■■一覧3 点字デバイスからの制御コマンド一覧 (2021年9月22日現在 iOS 15.0)

■■一覧3 点字デバイスからの制御コマンド一覧


(2021年9月22日現在 iOS 15.0)

対応している点字ディスプレイはBluetooth経由で接続させることができます。読み上げられる内容は点字で表示します。
また、点字キーボードが搭載されているデバイスであれば、iOSを制御するためのコマンドが利用できます。

Apple - Accessibility - iPhone - Supported Braille Displays (英語)
http://www.apple.com/accessibility/iphone/braille-display.html
-- iPhoneのVoiceOverに対応した点字ディスプレイの一覧です。

点字ディスプレイを接続する手順は、「設定」アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「点字」の中で行います。
詳しい接続方法は点字ディスプレイによって異なるので、そちらの使用法をご確認ください。

点字コマンドがカスタマイズできるようになったのがiOS 11からです。既存のコマンドを変更したり、デフォルトでは用意されていないコマンドを追加登録することができます。
詳しくは
■■一覧9 カスタマイズできる点字コマンド
http://voicei-gestures.seesaa.net/article/482639198.html
のセクションを参照してください。
 ペアリングした点字デバイスによって、利用できるコマンドやキーの組み合わせが異な
ります。
ここではブレイルセンスU2で確認しています。






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■一覧3-1 デフォルトの点字コマンド


 ここからはテーブルです。
スクリーンリーダー環境で閲覧している方は、テーブルモードで読み進めると便利です。










































































































































































































































































































































































説明

コマンド

対応するジェスチャ

前の項目に移動

1 + スペース

1本指の左スワイプ

次の項目に移動

4 + スペース

1本指の右スワイプ

点字ディスプレイを左へパンする。

前の点字列を表示

2 + スペース

 

点字ディスプレイを右へパンする。

次の点字列を表示

5 + スペース

 

最初の項目に移動

1-2-3 + スペース

画面の上半分を4本指でシングルタップ

最後の項目に移動

4-5-6 + スペース

画面の下半分を4本指でシングルタップ

次のページへ。

右にスクロール

1-3-5 + スペース

3本指の左スワイプ

前のページへ。

左にスクロール

2-4-6 + スペース

3本指の右スワイプ

前の画面へ。

上にスクロール

3-4-5-6 + スペース

3本指の下スワイプ

次の画面へ。

下にスクロール

1-4-5-6 + スペース

3本指の上スワイプ

項目の概要を読み上げ

3-4 + スペース

3本指のシングルタップ

前のローター

2-3 + スペース

2本指で反時計回りに回転

次のローター

5-6 + スペース

 2本指で時計回りに回転

前のローター項目

3 + スペース

1本指の上スワイプ

次のローター項目

6 + スペース

1本指の下スワイプ

アクティベート。

項目の実行

3-6 + スペース

1本指のダブルタップ

ステータスバーに移動

2-3-4 + スペース

 

ホーム画面の表示

1-2-5 + スペース

ホームボタンの1回クリック、

画面の下端から1本指で上にスワイプ



アップスイッチャーの表示

1-2-5 + スペースを2回

ホームボタンの2回クリック、

画面の下端から1本指で上にスワイプ



ヘルプモードの開始

VoiceOverの操作練習の画面を表示。

(エスケープで解除)

1-3 + スペース

4本指のダブルタップ

すべて読み上げ。

最初の項目から連続読み

1-2-3-5 + スペース

2本指の上スワイプ

上から読み上げ。

選択した項目から連続読み

2-4-5-6 + スペース

2本指の下スワイプ

スピーチを切り替え。

連続読みの一時停止と再会

1-2-3-4 + スペース

2本指でのシングルタップ

VoiceOver音声の消音のオンとオフを切り替え

1-3-4 + スペース

3本指のダブルタップ

音量アップ

3-4-5 + スペース

 

音量ダウン

1-2-6 + スペース

 

スクリーンカーテンのオンとオフを切り替え

1-2-3-4-5-6 + スペース

3本指のトリプルタップ

エスケープする

1-2 + スペース

スクラブ

デリート

1-4-5 + スペース

 

デリート

7

 

エンター

1-5 + スペース

 

エンター

8

 

タブ

2-3-4-5 + スペース

 

シフト + タブ

1-2-5-6 + スペース

 

使用可能な点字出力モードを切り替える

1-2-4-5 + スペース

 

使用可能な点字入力モードを切り替える

2-3-6 + スペース

 

テキストの選択範囲を右に広げる

2-5-6 + スペース

 

テキストの選択範囲を左に広げる

2-3-5 + スペース

 

すべてを選択

2-3-5-6 + スペース

 

カット

1-3-4-6 + スペース

 

コピー

1-4 + スペース

 

ペースト

1-2-3-6 + スペース

 

取り消す

1-3-5-6 + スペース

 

やり直す

2-3-4-6 + スペース

 

項目にラベルを付ける

1-2-3-4-6 + スペース

2本指のダブルタップ&ホールド

項目セレクタを表示

2-4 + スペース

2本指のトリプルタップ

イジェクト

(スクリーンキーボードの表示切り替え)

1-4-6 + スペース

 

点字デバイスから実行した内容の履歴表示

1-3-4-5 + スペース

 

通知の表示

4-6 + スペース

ステータスバーにタッチした後で3本指の下スワイプ、

画面の上端から1本指で下にスワイプ



コントロールセンターの表示

2-5 + スペース

ステータスバーにタッチした後で3本指の上スワイプ、

画面の上端から1本指で下にスワイプ



テキストスタイルの読み上げ

2-3-4-5-6 + スペース

 

テキスト検索の項目。

検索フィールドを開き、その画面内の検索

1-2-4 + スペース

 

クイックナビゲーションのオンとオフを切り替え

1-2-3-4-5 + スペース

 

1文字クイックナビゲーションのオンとオフを切り替え

1-2-3-4-5-7 + スペース

 

マジックタップ。

アクションの開始と停止

1-5-6 + スペース

2本指のダブルタップ

項目を押えたままにする、長押し

3-6-7-8 + スペース

1本指のダブルタップ&ホールド

3D Touchで項目をプレビュー

(対応端末のみ)

3-5-6 + スペース

1本指で画面を深押し

前の表示中のAppに移動

3-5 + スペース

 

次の表示中のAppに移動

2-6 + スペース

 

翻訳

4-5 + スペース

 

コマンドキー

1-7 + スペース

 

コマンドキーを切り替え

1-8 + スペース

 

オプションキー

2-7 + スペース

 

オプションキーを切り替え

2-8 + スペース

 

コントロールキー

3-7 + スペース

 

コントロールキーを切り替え

3-8 + スペース

 

シフトキー

4-7 + スペース

 

シフトキーを切り替え

4-8 + スペース

 

FNキー

5-7 + スペース

 

FNキーを切り替え

5-8 + スペース

 




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■一覧3-2 点字デバイスからの文字列のコピー操作


 点字ディスプレイから文字列の選択操作ができます。

1. 選択範囲の先頭にVoiceOverカーソルを合わせます。

2. 点字ディスプレイのキーボードから「2-5-6 + スペース」を入力します。
選択された文字列の下にアンダーラインが表示されます。

3. さらに選択範囲を広げていくには「2-5-6 + スペース」の入力を繰り返します。
  選択範囲は文字、単語、行のそれぞれの単位を指定して広げていくことができます。
  ローター操作でカーソルが動く単位を切り替えます。

4. 選択範囲を狭くするには「2-3-5 + スペース」の入力を繰り返します。

5. コピーやカット、辞書検索などの操作が実行できます。



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■一覧3-3 点字ディスプレイでの日本語表示について


 iOS 6.0になってから日本語での点字表示がなんとかできるようになったようです。
しかし、正確な分かち書きで表示されるわけではないので、とても読みづらい状態です。

 点字キーボードからの日本語入力についても、正確に入力できない文字があるので、利用できないと考えた方がよいでしょう。
 言語環境が日本語になっていると利用できないコマンドもあります。

 まだまだiOSの日本語環境では、点字ディスプレイで読み書きするのは、実用的レベルになってはいません。
便利に活用できるとすれば、英語などの外国語を読む場面が考えられます。
今後の改良に期待したい事項です。



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