーは表示されます。
すべての3D Touch対応モデルで使えるわけではありません。


画面には起動しているアプリ名の一覧が表示されます。
目的のアプリ名の箇所を実行すると、そのアプリが開きます。



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■16-2 アプリを閉じる


アップスイッチャーの画面で、終了させたいアプリの名前を読み上げさせます。三つの方法が利用できます。

1. ●「3本指の上スワイプ」

2. 1本指の上スワイプで、そのアプリ名を「閉じる」と聞こえたら、1本指のダブルタップ。これはローターが自動的に「アクション」のカテゴリになるからですが、もしもローター・カテゴリが変更されていなければ自分でローターの調整をする必要があります。

3. 1本指のダブルタップ&ホールド。次に上スワイプします。


VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、1本指の上スワイプです。



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■■チャプター17 コントロールセンターを表示する


コントロールセンターの画面を表示すると、Wi-FiやBluetoothなどの各種オンとオフの切り替え、音楽の再生コントロールなどができます。
設定のメニューを開かなくても、よく使う機能はここで実行できるようになっています。

操作できる機能は、
  • ・機内モード

  • ・モバイルデータ通信

  • ・Wi-Fi

  • ・Bluetooth

  • ・音声の出力先

  • ・画面の向きをロック

  • ・お休みモード

  • ・画面の明るさ

  • ・音量

  • ・画面ミラーリング



●「ステータスバーにタッチしてから3本指で上にスワイプ」
まず画面の上端に表示されているステータスバーにタッチして読み上げさせます。
3本の指を上に向けてスーッと滑らせてからピッと離します。
画面のどこで実行してもかまいません。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、ホームボタンがあるiPhoneの場合、画面の下端から1本指で上にスワイプです。


ホームボタンのないiPhoneの場合、次の方法も利用できます。

●「画面の上端から1本指で下スワイプ」
1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、1回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
画面の上端にタッチしたときにはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音が聞こえます。

(ヒント)
コントロールセンターがうまく開かない場合の理由ですが、画面の上端に指をタッチしている時間が長いと、その時点から下スワイプするとうまくいきません。
まず画面の上側面に指を当てて、そのまま勢いよく指を滑らせて下スワイプしてみてください。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、画面の右上端から1本指で下スワイプです。


コントロールセンターの画面を閉じるには、ホーム画面を開く操作をします。
あるいは、スクラブのジェスチャも利用できます。



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■17-1 画面を縦方向にロックする


さて、iPhoneでは多くの場合アプリの画面を縦と横の表示に自由に切り替えることができます。これはiPhone本体を縦に持ったとき、横に持ったとき、自動的に表示形式が切り替わる仕組みになっているからです。

もしも意図せずにiPhoneを傾けてしまい横表示に変わってしまうと、指を動かす方向が変わってしまうので面倒に感じることがあります。そんなときに画面を縦にだけ表示するロック機能は便利です。

コントロールセンターの中で設定することができます。
「画面の向きをロック」の切り替えボタンをオンにします。

(注意)
画面を縦方向にロックしていても、アプリの種類によっては横向きに表示されることがあります。たとえばゲームや動画の視聴アプリなどです。



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■17-2 コントロールセンターで呼び出せる機能を追加する


コントロールセンターでは次の機能を表示したり非表示にできます。

  • ・フラッシュライト

  • ・タイマー

  • ・計算機

  • ・カメラ

  • ・画面収録

  • ・拡大鏡

  • ・ボイスメモ

  • ・Apple TV Remote

  • ・アクセシビリティのショートカット

  • ・コードスキャナー

  • ・聴覚

  • ・サウンド認識

  • ・睡眠モード

  • ・Siriで着信メッセージを読み上げ

  • ・Wallet

  • ・アクセスガイド

  • ・アラーム

  • ・ストップウォッチ

  • ・ダークモード

  • ・テキストサイズ

  • ・フィードバックアシスタント

  • ・ホーム

  • ・ミュージック認識

  • ・メモ

  • ・運転中の通知を停止

  • ・低電力モード


上記の項目は追加、削除、並べ替えをすることができます。

デフォルトで表示されていない機能を追加するには、
設定アプリを開いて、「コントロールセンター」と進み、追加したい機能の挿入ボタンを実行します。



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■17-3 コントロールセンターの項目を非表示にする


不必要な項目を表示させたくない場合、設定アプリのコントロールセンターの画面の中で操作します。
もし「計算機」を非表示にしたい場合、「計算機」の箇所で、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「削除」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。

もし「削除」の読み上げを確認できなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリに合わせる必要があります。



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■17-4 画面収録


iOS 11からは「画面収録」という機能が加わりました。
デフォルトでは表示されていないので、設定アプリの中から追加登録しておく必要があります。

この機能を利用すると、iPhoneの画面の様子をビデオ録画できます。

自分がプレイしているゲームの様子を人に見せたいときや、アプリの使い方を説明するときなどに活用できます。
録画されたビデオはカメラロールに保存され、カメラアプリで録画したビデオデータと同じように扱えます。

VoiceOverユーザにとってもこの画面収録の機能は歓迎されています。
アプリの開発者に改善点のリクエストを送るとき、アップルにiOSのバグレポートを送信するときなどに利用できるからです。

前述の手順で、コントロールセンターの中に画面収録の機能を追加しておくとよいでしょう。


VoiceOver環境で画面収録するときに気を付けないといけないことは、スクリーンカーテンをオフにしておくということです。
また、デフォルトではマイクによる録音がオフになっているので、それをオンにしておく操作が必要になります。

マイクをオンにすることで、VoiceOverの読み上げ音声と自分の声が録音できるようになります。

画面収録の録画と停止をする手順は、

1. コントロールセンターを表示させます。

2. 「画面収録」の箇所で1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「コントロールを開く」を実行します。
あるいは1本指のトリプルタップでもコントロールのメニューを開くことができます。

3. 「マイク」の切り替えボタンをオンにします。

4. 同じ画面の中には
「収録を開始」ボタン
の項目がありますが、ここを実行すると3秒後に録画が始まります。
収録中その箇所は「収録を停止」という読み上げになり、収録停止ボタンの役割を果たします。

5. 録画の開始と停止の操作は、コントロールセンターを開いて「画像収録」の箇所を実行することでも動作します。


録画と停止の時にはピッという効果音が聞こえます。
また、収録中はステータスバーの左端の項目から1本指で左スワイプすると「収録中」という読み上げを確認することができます。
その箇所を実行すると、停止ボタンが表示されます。

収録されたビデオは写真アプリの中で確認することができます。



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■■チャプター18 通知の画面を表示する


天気やツイターの返信などのお知らせ情報は、通知の画面を表示させることで素早く閲覧することができます。
iOS 12からは同じアプリからの通知は一つの項目としてまとめられるようになりました。

●「ステータスバーにタッチしてから3本指で下にスワイプ」
まず画面の上端に表示されているステータスバーにタッチして読み上げさせます。
3本の指を下に向けてスーッと滑らせてからピッと離します。
画面のどこで実行してもかまいません。

VoiceOverがオフの時の標準ジェスチャは、ホームボタンのあるiPhoneでは、画面の上端から1本指で下にスワイプです。


ホームボタンのないiPhoneの場合、次の方法も利用できます。

●「画面の上端から1本指で下スワイプ」
1本の指を画面の上端から下に向けて素早くスーット滑らせて、2回目のハプティックフィードバック(振動)を確認したら指を離します。
箒で掃くようなしぐさです。
画面の上端にタッチしたときにはポッという低めの効果音があり、1回目の振動を確認できる箇所ではプッという高めの効果音があり、2回目の振動の箇所ではパッというさらに高めの効果音が聞こえます。

VoiceOverがオフの環境では、画面の上端から1本指で下スワイプです。
ただし、右上端から下スワイプするとコントロールセンターが開いてしまいます。

(ヒント)
通知がうまく開かない場合の理由ですが、画面の上端に指をタッチしている時間が長いと、その時点から下スワイプするとうまくいきません。
まず画面の上側面に指を当てて、勢いよく指を滑らせて下スワイプしてみてください。
1回目の振動で指を離すとコントロールセンターを開くジェスチャになってしまいます。


通知の画面を閉じるには、ホーム画面を開く操作をします。
あるいは、スクラブのジェスチャも利用できます。



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■18-1 通知の削除


通知の画面ではアプリからの通知内容が表示されますが、その通知の箇所を実行してアプリを開くと、通知画面からは非表示になります。

もしアプリを開かずに削除したい場合は、その通知の箇所で1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「削除」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。

もし「削除」の読み上げを確認できなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリに合わせる必要があります。


アプリごとにではなく、一度にすべての通知を削除することもできます。
「消去」ボタンを実行すると確認のメッセージが表示されるので、そのボタンを実行します。
あるいは、「消去」の箇所で1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「すべての通知を消去」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。
もし「すべての通知を消去」の読み上げを確認できなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリに合わせる必要があります。

確認メッセージを表示させずに一気に削除したいときには、「消去」の項目を1本指で4回タップします。



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■18-2 通知の画面のページ切り替え


通知の画面は3ページに分かれています。
ジェスチャで通知を表示させたときの画面は2ページ目になります。

3本指の右スワイプか左スワイプで切り替えることができます。

2ページ目は通知内容が表示されている画面、
1ページ目は「今日 Today」の表示画面、ホーム画面の0ページ目と同じです。
3ページ目はカメラで撮影する画面になります。



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■18-3 ウィジェット


通知の画面の1ページ目、「今日」の表示画面にはウィジェットを表示させることができます。

一つの画面に複数のアプリからの情報を表示できるので、アプリを切り替え表示する手間が省けます。
予定やニュースを閲覧するのに活用されています。

「表示を増やす」ボタンや「表示を減らす」ボタンを実行することにより、閲覧できる情報量は変わります。


ウィジットの追加、削除、並べ替えをするには、
「編集」ボタンを実行します。

すでに登録済みのウィジットの名前が一覧表示されます。
追加したいアプリがあれば
「挿入」ボタンを実行します。

登録済みのアプリを削除する場合は、そのアプリの名前の箇所で、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「削除」と読み上げられたら、1本指のダブルタップで実行します。

もし「削除」の読み上げを確認できなければ、ローター操作で「アクション」のカテゴリに合わせる必要があります。



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