iOS 15、Safariを使う上で覚えておいた方がよいこと with iOS VoiceOver

iPhone 12 Pro, iOS 15.0のVoiceOver環境で読み上げ操作を確認しています。

ここでは、iOS 15のSafariをVoiceOver環境で使うときの工夫について紹介しています。



■ 変更されたレイアウト


 iOS 14までのSafariでは検索キーワードやURLを入力するためのテキストフィールドが画面の上部に表示されていました。iOS 15ではボタン類が下部にまとめて表示されています。

 画面の下から2行目に、

  • ・ページ設定

  • ・URL・検索キーワード入力用テキストフィールド

  • ・更新ボタン


 画面の最下行に、

  • ・戻る ボタン

  • ・早送り ボタン

  • ・共有 ボタン

  • ・ブックマークを表示 ボタン

  • ・タブ ボタン



 iOS 14のように検索フィールドなどを画面の上部に表示させることができます。
設定アプリを開いて、「Safari」の中で「タブ」の項目を
「タブバー」が選択状態になっていると、検索フィールドは画面の下部に表示されます。
「シングルタブ」を選択状態にすると、画面の上部に表示されます。



■ ツールバーを隠す


 前述したツールバーのボタン類が常に表示されていると邪魔に感じるかもしれません。
「URL・検索キーワード入力用テキストフィールド」だけを表示させて、残りを隠すことができます。

 画面の最下行のツールバー、どれか一つをフォーカスして、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。
「折りたたむ」という読み上げを確認したら、1本指ダブルタップを行います。
すると、「URL・検索キーワード入力用テキストフィールド」だけが表示される状態になります。

 非表示にしたボタン類は、画面の下半分の箇所で4本指シングルタップを行います。
すると、VoiceOverは画面の最後の項目に表示されているはずの「タブ」ボタンをフォーカスします。その箇所から1本指左スワイプを行うと、その他のボタン類を確認することができます。
どれか一つのボタンをフォーカスさせている状態で、1本指ダブルタップを行うと、隠れていたボタン類は表示されます。



■ タブの切り替え


 これまでタブ切り替え、開いていた別のページに移動するには、「タブ」ボタンを実行して一覧の中からウェブサイトを選んでいました。iOS 15では簡易的な切り替え方法が加わりました。

「URL・検索キーワード入力用テキストフィールド」をフォーカスして、1本指の下スワイプか上スワイプを行います。

  • ・リーダーを表示

  • ・前のタブ

  • ・次のタブ

  • ・折りたたむ

  • ・アクティベート


前のタブか次のタブへの移動が簡単にできるようになりました。

 「ページ設定」ボタン、「更新」ボタンをフォーカスさせた状態で1本指下スワイプを行っても同じメニューを確認できます。



■ 日本語への翻訳


 iOS 15では外国語のウェブページを日本語訳できるようになりました。

「ページ設定」ボタンを1本指ダブルタップして、
「ウェブサイトを翻訳」ボタンと進み、
「日本語」の箇所を1本指ダブルタップします。

 元の言語に戻すには、
「ページ設定」ボタンを1本指ダブルタップして、
「オリジナルを表示」の箇所を1本指ダブルタップします。